レスキューレベルはエリアでツリーラン発生時に重要な役割を担います。いつどのような救助要請があるかわかりません。いつどんなことが起こっても対応できるように常に準備しておかなければなりません。今回の更新検定参加者の方が事前に合同練習をするなど熱心でした。当日も緊張感をもって行われました。
しっかりと練習してきた成果を発揮され見事合格です。さらに技術を磨いて、ツリーランした人を安全優先で救助してください。
日時 2024年2月20日
会場 京都府亀岡市千歳町 バーズパラグライダースクール パラパーク京都エリア
検定員・レポート 大澤 行英
今週はパラシュートリガー更新研修会ウィーク。12/4,6は長野県富士見町、12/7,8は栃木県那須塩原市で開催です。
更新期間の2年(現在は3年)を経過するころには機材も多く変化しており、まずはそれに対応するための机上講習を2時間半ほど。ヨーロッパではコネクターに関する議論が多くされているようで、その動向はしっかりと知っておく必要があります。さらに実際のパラシュート開傘の動画をいくつも見ながら、開傘プロセスに関して理解を深めました。
更新研修会の必要性は十分に理解していただけたかと思います。
机上講習ののちに実技。今回は二人一組で自分以外のリパックを確認することとしました。同じ技能証を保持しているのであれば、その作業内容は同じでなければならないはずです。ともすればなにかと我流になりやすいですが、そうならないための実技講習です。交代しながら2回ほどの実技。
いずれの日もおおむね同じような内容の研修会となりました。明日(12/8)は2月の九州を除き、2024年度最後の更新研修会となります。
会場:長野県富士見町商工会議所
栃木県那須塩原市ハロープラザ
10月3日JMB立山に始まり、10月4,5日とスカイ獅子吼。30時間を超えるマラソン研修検定会。途中の落伍者もなく予定通り終えることができました。
今回の研修検定会の結果をもとに、不十分な科目に対して追加の課題が全員に提出されました。まずはお疲れさまでした。みんなにパラグライダーを正しく安全に教えたい!その意欲が初めの一歩です。楽してもらえる資格に価値はありません。だからこそ、最後まで頑張りましょう!
学科講習で使用するワークブック、問題集の改訂版が完成しました。すでに改訂作業は5回目。ドイツDHVで使用されているものの翻訳から始まりましたが、日本に合わせたもの、世界基準となるものとして都度改訂されています。
タンデムパイロット技能証検定会は年に数回定期的に開催しています。受験にあたっては事前の審査があり、どなたでも受験できるというものではありません。受験資格を満たして、いよいよ受験となります。タンデムはプロの資格ですので、エキスパート証の延長ではありません。
合格まではいくつもハードルがありますが、プロの技能証とはそういうものです。
今日、1名のタンデムパイロットが誕生しました。