2008年から行っているスカイエリア京北の春の安全講習会。今年も開催されました。前日は春の山菜で天ぷらパーティー。すっかりと楽しませていただきました。明けて、講習会当日。予報では昼から風が強くなりそうです。せっかくなので、まずは講習会に一本飛ぼうということになり、みなさんで京北の空を楽しみました。ひとまず、フライトを満喫したところで講習会開始。今回は昨年の事故をもとに、潰れの対処、潰れとクラバットの違いとは、最新パラグライダーの構造変化、異常飛行にどのように対応すべきか・・・と一気に2時間ほど講習をさせていただきました。毎年思うことですが、機材の変化の速さには驚かされます。2年前の資料を見ると、すでに古い印象さえ受けます。
講習会をひとまず終えて、空を見上げるとまだまだ飛べそうです。お昼ご飯も早々に、みなさんフライト開始。非常に穏やかなソアリングコンディションをみなさんで楽しみました。気づいた点は空中から少々アドバイスをさせていただきました。
フライト終了後、今回の講習会の総括。質疑応答など交えながら、まとめとさせていただきました。
この講習会はスカイエリア京北の田中校長から、会員のみなさまへの愛情にほかなりません。今シーズンもHappy Landingでいきましょう!
主催:スカイエリア京北
協力:びわ湖スカイパーク
講師:岡田直久(JPA教育事業部長)
photos by 藤田インストラクター
パラグライダーレスキューレベル2 認定検定会 合格
・宮城 隆太(スカイトライ) 4.13 立山にて
・及川裕孝(マップス) 4.19 白鷹にて
・佐々木祥悟(寒風山) 4.19 白鷹にて
みなさま、ご苦労様でした。今後の活躍に期待しております。
今回参加は、秋田寒風山1名、岩手マップス2名、山形トントンとんび1名、京都バーズ1名の計5名様、スケジュール8:00集合前には皆さん集まりやる気満々です。
すぐに白鷹トントンとんびSHOPでミーティング本日の課題とスケジュールの説明の後、8時半まずはアクシデントパイロット捜索の実技をスタートしました。二人一組になりそれぞれのチームでGPSを頼りに山の中へ消えていきました。時々本部と無線で通信しながら9:00~9:20にそれぞれ捜索を完了しました。移動の様子はライブトラックで本部では確認できよりリアル皆さんを把握できました。
次は、皆さん木登りしながらタスクの設置を行い更新チームと、検定チームに分かれてのカウンターラッペルでの救助実技。皆さん真剣に作業を行いました。特に更新チームは要求助者が意識無しのポットハーネス使用のパイロットに設定され、大変苦労していましたがそれぞれ無事救助できました。
最後は、皆さんで力を負わせチロリアンブリッチを構築。緊張感のあるシチュエーションの、講師陣からは時折厳しい指示が飛びましたが、全員協力のもと無事完了しました。
かたずけの後ミーティング、皆さんもう一度レベル2救助の大切さを再確認をして終了しました。お疲れ様でした。
レポート:植木 亨(トントンとんびパラグライダースクール)
今回の更新会は9名が参加。会場は立山山麓小見地区にあるコミュニティセンターをお借りしました。
午前中の講義、まずはレスキューパラシュート関連の事故例報告とその考察を行いました。レスキューパラシュートが出ない(出しづらい)環境とは・ロガロパラシュートのコントロールは有効か・等について。また、開傘トレーニングについてはその重要性・事故防止に効果的なトレーニングとしての再認識が必要と思われます。今後の可能性についても、考慮すべきポイントです。
続いて「円形、ロガロ、クロス」それぞれのパラシュートの構造と特徴を説明し、最新のクロスパラシュートのメリットも良く理解できました。
最後は、リパックに関してのルール再確認を行い、講義終了。
引き続き昼食までは、2人組でクロスパラシュートの構造確認&リパック手順のチェックを実施。(途中、構造についての補足説明)
昼食を挟み、午後は各自でリパック作業開始。今後、増加すると思われるクロスパラシュート2タイプ+円形の計3個を、全員にリパックして頂きました。皆さん、やや慎重な面持ちでリパックを進め・・予定時刻にはキッチリ完了。
会場片付け後、15時から総評を行い、15時半に撤収完了しました。
ハーネス&パラシュートも、いまだ発展途上の様です。ブライダル取付ポイント、収納フラップの形状&素材、インナーコンテナ構造・・。リガ―の皆様、今年も頑張りましょう!
レポート:関沢 孝之(JMB立山パラグライダースクール、JPA教育事業部担当理事)