2月15日
レスキューレベルはエリアでツリーラン発生時に重要な役割を担います。要救助者の安全を守りつつ、救助する側も安全を最優先にできなければなりません。今回の更新検定会も緊張感をもって行われました。
レベル2といえども要救助者の意識がないという場面に遭遇する可能性があります。また要救助者が手を負傷していて自己確保できないかもしれません。今回はそういう状況でも救助が出来るよう検定に臨んで頂きました。
雪が降りしきる悪条件の中、自分の安全確保も考えながら救助するということは厳しいかったことと思いますが、救助に気象条件が味方してくれるとは限りません。普段やっていないことで苦戦している場面もありましたが、安全に終了。これからもたゆまぬトレーニングを行いエリアの守護神として活躍してくださることを願っております。
参加者4名:宮田歩(スカイテック 更新)、竹村治雄(ジャム 更新)、西野力也(今井浜 k更新)、森啓太(VAN 更新)
合格者:全員合格
2月16日
新たにレスキューレベル2取得を目指す方と更新の方の検定会となりました。更新の方はさすがに落ち着いた様子でした。皆さん練習をしっかりされているようで十分技量は兼ね備えておられました。しかし、練習していないことの課題となるとトラブルが発生。実際の救助はいろいろなことを想定しておかなければなりません。今後よりいっそう練習を積んで、万が一のツリーラン発生の際には頼れる存在になってくださることを期待します。
参加者3名: 中川清一(ジャム 新規)、朝山真次(バーズ 新規)、鈴木考世(MAPS 更新)
合格者:全員合格
検定員・レポート 大澤行英
長野県安曇野市にて、JMB富士見パノラマパラグライダースクール主催のレスキューレベル2更新研修会・認定検定会が開催されました。
木登り、ユマーリング、ルートファインディング、岩登りとビレー、救助の応用課題などを朝8時半から日暮れ間近の17時半まで行いました。それでも不足した分に関しては後日課題提出となりました。
本日の合格者は1名: 太田毅彦(JMB富士見パノラマパラグライダースクール)
太田さんは安全対策会議でも講師をしていただいた方ですが、積極的に様々な練習に参加され、意欲的に様々な技能証を取得をされています。
みなさま、お疲れさまでした。残りの課題提出、頑張りましょう。
3月中旬にタンデムパイロット技能証検定会を予定しております(場所未定)。
受験にあたっては、受験資格をご確認下さい。また、2月20日までに技能レベルを証明できるフライト動画を事務局に提出してください。なお、検定員が動画を見て、技術不十分と判断した場合は受験を見送らせてもらいます。
よろしくお願いします。
JPA教育事業部
早くも2023年度最後のパラシュートリガーの更新研修会が開催されました。この時期、富士見町にはめずらしく暖かな南風が吹き、小春日和の一日となりました。
今回も前回同様に、昨今のセーフティノーツ、ENテストの正しい理解、セーフティートレーニングで問題となっていることなど、150分ほど机上講習。のちに実技へと移りました。実技ではクロスパラシュートの構造を正しく理解することとしました。
リガーの仕事はいかに細かいところに気配りができるかということが重要です。リガーの仕事ではリパックをするために専用の道具をいくつか使用しますが、その使用方法、なぜ使用するかということを理解していませんとその有効性は見出せません。
とかく我流となりがちな作業を見直す意味でも更新研修会は重要です。
場所:長野県富士見町 ジュネス八ヶ岳
協力:JMB富士見パノラマパラグライダースクール
更新:青木翼(浜名湖)、市古修(スカイトレイル)
外はあいにく北風が強く吹いており、フライト実技を行うことはできませんでしたが、念のために用意をしていた体育館で、タンデムに関する実技を行いました。ご自分で実践することと、ほかのインストラクターの実技を見ることで多くを学ぶことができました。
机上講習では、最近の機材の変化に伴う講習方法に関して学びました。テイクオフの方法、ビッグイヤーのバリエーション、スパイラルの練習方法など、インストラクターは個々のグライダーの特徴を理解したうえで講習を行う必要があります。
今後は各自で実践した講習方法をお互いに共有できる機会を持つことができればと思います。お疲れさまでした。
協力:KPSパラグライダースクール
会場:スナイプ那須、田舎ランド
更新:
及川正博
三浦新二
谷田重雄
水沼典子
佐藤良太
望月正美
小林晋
鈴木孝世
辻 強
立花圭介