JPA・インストラクターセミナーin台湾

 台湾の政府機関である教育省(日本の文科省)主催のパラグライダーセミナーが今週の4/25-26に台湾の台南市で開催されます。全国から50名以上のインストラクターが集まり、2日間の研修そして試験が行なわれます。ちょうど、私たちもJPA設立当時にインストラクターが一同に会してDHV・クラウス氏のセミナーを受講しましたが、それと似ています。開催に至る経緯も同じようなものでしたので、立案から協力をして、このプロジェクトを推し進めてきました。
 今回、JPA教育事業部の岡田教育事業部長が台湾教育省に招聘され、このセミナーのなかで、フライト技術および、レスキューパラシュートに関して講義を行なうこととなりました。
 アジアでのセミナーは韓国に次いで2カ国目となります。JPAの取り組みはアジアに広がります。



インストラクター更新研修会 4/16(木) スカイ獅子吼

 今回のインストラクター更新研修会は石川県での開催でした。
 フライト実技開催の予定でしたので、参加者には7時半に集合して頂きましたが、残念ながら強風でフライトすることはできずに室内での講習のみの研修会となりました。

 インストラクターとして3年に1度のこの更新研修会で原点に立ち返り、自身の見直しと、最適化を行っていただきました。
 まずは、様々なアクシデント・インシデントの事例や最新機材に関する傾向と対策などの情報を提供をおこない、いろいろな方向に常にアンテナを張ることの大切さを感じていただきました。
その後、「より明瞭な講習カリキュラムと指導方法」の実現に向けて、現在の講習方法の見直しや、新しい提案、指導方法の基本的概念など、多角的に話し合っていきました。新しい講習方法の提案は実技デモンストレーションのビデオ等を扇澤氏に製作していただいたものを合わせてご紹介し、具体的で即実用可能なものです。
 時代の変化やニーズに合わせた講習内容を導入し、パラグライダーをより多くの方に身近に感じて頂けるよう、インストラクターも進化していかなければいけません。

 今回の研修会に参加していただき、今後ともより多くの方に的確にパラグライダーを指導し、多くの方に楽しさを伝えることができるインストラクターとしてさらに躍進して頂けることと思います。
 朝早くからお集まり頂き、今回の研修会にご参加いただいた皆様ありがとうございました。

会場:スカイ獅子吼パラグライダースクール(石川県)

講師:前堀 善斗 (スカイブルー八方尾根パラグライダースクール)

更新:
小塚俊昭(となみ野レパラグライダースクール)
上野亨(トップフィールド群馬)
佐々木泰文(パラライフ北海道)
植村克政(JMB富士見パノラマパラグライダースクール)
後藤俊文(栂池パラグライダースクール)
植木亨(トントンとんびパラグライダースクール)
阿久津博昭(白樺湖スカイウェイパラグライダースクール)
初瀬宗子(スカイ獅子吼パラグライダースクール)
鈴木達之(KPS那須高原パラグライダースクール)
前堀博史(スカイブルー八方尾根パラグライダースクール)
宇治山寛(スカイブルー八方尾根パラグライダースクール)
望月正美(新治こまちパラグライダースクール)
(順不同)


JPAパラシュートリガー更新研修会 4/14(火)白鷹スカイパーク

 余裕をもって7時半に会場入りしましたが、すでにみなさん到着されています。みなさん、白鷹の植木校長にモーニングコーヒーで出迎えていただきました。今季2回目となるリガー更新研修会は予定を大幅に早めて8時に開始することができました。
 まずは最近の「ひやっと事例」をみなさんで共有。事故を未然に防ぐには大切なことです。リガーとしてなにが大切かということを再確認し、本題へと移りました。
 今回はレスキューシステムのコンストラクション(構造)に関して詳しく学びました。構造を正しく理解することが、いかなるハーネス、パラシュートをパックする上で非常に重要です。アメリカ連邦航空局のリガー試験で学んだ内容、パラシュートマニュアルなどを参照し、資料を作り上げそれをもとに講習を進めました。
 ご自分のハーネス、レスキューパラシュートの構造を一通り見たところで、時計はすでに12時。あっというまに時間が経過していました。お昼休みも早々に、構造の確認、そしてパックを2回ずつ繰り返し行い理解を深めました。15時半、今回の更新研修会は終了。
 2年に一度の更新研修会では、毎回新しいテーマに関して学びますが、これはパラグライダーの道具が進化し続ける限り、続くことになりそうです。

会場:白鷹スカイパーク(山形県)

講師:岡田 直久(アメリカ連邦航空局パラシュートリガー)

更新:小野寺 久憲(寒風山)
   立花 圭介(七時雨)
   鈴木 孝世(マップス)
   平出 昌史(KPS富士見高原)



ガーナ・パラグライディングフェスティバル

 イースターマンデーということで今日は祝日なようです。テイクオフに着くと久しぶりに日本語が聞こえます。今日はガーナで活動されているJICAのみなさんが10名ほどでお越しです。観光局で働いている方もいるようで、この情報をいち早く聞きつけたそうです。

 昨日よりは予約も少なそうないので、みなさんすぐに飛んでもらえそうです。今日は昨日と違いなんとテイクオフにはすばらしい風が吹いているではありませんか。スタートチェックをしてから、吹流しとにらめっこすることが続きましたが、今日は準備ができたらすぐに飛び立つことができました。

 今日の2人目のお客様はガーナ観光局のボス。10年たって意を決してのチャレンジ!見事、ナイスフライトでした。
 その後は、JICAの方たちと3名連続でフライト。久々の日本語を楽しみながらフライトしました。ガーナのことを色々と聞けるので参考になります。
 そして6人目の方、ガーナ観光局のボスのご家族。なんと110kg。今日は風も良いので楽々フライト。サーマルソアリングもできました。そして、今回最後のフライトは、グライダーのパッキングを手伝ってくれた子供と。ちょうど、西日がアフリカの大地に差し込み始めたころ。アフリカの風をたっぷりと感じて今回のフェスティバルでのフライトは終了となりました。
今回は25名の方たちとフライトすることができました。今回の収益金の使途はこれからクラウドベースファウンデーションとガーナ観光局のもとで決められます。
このすばらしいイベントに参加できていることを光栄に思います。ありがとうございました!