アシスタントインストラクター、インストラクター養成研修会
3/3-5の3日間、茨城県のエアパークCOOにてアシスタントインストラクター、インストラクター養成研修会が行われました。30時間を越える、8名の講師による研修は、参加されたみなさまの熱意の下、大変充実したものとなりました。9月の検定会に向けて頑張りましょう。お疲れ様でした。連日の研修の模様はFACEBOOKに掲載しております。
また、詳しくは後日レポートいたします。
3/3-5の3日間、茨城県のエアパークCOOにてアシスタントインストラクター、インストラクター養成研修会が行われました。30時間を越える、8名の講師による研修は、参加されたみなさまの熱意の下、大変充実したものとなりました。9月の検定会に向けて頑張りましょう。お疲れ様でした。連日の研修の模様はFACEBOOKに掲載しております。
また、詳しくは後日レポートいたします。
2月18日、19日と二日間にわたってパラグライダーレシュキュー3の更新・検定会が開催されました。
青木は検定会として参加です。
私の他にも初めて受ける方が2名、そして更新の方が9名。
総勢12名での更新・検定会となりました。
更新検定会の内容は恩田インストラクターが細かく報告してくれましたので、私はこの検定会で感じた事をレポートさせていただきます。
今回、青木は初めてレスキューレベル3検定会に参加しましたが多くの経験をさせてもらいました。
まずは天候です。
今まで雪が降り積もる中でのレスキュートレーニングはありませんでした。
実際行ってみて、想像以上に作業が難しく体力が奪われました。
そして、装備の重要性も痛感しました。
私のエリアでは雪が降り積もることはありませんが、ツアーで行く朝霧などでは十分可能性がある事。
行くエリアに応じた装備を準備することが重要です。
もちろん、それらの道具も使える事が前提です。
出来る事出来ないことの判断。
実際自分たちのエリアで救助事例が発生した場合、その場に居合わせたメンバーでどこまで出来るか判断しなければいけません。
更新検定会ではレスキュー・デスという言葉が多く使われました。
無理をして自分たちで救助を試み、状況を悪化させてはいけません。
その場でしっかりと冷静に判断し、最善の選択をする判断能力が重要です。
そして、リーダーシップ。
私は、今回の検定会で4名の班長を任命されました。
初めての環境、初めてのチームに戸惑うこともしばしば。
リーダーシップは不足していました。
しかし、私はスクールでは校長という立場です。
自分の足らない部分も痛感でき、これは今後への自分の課題の1つです。
レスキュー場面はもちろん、それ以外でもリーダーシップをもっと発揮できるようにしなければいけません。
レスキューレベル3検定会に参加し、ライセンスの合格を頂きました。
しかし、まだまだ足りないことが多くあります。
レスキュー技術はもちろん、判断能力やリーダーシップ、体力もです。
今後、さらに自分が成長していけるようにエリアのみなさんがさらに安全に安心してフライトする環境を整えることが出来るように努力していきます。
大変な環境の中エリアを使わせていただいたスカイパーク宇都宮さん、更新検定会を開いていただいた講師のみなさん、参加されたみなさん本当にありがとうございました。
教育事業部の岡田さんからのレスキューレベルの重要性を説明していただき、その後、早速検定の内容発表。5人の受験者は3人と2人に分かれ、それぞれ違う場所に設置された要救助者の場所を知らされます。
各グループは地図とGPSを駆使して、要救助者の場所を特定し、そこに行くためのルートファインディングをグループごとに話し合い、ルートを決めて行動開始。しかし、良いと思ってルートを選んだはずなのに、深い谷があり遠回りしたり、GPSが衛星をロストしたり、地図の読み違いでルート通りにはいけません。しかし、それはすべて想定内として冷静に対応する能力が必要です。
到着するとすぐに要救助者に見立てたダミーをロープソロで助けてもらいます。
受検者全員が救助完了したこところで、新たにツリーランが発生したという想定で次の要救助者が待つ場所が発表されます。このようなシーンもないとは言えません。救助を終えたばかりですが、息を整え、緊張感をもって、各自がけがをしないように慎重なルート選びで次の現場へと向かいます。
着いた現場には2人の要救助者が宙吊り状態・・・。2か所に分かれてそれぞれが救助に取りかかります。最初の救助で疲れたという様子を見せず黙々と救助を進めていきます。全員に宙吊りの要救助者の救出に取り組んでいただきました。
全員が救助を終えたのが16:30。終わってからも要救助者と安全に帰らねばなりません。場合によっては要救助者の荷物も増える可能性もあります。しかし、今回の受検者の皆さんは増えた荷物を手分けして持ち、元気に最後の下山も達成することができました。
最後に上野さんによるSKEDの搬送方法の説明を、興味深く聞いておられました。
みなさん、救出達成おめでとうございます。それぞれのエリアでより一層整った安全管理を期待しています。 合格者は後日レベル2名簿に掲載します。
会場:パラパーク京都
検定員:大澤 行英(バーズパラグライダースクール)
上野 陸(エアハート)
協力: 山口雅裕(びわ湖スカイパーク)
大澤 真里(バーズパラグライダースクール)
JPAで2013年にスタートしたウインチトーイングは今年で3年目を迎えます。すでに10校がウインチオペレーターを配備。ステーショナリートーイングによるスクールを始めています。今回は新たに2名の方が検定会に参加していただきました。
17日は午後から雨の予報。参加者は、すでにトーイングパイロットとして経験豊富なため、ウインチオペレーション実技を優先し、雨が降り出す前に研修スタートとなりました。
使用するウインチ機材はJPA承認済の電動ウインチ。まずは、取扱注意点からセットアップ。特に注意が必要となるバッテリーの管理、取扱方法が確認されました。
電動ウインチは繊細なアクセルワークが必要とされますが、それが細やかなラインテンションをコントロールすることを可能にします。アクセルグリップの操作量に対し、どれほどの巻取り力が発生するかのさじ加減は、モーターからの稼働音で判断します。各自、実際にグランドで引っ張られ、モーターが発生する強いトルク実感したらトーアップ実技開始です。
お二人ともにトーイングパイロットとしての経験は豊富。引かれるパイロットの心理を付いた、的確な操縦を見に着けるのに時間はかかりませんでした。パイロットとアシスタント、そしてオペレーター感の無線によるコマンドは手順通りに行われ、トーアップ本数を重ねるたびに効率良く実技をこなして行くのがわかります。
難しい横風でのウインチ操作まで習得したところで、実技の全過程は終了。少人数で効率良く行えたことで、予定よりも早く実技終了となりました。
午後はエアパークCooで教本にそったセオリーを18:00まで集中して講習が行われました。最後に口頭試問による試験が行われましたが、参加者の理解度は高くお二人ともに合格となりました。おめでとうございます。
お二人のトーイングレッスンを取り入れた新たな活躍に期待します。
実技開催場所 茨城県桜川滑空場
セオリー講習会場 エアパークCoo
講師 宮田 歩(アエロタクト)
合格者 前堀 善斗(白馬八方尾根PGS) 扇澤 郁(アエロタクト)
JPA教育事業部