ヨーロッパ研修6/23(月)~デビット セーフティートレーニング&アクロトレーニング

 今日から新しいメンバーで3日間コースの始まりです。講義内容は金曜日と同じですが、聞き漏れがあるやもしれないので朝から聴講しました。午前中は雷雨があったりと不安定な空模様でしたが、お昼前から徐々に回復。遅めの実技スタートとなりましたが夕方までフライトすることができました。
 ここアネシーにはいくつものSIVコースを開催しているスクールがありますが、誰に聞いてもデビット氏の評判は高いです。身振り手振りの多い講習なので、そのへんのわかりやすさも良いのかもしれません。さらにそれを裏づけする机上講習用の資料は非常にわかりやすくまとめられています。残念ながら、フランス語だけですが・・・。いずれにしてもすべて経験と実践に裏づけされています。
 今回のメンバーはセーフティートレーニング初参加の方ばかり。デビット氏がどのように指導するのか、また前回と違った側面を見れそうです。デビット氏がまず教えるのは「リアクション」。異常飛行に対応するためのリアクションです。さらに正しくリアクションできる姿勢やブレークポジション。それをマニューバーを通じてまずはマスターします。と同時にデビット氏はパイロットの技量を見定めます。それに従い、翌日のメニューは決められていきます。
 明日は7時開始です。



ヨーロッパ研修6/22(日)~デビット セーフティートレーニング&アクロトレーニング

朝不安定な空模様もすぐに解消され、今日もフライト日和となりそうです。連日、7時半からトレーニングが始まりますが、誰も遅刻することなくスタートします。
 3日間コースの最終日ということもあり、セーフティートレーニングの受講が初めてのみなさんもフルストール、スピン、SATとより難易度の高いマニューバーに挑戦です。そのためにテンポの練習などを段階的に昨日までの2日間で行っているのでみなさん次々と決めていきます。ランディング後はみなさん興奮気味です。
 私は今日からアクロ機。ハイパフォーマンスグライダーでは学べなかったことをこれからの4日間で学びます。日本ではアクロ機をあまり目にすることはありませんが、ここアネシーでは頻繁にたくさんのアクロ機が飛んでいます。学ぶ環境さえあれば日本でもできるようになるはずです。パラグライダーのひとつの楽しみ方ですので、是非環境を整えていければと思います。
 今日もフライト→フィードバック・・を繰り返し4本のフライト。毎日、トレーニングを実施しているデビット氏から学ぶことが多くあります。この3日間コースに参加されたみなさんも多くの方がスピン、SATまで決め大満足。セーフティートレーニング特有の終了後の心地よい空気が講義室にはあふれていました。
 今回は初級機の方も多くいましたが、積極的に技術を習得していく姿勢は見ていて気持ちがいいものです。不安をもってフライトしたくないからこのトレーニングに参加する。まさにその通り!このトレーニングは決して特別なものではありません。
 さて、明日からは新しく3日間コースがスタート。メンバーも入れ替わりますが、私は引き続き参加します。





ヨーロッパ研修6/21(土)~デビット セーフティートレーニング&アクロトレーニング

今日でハイパフォーマンスグライダーに必要なマニューバーをすべて行います。天気もよさそうですが、その分テイクオフが混み合うことも予想されるので8時にはテイクオフに向けて出発です。
まだ、だれもいないテイクオフを一人ずつ、BOXに向かって飛び立っていきます。朝はあまり高度が取れませんが、それでもBOX上空で600mほどは高度が残ります。一度、失敗してもそのフライト中に修正してもう一度トライすることができる高度が十分にあります。演技の模様はプロのカメラマン・ピエールのビデオにすべて収められていきます。
今日からハンググライダーの世界大会が始まるということで、日中はいったんテイクオフがクローズになるのでは・・ということでしたが規制はなく休みなくフライトを続けます。
2本目のフライトですべてのメニューを消化できたので、3,4本目は気になるポイントを復習することができました。
充実のフライトを終えたあとはビデオ解析。ひとまず第一の目的は達成です。明日からグライダーを変えてさらなるトレーニングが始まります。







ヨーロッパ研修6/20(金)~デビット セーフティートレーニング&アクロトレーニング

 前日にデビット氏に連絡取ると「7時半開始ね」ということで、時間通りに訪問。いつもと変わらぬ笑顔でデビット氏が出迎えてくれました。デビット氏の講義室はG-Forceトレーナーが隣接してあり、さらに充実しています。
 エスプレッソでも・・と薦めてくれましたが、飲む暇なく講義開始です。話を聞いているとメディア、講習内容すべて進化していることに驚かされます。これは実技も期待できそうです。3時間の机上講習を終え、車一台でモンマンのテイクオフに向かいます。このトレーニングは最初飛ぶと、そのあとデビット氏の横で誘導を見学ができるので迷わず一番でテイクオフ。今回はデビット氏がハイパフォーマンスグライダーをどのように指導しているかということが1つのテーマです。BOX上空に到着したところで、デビット氏から無線が入ります。注意点を気にかけながら演技開始。細かいところまでアドバイスを受けながら、マニューバーを繰り返します。800mほどあった高度も気づけば全部使い果たしました。ランディングしてからはデビット氏からフィードバック。
 このような感じでフライトが続きますが、14時ごろから風が強くなり講義室で戻ります。ここからデビット氏のビデオ解析、そして明日に向けての講義。
すべての講習を終えたのは夜7時。実に12時間のトレーニング。デビット氏の熱意には脱帽です。明日も朝7時から開始です。



ヨーロッパ研修6/18(水)~グライダーチェック3

 クラウス宅で朝食をいただき、今日の目的地Seegに出発です。観光地で有名なフッセンの近くの静かな町、2時間ほどのドライブで到着。待ち合わせのドイツCharyの工房でラルフ氏がお出迎え。コーヒーを飲みながらすぐに本題に突入です。
ラルフ氏は独自にグライダーチェックシステムを開発。特に一番難しいラインのチューニングに関して、オートマチックなシステムを作り上げました。このシステムはすでに運用を開始しているメーカーがありますが、今後運用開始に向けて準備をしているメーカーも数社あります。
 さすがラルフ氏こだわりのチェックシステムだけあって、時間を忘れて話をしてくださいました。現在、ドイツでもグライダーチェックの方法は統一されていませんが、このシステムが各メーカーに浸透すれば、より確実なチューニングが行えそうです。現在、ライン計測後、どのようにチューニングするかがもっとも大きな関心事項とあって、ラルフ氏の研究開発はタイムリーと言えそうです。
 3時間ほど丁寧に説明をしていただき、最後に私の持参したパラグライダーをチェックしてくださいました。ただし、ラインデータがなかったので結果は保留、次回のお楽しみとなりました。

 ラルフ氏は今回ミーティングをしたCharlyのスタッフというわけではなく、お城で有名なテーベルベルグでスクールをしています。ここでフライトするにはグリーンカードといった特別なカードが必要となりますが、今回それも用意をしてくださいましたが、残念ながら午後からは強風。今日のフライトはあきらめました。

 さて、これでドイツ、オーストリアのスケジュールはすべて終了。毎日、たくさんの方に出会えたくさんの話を聞け、大変収穫の大きな7日間でした。このように希望通りのスケジュールが無駄なく組めるのもクラウス氏のおかげです。ありがとうございました。レポートはまとまり次第、スクールのみなさまにお送りします。
 明日はフランス・アネシーへ移動。久々、デビット氏と再会です。