レスキューレベル2更新研修会、認定検定会 5/31(土) 福岡県平尾台

           レポート:富重 薫(エアーハートパラグライダースクール)

 前回の吹雪の検定会と打って変わり晴れた夏日の開催となりました。

 7:30集合、スケジュール説明後、更新検定会開始。
 まず、ツリーラン発生を想定し仮想ツリーランポイント(会場)の座標を参加者に発表、2チームに分かれ国土地理院の地形図を使用しポイントの特定後、中腹の救助ポイントへ、林道を使わずGPSを使用して直登で向かいます。
 到着後、休む間もなくロープソロで地上から15mの位置に要救助者釣下げ用のロープセット。あとは要救助者、救助者、ビレイヤーの役割を交代でパイロットが宙づり状態からの救助実技を行いました。今回はパイロットが携帯している自己脱出のレスキューセットでの救助も行いました。急を要するときに、ある道具でどこまでレスキューができるかも重要です。
 山中での実技終了後、通常の救出用機材に加えパラハーネスも担いで下山です。全員スクールまで到着し救出完了。

 実際のツリーラン救出はマニュアルやトレーニングより厳しい状況もあり、状況に即した救出プランが必要となりますが基本が出来てないと応用もできません。日々のトレーニングが要救助者の安全で早い救助につながるでしょう。
 レスキューの活躍は無いことが一番ですが、その時のために安全第一にトレーニングを行って頂きたいと思います。
 参加の皆様、お疲れ様でした。

会場:平尾台エリア

検定員:岡田 直久(教育事業部部長)
    富重 薫(エアーハートパラグライダースクール)

レスキューレベル2更新
   浦郷 堅也(長崎フリーフライト)
   峯 徳男(長崎フリーフライト)
   亀山 正雄(SSAスカイスポーツ振興会)
   松尾 清二(SSAスカイスポーツ振興会)
レスキューレベル2認定:
   相良 好貴(SSAスカイスポーツ振興会)



パラシュートリガー更新研修会 福岡県平尾台 5/30(金)

             レポート:富重 薫(エアーハートパラグライダースクール)

 リガーが制定されて今回で4回目となるリガー更新研修会が福岡県行橋市で開催されました。更新内容は、①開傘事例 ②DHVによる軽量ハーネスのテスト内容 ③チェックシートによるレスキューシステムの構造細部確認 ④リパック ⑤開傘シミュレーションの見直し。

 まず、開傘事例から開傘シミュレーション実施の効果の有効性およびパックの重要性の再確認。ハーネステストから構造の違いによる問題点等を確認しました。
次にハーネス、ディプロイメントバック、パラシュートのチェックシートによる構造、製法、素材の説明を行い、個々の違いによる製品コンセプトの確認を行いパラシュートシステムの理解を深めました。
 そして各自、パラシュートシステムを確認しチェックシートに記入後、リパック実技開始。
リパック終了後はシミュレータを使いハーネスからの引き出しテスト。今回は通常と違う体勢で、さらに厳しい方法で引き出しを行いました。
 レスキューパラシュートはラストチャンスです。緊急時に1秒でも早く確実に開傘させるためには構造を理解しタイプの違うパラシュートや違うハーネスとのセットに合わせたリパック・収納が必要です。パラシュートのスペシャリストとしてのJPAリガーの役割は重要です。
 各自、タイプの違う2セットのチェック、リパック、引き出しテストを行い更新会終了。
 参加の皆様、お疲れ様でした。

会場:福岡県行橋市 行橋研修センターゆくとぴあ

講師:富重 薫(エアーハートパラグライダースクール)

協力:SSAスカイスポーツ振興会、エアーハートパラグライダースクール

更新:
高木 弘志(JMB四国パラグライダースクール)
河辺 清治(トップアウトパラグライダースクール)
飛来 尚美(SSAスカイスポーツ振興会)
山口 博史(長崎フリーフライト)
山本 雅史(タートルズパラグライダースクール)
岸 正弘(パラグライダーパーク青木)



パイロットセミナーin 平尾台(福岡県) 6月1日(日)

 恒例の福岡県平尾台でのパイロットセミナー開催です。ここ数日の平尾台は夏らしい陽気の中、連日フライトができています。今日も良いコンディションになりそうでしたので、8時に開始!
 セミナーは飛来校長のあいさつで開始。さっそく最近の傾向をお話して、本題の今日のテーマ「8の字旋回」の解説へ。場周アプローチがエリアでは定着してきましたが、そこにバリエーション、応用力を加えるべく今回のテーマとなりました。
 30分ほどの机上講習を終え、すぐにテイクオフへ。穏やかなコンディションのもと8の字旋回。空高いところでは自由に飛べるパラグライダーもランディングが近づくほど精度の高い操縦が必要となります。これは人といっしょに飛ぶときも同様です。航路の決まっていない空をどう飛ぶか、そして飛んでいるか・・・そのようなことを理解するうえでも定期的に基礎練習でご自分の技術を確認しておくことは大切です。
 今日はサーマル活動も弱く、基礎練習日和。みなさん積極的にフライトを繰り返します。午後3時ごろまでにほとんどの方が4本フライト。暑い中、たっぷり練習ができました。
 終了後はクラブハウスで今日のビデオを見たりしながら総括。暑い中、お疲れ様でした!今年もたくさんのご参加ありがとうございました。

主催:SSA平尾台パラグライダースクール
  :エアハートパラグライダースクール

協力:日本パラグライダー協会

講師:岡田 直久(JPA教育事業部)



パラシュートリガー検定会 開催

http://jpa-pg.jp/11event/2014ken/rigger_kentei/rigger_kentei_14y.html
の通り、パラシュートリガー検定会を開催します。2014年度の開催は今回のみとなります。
開催要項ご確認のうえ、お申し込みください。


インストラクター更新研修会 山形県白鷹 5/14(水)

 先日はレスキュートレーニング。山中にいても暖かい陽気でしたが、今日はさらに気温上昇。朝から半袖でも十分でした。今日は今季最後となるインストラクター更新研修会。GW、大会で賑わった白鷹スカイパークを会場に行われました。
 8時半にはプロのインストラクターのみなさん集合。さっそく、春のスクーリングに関しての情報交換をしながら今季の傾向と対策に関して話し合いました。今回使用する資料は3月に行われた更新研修会と同じものですが、この2ヶ月の間にも世界、日本のパラグライダーシーンでは様々なことがあり、資料はさらにボリュームアップしたものとなりました。
 そして・・・今回の資料のガイドラインをお話ししたところでいったんテーマを変えることに。みなさんに用意していただいたヒューマンエラーの講習を行っていただきました。
 グランボレの小林さんは時事ネタを織り交ぜながらの資料を使い、講習を展開。参加者のみなさん納得の講習をしていただきました。どれだけ準備をしたかということが、通常の講習でも非常に重要である・・ということを再確認しました。
 その後は今回の更新研修会の資料を深く掘り下げながら講義を行いました。テーマは「基礎技術の再確認」そして「最新パラグライダーの乗り方と注意点」。機材の進化に伴い、新たな事象が発生していますが、その多くは基礎技術を正確に理解しておくことで対応できます。JPAが発足して11年目となりました。今一度、発足当時に行った基礎技術の見直しを現在の機材に照らし合わせ見直す時期が来たようです。
 今季もHappy Landingでいきましょう!

会場:山形県白鷹スカイパーク

協力:トントンとんびパラグライダースクール
   植木 亨

講師:岡田 直久(JPA教育事業部部長)

インストラクター更新:

鈴木 考世(マップス 岩手県)
立花 圭介(七時雨 岩手県)
小林 晋(グランボレ 群馬県)
三上 祐司(チャレンジフィールド 青森県)