JPAパラグライダーレスキューレベル2更新研修会および認定検定会 4/22(火)伊豆フライトハウス
2014年4月22日(火)
心配していた雨も朝方には止みました。
全員集合した時間が早く、予定より1時間早い7時半から始まりました。
(タスク1)
救助現場の座標をGPSに入力し、地図で場所を特定。パソコンや携帯端末も使用し救助現場までのルートをイメージし、GPSのナビゲーションで現場に到着。
(タスク2)
シミュレーターをセットするため、各自15メートルの高さまでリードで木に登りロアーダウンで下降。登高者がビレイヤーよりもはるかに重い場合やビレイヤーの足場が悪い時を想定し、ビレイヤーも確保をセットしました。
前日の雨の影響で木が滑りやすく、最初の自己確保またはランニングビレイをセットするまでは特に注意が必要でした。
(タスク3)
自己脱出の道具及びクライミングハーネスのみで、地面から3メートルのところに宙吊りになった要救助者の自己確保をセット。
これはランディングの低いところで引っかかって道具をとりに行く時間がないときを想定。とにかく早く確保をセットします。
(タスク4)
タスク3の自己確保をセットした要救助者の救助。ここでは各自の救助道具を使用しました。要救助者はケガをしていないという設定でいかに早く降ろせるかが課題です。
(タスク5)
再び要救助者を10メートルの高さまで吊り上げ、宙吊りからの救助。ロープ以外は各自の救助道具を使いました。ロープは5mmをダブルで使用。カウンターラッペルは不可という設定です。
(タスク6)
10メートルの高さで宙吊りになった要救助者をカウンターラッペルでの救助。皆さんベテランいうことで応用の知識も豊富なのであえてここは教科書通りの救助方法での救助。疲れも見え始めたころですが、ここが一番緊張したようでした。
最後に、ユマーリングでシステムの回収。
皆さん日頃から救助やトレーニングをされており、とてもスムーズな更新及び検定会となりました。
会場:三筋山エリア
検定員:恩田 由希子(伊豆フライトハウス)
レスキューレベル2認定
中川 克平(ウイングキッス朝霧)
野村 藤雄(今井浜フライングスクール)
レスキューレベル2更新
西野 力也(今井浜フライングスクール)
協力:野村 瑞紀(今井浜フライングスクール)
上野 陸(エアハート)
Ghana Paragliding Festival 4/22 最終日 250本フライト!
4月22日(火)
さて、フェスティバル最終日です。ただ、一般的なフライトは昨日でほとんど終了、町、テイクオフもフェスティバルの賑やかさはなくなりました。とはいえ、フライト開始。順番にスタッフや関係者のみなさんとテイクオフ。パッセンジャーの方もあまり待っていないので、余裕をもってフライトができました。
昼過ぎまで3本をフライト。今回のフェスティバルはこれにて終了、チームも解散です。今回のフェスティバルではチーム全体で250本のタンデムが行え、主催者のみなさんも大喜びでした。私のフライト本数は28本。トリッキーなテイクオフには苦しめられましたが、チームでは最多のフライトができました。これも、街道やテイクオフにいる子供たちの笑顔やスタッフのみなさんの応援に助けられたからだと思います。今回も良い経験ができた上に、たくさんの人に出会うことができました。
高度成長期の日本がどうであったか私の年齢では知る由もありませんが、決して裕福ではないガーナには「生きる」エネルギーが満ち溢れています。きっと当時の日本はこのような感じではなかったのでは・・。電気、水が止まっても、雨に濡れてもなにひとつ変わることなく生活し成長するガーナ人の姿からは多くのことを感じ、学びました。 ありがとうございました。
レポート:岡田
Ghana Paragliding Festival 4/21 予約は120名!
4月21日(月)
薄っすらと高層雲が張っていますが、テイクオフには飛びごろの風が入っています。今日はガーナでボランティア活動をされているJICAのみなさんからフライト開始です。2日待ってようやくテイクオフ、リフトはないものの、爽やかなアフリカの風を浴びながら気持ちの良いフライトです。テイクオフの風が良いので、今日は次から次へと飛び立ちます。朝方、今日は少ないな~と思っていたら、聞くと120名の予約があるそうです。
しばらく順調だったテイクオフも、15時ぐらいになり、オーバーキャスト+気温低下しだすとなかなか南に面したテイクオフに風が入ってきません。待ちながら・・・順番に出ていきます。17時、8本目のフライトが終了。アメリカのBLAKEももう一本行くというので一緒に9本目に向かいました。東に見えるレインボーの背後には衰退しているものの黒い雲が見えます。なんとか行けそうですが、到着したテイクオフで見送ったCHUCKのタンデムがすぐさまビッグイヤー。大雨にはなりませんでしたが、日没も近かったので今日はここまで。チーム全体で76本ほどのタンデムで終了となりました。
Ghana Paragliding Festival 4/20 フェスティバル最高潮
4月20日(日)
爽やかな朝を迎えました。ホテルからはすでにテイクオフが見えておりいつでもフライトができそうです。いつも通り朝食を済ませ、8時半には出発。到着したテイクオフはやはりすでに良い風が入っています。さっそく各自、パッセンジャーを紹介してもらい準備開始です。
予定通りテイクオフが拡張されていれば、2レーンずつセットが可能ですが、そうもいきません。そこで、今年もガーナに滞在のダグさん、ミキさんが大活躍。お2人は日本に戻ればグランボレでフライトするパイロットです。手際よく準備を手伝ってくれるので、チーム一同大助かりです。
私がペースメーカーとなっているようで、チームリダーのチャックさん、エドさんも「アメリカ人が真面目に働いている」とジョークを言うほど、スピーディーにテイクオフが行われています。
ここガーナでのフライトは、テイクオフ前の岩盤でソアリング、前に出して写真撮影、ランディング上空では希望があればウイングオーバーやスパイラル・・・そんな流れで行われています。
午後になると今日も雲が発達。発達し、衰退したと思えばまた別の谷で雲が発達します。パイロット同士で何度もディスカションをしながら、しばらくウェイティング。15時、これは行ける!というところで全員フライト。16時過ぎには雨となり終了となりました。ただ、今日の雨は激しくなく、明日も朝から期待できそうです。