Ghana Paragliding Festival 4/20 フェスティバル最高潮

4月20日(日)
 爽やかな朝を迎えました。ホテルからはすでにテイクオフが見えておりいつでもフライトができそうです。いつも通り朝食を済ませ、8時半には出発。到着したテイクオフはやはりすでに良い風が入っています。さっそく各自、パッセンジャーを紹介してもらい準備開始です。
予定通りテイクオフが拡張されていれば、2レーンずつセットが可能ですが、そうもいきません。そこで、今年もガーナに滞在のダグさん、ミキさんが大活躍。お2人は日本に戻ればグランボレでフライトするパイロットです。手際よく準備を手伝ってくれるので、チーム一同大助かりです。
私がペースメーカーとなっているようで、チームリダーのチャックさん、エドさんも「アメリカ人が真面目に働いている」とジョークを言うほど、スピーディーにテイクオフが行われています。
ここガーナでのフライトは、テイクオフ前の岩盤でソアリング、前に出して写真撮影、ランディング上空では希望があればウイングオーバーやスパイラル・・・そんな流れで行われています。
午後になると今日も雲が発達。発達し、衰退したと思えばまた別の谷で雲が発達します。パイロット同士で何度もディスカションをしながら、しばらくウェイティング。15時、これは行ける!というところで全員フライト。16時過ぎには雨となり終了となりました。ただ、今日の雨は激しくなく、明日も朝から期待できそうです。



Ghana Paragliding Festival 4/19 African Sunset !!

4月19日(土)
 昨日の雷雨で非常に雲底の低い朝となりました。それでも8時半には予定通りホテルを出発、テイクオフに向かいました。すでにたくさんのお客さんがお待ちです。準備を進めながら、テイクオフ前のガスが晴れるのを待っていると、準備完了と同時にランディングが見えるようになってきました。アフリカの灼熱の太陽が復活です。今日もタンデムパイロットはフル稼働。休むことなく飛び続けます。週末のせいか昨日以上にお客さん、観客の方は多く、テイクオフに入るのも一苦労です。
 午後になるとやはり雲が急速に発達しだします。テイクオフしてなにか異変があれば、ビッグイヤーで合図することになっていますが、どうやらそれはなさそうです。結局、雲は発達しすぎることはなく、今日8本目のフライトはアフリカの大地に沈む夕日を見ながらの極上のソアリングを堪能!心に残る最高の1本となりました。
 最後のパイロットがランディングするころにはすっかり日も暮れました・・・、80本以上のタンデムフライトが行われたみんな大満足の一日となりました。



Ghana Paragliding Festival 4/18

4月18日(金)
 フェスティバル初日。昨晩の雷雨で雲底は下がってしまいましたが、気温の上昇とともにフライトには問題ないコンディションとなりそうです。9時にはバスに乗り込みテイクオフに向かいます。期待されていたテイクオフの拡張整備はされておらず、2機並べて広げるのは難しそうです。あとは良い風が吹くことを願うばかりです。
 コンディションがよくなれば、すぐにでもフライトしたいところですが、昨日の続きで今日もオープニングセレモニーがテイクオフ横の広場で行われました。観光文化省の大臣もお越しです。ちょうど、大臣の開会宣言が終わるころには青空も見えだし、グッドタイミング!テイクオフに戻るとすでにたくさんのお客さんが待っていました。とはいえ、昨年の倍の人数のタンデムパイロットがいますのでまだ気が楽です。
 オープニングのフライトは私からさせてもらいました。ガーナの民族音楽の生演奏とたくさんの拍手を浴びながらのフライトはここでしかできない体験です。テイクオフの風はややトリッキーですが、順調にフライトは続けられます。ちょうど2本目に上がると、14番目のパイロットがテイクオフ。どうやら効率は良さそうです。
 昼過ぎから周辺では雲が発達しだしました。警戒をしながらフライト続けましたが、15時すぎでタイムアップ。私は最多の4本をフライト。1時間後には物凄い雷雨となりました。雷雨の規模はアフリカ級、おとといの雷雨ではテイクオフのある鉄塔が倒れたり、ホテルの窓ガラスが風で割れたそうです。
 早目の決断でだれも濡れずに済みました。初日は無事成功です!
すぐにシャワーを浴びたいところですが、水も電気もストップ。復旧するまでコーラを飲みながら、今日のフライト話で盛り上がりました。ここはガーナです。



Ghana Paragliding Festival 4/17

4月17日(木)
 フェスティバル前日。朝にはパイロット全員が勢揃い、8時の出発を空港近くのホテルで待ちました。しかし、ここはアフリカ。時間通りに迎えのバスが来ることはなく、出発は10時過ぎとなりました。マイクロバスには14機のタンデムグライダーそしてアメリカ、フランス、ペルー、スペイン、ベルギーそして日本のパイロットが満載、最大荷重で一路フェスティバル開催地のNKAWKAWを目指します。いまだ、断続的に舗装されていない道が続きますが、昨年よりはまだ良いようです。4時間ほど揺られて到着。確か2年前は7時間近くかかっていました。
 到着するやいなや、トラックの荷台にセッティングされた地元子供たちのブラスバンドがお出迎え、そしてそのままそのトラックの後をついてパレードに出発。大音量でのパレードの道中ではたくさんの方たちが笑顔やダンスで歓迎してくれました。
2時間ほどのパレードでオープニングセレモニー会場に到着。会場ではすでにこの地区のチーフ、そして各部落のチーフが伝統的な衣装に身を包み会場でスタンバイ済みです。チーフのあいさつ、そして酒を酌み交わしと順調にセレモニーには進行していましたが・・・空模様が一気に暗転、数分後には土砂降りの雷雨となりました。あっけなくセレモニーはここで終了。照明も、室内の施設もありませんので仕方ありません。
それでも予定通りセレモニーを終えたことで、明日は朝からフライトです。



ガーナ パラグライディング フェスティバル

7回目の開催となるガーナ パラグライディング フェスティバル、私もこれで3度目の参加となります。昨年は直前まで行われるかどうかさえも決まりませんでしたが、今年はガーナ観光局の動き出しは早く、宣伝、タンデムパイロットの選抜、エリアの整備と順調に行われています。

火曜日のお昼過ぎにガーナに到着。いつもであれば、観光局のお迎えがあるはずが・・・忘れられていました。3度目の訪問ともなると多少ガーナの状況にも慣れており、慌てることなく対応、30分後には見慣れたトラックに乗っていました。

到着後は観光局にあいさつに行ったり、続々と到着するパイロットたちと合流し買い出しなど。木曜日の朝には全員集合、フェスティバル開催地のKwahuに向かいます。