明日から研修会
明日から石川県獅子吼にてリガー更新会、続けてインストラクター更新会が開催されます。また大会を終えたばかりの茨城県エアパークCOOではステーショナリー式ウインチオペレーターの研修検定会が行われます。
今回の更新会が終わるとリガーは九州、インストラクターは白鷹会場での更新会のみとなります。以降の更新会は来年となります。技能証は失効されますと、技能証に関する業務は行えませんのでご注意ください。
明日から石川県獅子吼にてリガー更新会、続けてインストラクター更新会が開催されます。また大会を終えたばかりの茨城県エアパークCOOではステーショナリー式ウインチオペレーターの研修検定会が行われます。
今回の更新会が終わるとリガーは九州、インストラクターは白鷹会場での更新会のみとなります。以降の更新会は来年となります。技能証は失効されますと、技能証に関する業務は行えませんのでご注意ください。
雪の降る中、続々とパイロットのみなさんが到着。春はまだ先のように思えますが、この季節、駆け足で移り変わります。シーズンインに向け、今年も恒例の安全講習会が山形県白鷹のトントンとんびパラグライダースクールで開催されました。
午前中は、昨年の事故の統計をもとに、今シーズンの傾向と対策をみなさんと話し合いました。熱心にスクリーンに写る資料を見ながらノートを取られる方が多く、モチベーションの高さがうかがえます。機材が変わると技術が変わる・・・毎年言えることですが特に今年は顕著となりそうです。機材にフィットした正しい知識で飛ぶ必要がありそうです。
午後は会場を体育館に移してパラシュートの開傘トレーニング。これはトントンとんびパラグライダースクールが継続して春に行っているトレーニングの1つです。今回は様々なシチュエーションを想定して、今まで以上に過酷な条件を作り上げました。みなさん、苦戦しましたが諦めることなくパラシュートを引き出しました。「パラシュートは投げれば絶対に助かるんだ」という植木校長のパイロットのみなさんに対する愛情を強く感じました。
トレーニング後はビデオ解析。さらに理解を深め、質疑応答をして講習会は無事終了しました。
お疲れ様でした!今シーズンもHappy Ladingで行きましょう。
主催:トントンとんびパラグライダースクール
講師:植木 亨(トントンとんびパラグライダースクール校長、JPA理事)
岡田 直久(JPA教育事業部部長)
レポートは後日掲載
先月の大雪の影響で参加できなかった方を対象としたインストラクター更新研修会、そしてアシスタントインストラクターを目指す方の養成研修会を茨城県のエアパークCOOで実施しました。
みなさん、先日の事故対策会議に参加されていたのでその話を踏まえたうえで、一日かけて教本の見直しを行いました。教本ができすでに10年が経過しています。教本は当日のEN-A,Bクラスを対象とした技術に関して書かれていますが、果たして現在のEN-Bクラスにすべてが当てはまるでしょうか?パラグライダーをこれから始める方には10年前と変わらずすべてマッチした内容となっていますが、それ以上のクラスになりますと機材に対応した技術の修正が必要になります。そのための修正案は毎年の事故対策会議、または研修会で発表をしていますが、それが各スクールのパイロットまで正しく行き届いていることが必要です。
各パートを見直しているうちに時間はあっというまに予定時刻を迎えました。
2日目はアシスタントインストラクター養成研修会を引き続き行いました。8時にフライト実技を・・とテイクオフに上がりましたがすでに強風。予定通り、今日のテーマの「ワークブック」の講習をスタートしました。ワークブックの内容はいたってシンプルですが、どれだけのことを明快に伝えることができるかはインストラクターの知識次第となります。
大切なのは必要なことをいかに興味深く講習生のみなさんに伝えるかということです。
一日かけてそのワークブックの重要性、指導方法を学びました。さて、アシスタントインストラクター検定会はこの秋に予定されています。これからの半年間が大切となります。
2014年2月25日(火)
天気は良く放射冷却により氷点下で一日が始まりました。集合時間より早く受験者のみなさんが集まり、早速検定の説明を行い、検定がはじまりました。
最初はロープソロで樹上10mまで上がりロープのセットです。その後、セットしたロープに宙づりになり、自己脱出の実演をしていただきます。皆さん練習されて来られたことが感じられるいい出来でした。
それが終わっても休憩する時間はありません。ユマーリングで樹上にセットしたロープを回収し、山中にツリーラン発生したという想定で救助に向かいます。実際にツリーランが発生して、それが宙づりだったら・・・ということを考えるとゆっくり休憩する時間はありません。刻一刻を争います。
地図上で位置を定め救助に向かうルートをイメージし、GPSにナビゲーションさせ、現場に到着。 リードとビレイヤー・・・それぞれの役割を理解しているかを検定されます。 一人一回、リード役もビレイヤー役も実演していただきました。
今回の検定に備え非常にトレーニングをした様子もうかがえますし、今回で得た課題を克服する為にさらにトレーニングを積んでいただくことを約束して、3名の方がレスキューレベル2認定となりました。
実践では想定外が起こることが当たり前、緊張感をもってトレーニングを積んでいただき、安全第一に救助活動を行っていただきたいと思います。
会場:パラパーク京都
検定員:大澤 行英(バーズパラグライダースクール)
協力:上野 陸(エアハート)
レスキューレベル2認定:
河野 美樹(バーズパラグライダースクール)
杉浦 攻司(スカイトライパラグライダースクール)
風間 正英(スカイトライパラグライダースクール)
JPA教育事業部