予報より早く雨が降り出しました。
フライト実技はできないのでその分たっぷりとヒューマンエラーの実演を各スクールのインストラクターに行っていただきました。一人の話が終わるたびに課題を見つけ活発なディスカッションが行われました。
ヒューマンエラーはもちろん、高齢者対策、タンデム、ENのテスト事情、最近のグライダーや道具etc・・・話は尽きません。疑問、アイディア様々な意見交換が参加者全員から発言され、あっという間に時間となりました。
フライト技術だけでなく安全に対する強い意識と責任感を兼ね備えたパイロットの育成に取り組むことを約束し閉会となりました。
会場:兵庫県丹波青少年自然の家
講師:大澤 行英 (バーズパラグライダースクール)
パフォーマンスインストラクター更新:
只野 直孝(TAKパラグライダースクール)
只野 正一郎(TAKパラグライダースクール)
森 永年(VANスカイスポーツ)
インストラクター更新:
長野 吉明(TAKパラグライダースクール)
佐野 智行(TAKパラグライダースクール)
望月 聖司(新治こまちパラグライダースクール)
2014年初となるリガー更新研修会が兵庫県で開催されました。インフルエンザなどで欠席となってしまった方もいらっしゃいましたが、定時前にはみなさん集合し、予定より早く開始となりました。
今回はパッキングよりもパラシュートの構造、設計に理解を深めるため、パラシュート、ハーネス、ディプロイメントバックといったレスキューシステムがどのような意図で作られたものなのか参加者全員で探ることとしました。使用する道具はそれがどのような意図で作られたものかということがわからなければどう使用すべきかということも見えてきません。さらに、道具というものには完璧なものというものはなく、その長所、短所を見抜ける力もリガーとしては必要です。特にパラシュートはラストチャンスとして使用するものです。パラシュートがハーネスから出なかった、うまく開かなったでは済まされません。いずれにせよ言い訳の通用しない場面での使用となるはずですので、リガーは常に緊張感を持つ必要があります。
また、今回はリガーの総合力を試すために、普段扱わないタイプのパラシュートのパックにもチャレンジしました。これも同様、コンストラクションがはっきりとわかれば、どうパックすべきかということは見えてきます。
研修は日暮れ過ぎまで続きました。お疲れ様でした。
更新: 森 永年(VANスカイスポーツ)
大澤 行英(バーズパラグライダースクール)
大澤 真里(バーズパラグライダースクール)
望月 聖司(新治こまちパラグライダースクール)
この年末年始、JPAの礎ともなったセミナーを開催してくださったクラウス氏がフライトツアーで来日されています。期間中は、朝霧、伊豆フライトハウス、スカイパーク宇都宮、エアパークCOOを訪問。ツアーは1/5まで続きます。
トーイング初年度を終えたところでウインチメーカー主催のもと、トーイングスクールを行っているウインチオペレーターが集まり実技を交えた情報交換、そして研修が行われました。JPAからも教育事業部員が参加してきました。
非常に熱気のある有意義な2日間でした。