10月最初の日曜日、静岡県の浜名湖パラグライダースクール、長野県のKPS富士見高原パラグライダースクールで身障者の方のパラグライダー体験が行われました。
浜名湖パラグライダースクールでは多くのパイロットのサポートのもとタンデムフライトが行われました。以下のページで動画をご覧いただけます。
KPSパラグライダースクールではアエロタクトの車いす型ハーネス(フランス製)を使用して4名の方がパラグライダーに体験され、4回ずつほど浮遊体験をされたそうです。
みなさまお疲れ様でした。
2013年6月24日 タンデムパイロット検定
6月24日に池田山パラグライダースクール「エアロクルーズ」様のご協力のもと
池田山フライトエリアにてタンデムパイロット検定を行いました。
当日の午前中は穏やかなコンディションになる予報でしたが、実技検定はサーマルが出始める前の、より安定した空域で演技を行なっていただきたいので早朝7時半集合です。
予報どおり雲量が多く風も弱く空域は穏やかな状態がしばらくは続きそうな様子です。しかし、テイクオフに上がっていく途中からなにやら怪しい雲行きに・・・といっても雨が降ってくるわけではありません。池田山は高度差が大きいため早い時間だと山頂(テイクオフ)は雲で隠れてしまうことがよくあるそうです。テイクオフに到着すると辺りは真っ白、雲の中。しばし待機です。
しばらく待っていると雲は薄くなってきて少し下の尾根が見え始めました。このタイミングでフライト準備を開始。パッセンジャーへの説明なども含め準備が整い、少し待つと地上が見えてきました。水平面の視界も問題なくなったのでようやくテイクオフです。
空中でのパイロットの様子(グライダーのコントロールはもちろんのことパッセンジャーへの配慮等)を確認しながら適切なポジションまで移動して演技開始です。
行うのは「フィギュアエイト」「ビッグイヤー」の2項目です。
そのままアプローチ~ランディングに向かっていきます。
タンデムフライトでは「プレフライトチェック~テイクオフ」と「アプローチ~ランディング」が最も重要になってきます。パラグライダーに関する知識や技術を一切持たないパッセンジャーを安全かつ楽しくフライトしなければいけませんのでタンデムパイロットはシングルフライトよりかなり多くのことに気を配らなければなりません。
ランディング後は少し休憩をはさんで学科試験です。
その後タンデムフライトを行うにあたっての注意点などのお話をさせていただき終了となりました。
結果は・・・“合格”です!!
新たなタンデムパイロットの誕生です。
これから安全に対する配慮を欠かさず、たくさんの経験を積んでいただき、多くの方にパラグライダーの楽しさ素晴らしさを伝えることのできるタンデムパイロットになっていただきたいと思います。
おめでとうございました。
合格:三品 弘樹(スカイトライ)
検定員:前堀 善斗(スカイブルー八方尾根パラグライダースクール)
最新のパラグライダーレスキューレベル名簿を更新しました。
日本山岳レスキュー協会に認められたパラグライダーレスキュー認定者はコチラです。