グライダーチェックミーティングが行なわれました。
各チェックセンター担当者、今後チェックセンターを希望するスクールのインストラクター12名が集まりました。
2006年にこのグライダーチェック制度を開始して早8年が過ぎました。
グライダーマテリアルの変化、ヨーロッパのグライダーチェックセンターの最新情報が話され、どのようにJPAのチェックセンターの運用に反映されるべきかが議論されました。
みなさんのグライダーが、良好な状態を保たれることによって、本来のグライダーの持っているフライトポテンシャルが引き出され、安全性の機能が発揮されます。
定期的なチェックセンターでの、グライダーチェックをお勧めします。
ミーティング出席者
三上 祐司(チャレンジフィールド パラグライダースクール)
岸 正弘(パラグライダーパーク青木)
前堀 善斗(スカイブルー八方尾根 パラグライダースクール)
岩村 誠(グランボレ パラグライダースクール)
水沼 典子(スカイパーク宇都宮)
中川 克平(ウイングキッス朝霧)
青木 翼(浜名湖パラグライダースクール)
辻 強(エアパーク COO)
佐藤 良太(エアパーク COO)
岡田 直久(KPS富士見高原 パラグライダースクール)
宮田 歩(アエロタクト コーポレーション)
上野 陸(エアハート コーポレーション)
ヨーロッパで定着しているグライダーチェックですが、日本でも2006年から導入され実績を挙げています。
ただ、日本では「立ち上がらなくなった」「旋回性が良くなくなった」など、調子が悪くなってから、このグライダーチェックを利用されている方が多いようです。ヨーロッパでは車の車検同様に2年に一度チェックをしたグライダーでありませんと保険が適用されません。なので絶対に行わなければならないのですが・・・グライダーチェックに対する捉え方は違っています。グライダーを早目早目にチェックすることはグライダーを良い状態で長持ちさせるから・・・というのがグライダーチェックに対する認識です。
目に見てわかるぐらい状態が悪くなってからチェックをしても、調整の施しようがないことがあります。・・となる前に早目、早目にチェックをしておくことをオススメします。多くのメーカーは、まずは最初1年以内にチェックすることを推奨しています。
2006年にグライダーチェックを開始し、このシステムも徐々に浸透しつつあります。ただし、機材、マテリアルの変化に伴い、その注意点も変化してきました。
この度、グライダーチェックを行っているスクールにお集まりいただきミーティングを開催することになりました。ミーティングでは、6月にヨーロッパのいくつかのグライダーチェックセンターの視察を行った内容に関してもお話させていただきます。
日時:10月30日(木)8:00~
場所:茨城県エアパークCOO
対象:JPAグライダーチェックセンター
および 今後グライダーチェックセンターを希望するスクール
すでに、たくさんのお申し込みをいただいております。参加ご希望の方は事務局までお知らせください。
リパックを行ったハーネスに取り付ける「リパックリボン」は毎年色が違います。今年のリパックを証明する色は「赤」です。リガーのみなさまはお間違いのないようにお願いします。
また、パイロットの方で、今年リパックしたのに違う色のリボンが取り付けてあるものがありましたら、依頼をしたリガーにお尋ねください。
よろしくお願いします。
http://jpa-pg.jp/07info/2013jpa/1023ribbon/