優勝者コメント
総合優勝 只野 正一郎
久しぶりの優勝ができました。
スクールの留守中を支えてくれた方々とチャンスをくれたジンさんとジンチームの皆さんと今まで支えてくれた方々に感謝の気持ちを伝えます。
ありがとうございました。
2013年はRedbull X-Alps参戦もあってチャレンジの年だと思っています。大会直前にBoomerang9を乗ってみないか?という連絡があったときには「今度こそチャンスを無駄にせず結果をのこそう!」と思いました。これまで多々チャンスがあったにもかかわらず流してしまったので今回だけは何が何でも優勝しかなかったわけでした。戦える翼に乗れるというのは古参にとってはありがたい幸せです。去年のステージではGTOで踏ん張ってはみましたが性能差は十分理解しているのでどうしても焦りがでていい結果は出ませんでした。
おととしも、その前の年も、、、なんともいえない焦りばかりでいい結果は出ませんでした。そんな状態が続いている中、ずっと夢に見ていたトップゴールだったのです。きっとそんな感じには見えなかったかも知れませんが、自分なりにもがいていました。
レースの世界はここ数年ですごく変化したように感じられます。ワールドカップも、使っている機材も参加している選手のスキルも。
しかし戦略は2004年の同じ大会のレポートを読んで変わっていないように思いました。
みなさんがどう思われるかわかりませんが、大切なのは「勝つ!」ということを強く思うことと私は教わりました。細かい戦術はどうでもよくて、最初から最後までレースをしたと思えたときにいい結果がでると信じています。
チャンスは平等です。だからパラグライダーのレースは面白いと思います!