ホルスト氏とミーティング 7/1(水)

ドイツ訪問の最終日となりました。電気モーターウインチの視察も終えたので、ドイツのトーイング事情に関して、ホルスト氏のパソコンを前に置きいろいろとお聞きしました。すでに、ホルスト氏はリタイアされているそうですが、まだトーイング分野の第一線で活躍されています。様々な経験からのお話しは色々と参考になります。日本でもトーイングが認知されるようになりましたが、それも2012年のドイツ訪問が始まります。その時のDHV・ホルスト氏の協力、様々な資料の提供などがなければ、現在の日本スタンダードを作り上げることはできませんでした。
今日はWasserkuppeのテイクオフにあるカフェでお昼過ぎまでお話を聞くことができました。ミーティング後にフライトできれば・・との予定でしたが思った以上に南風が強く、今日フライトしているのはセールプレーンのみ。エアロトーイングされ飛び立っていくセールプレーンを見上げながら、ここwasserkuppeを後にしました。

これで、今回のヨーロッパ訪問は終了です。今回もたくさんの収穫がありました。レポートをまとめ次第、スクールのみなさまにお伝えさせていただきます。今では、日本でもセーフティートレーニング、トーイングといったものが一般的になってきました。ただ、思えば10年前にはどちらもほとんど日本には普及していなかったものです。JPA設立当初から色々と協力していただいた、ドイツのクラウス氏をはじめ、フランスのデビット氏、そして今回お世話になったホルスト氏にはあらためて感謝いたします。様々な方々に支えられて、今の教育システムがあります。今後もこだわりをもって、この教育システムを発展させていきたいと思います。

JPA教育事業部部長 岡田 直久