4月9日(月) フェスティバル最終日~小学校に4つの教室が増えました

 明け方、カウカウの町はすごいサンダーストームに見舞われました。朝は幾分涼しく感じるくらいです。今日はフライト前に、このフェスティバルの基金で作った教室のお披露目があるため小学校に向かいました。校庭の横には真っ白な新しい教室が建てられていました。お披露目のセレモニーでは次々とパラグライダーパイロットに感謝の言葉をいただきました。フライトをしてパッセンジャーの方に喜んでいただき、なおかつフライトして得た利益をこのような形で地元に還元するということをこの期間中に体験できたことは、パイロット冥利に尽きます。私たちタンデムパイロットはガーナ観光局からスポンサードされていますが、そのスポンサードの費用をそのままガーナの子供たちのために使えば同じことと思ってしまいますが、パラグライダーが介在することで多くのメリットがあると観光局のみなさんも断言しています。普段見ることのないパラグライダーのフライトを年に一度子供たちに見せること、フェスティバルを開催することでガーナ国中の外国人が開催地に訪れること、フェスティバルを目当てに海外から訪れる方がいること、フェスティバルに世界中のタンデムパイロットが手伝ってくれること・・・パラグライダーを通じて社会貢献ということをJPAでも掲げていますが、まさにその一つの形を今回見ることができました。

 さて、フライトは今日も行われます。小学校を後にしてすぐにテイクオフに向かいますが、どうも昨日までと空模様が違うようです。すでにテイクオフにはたくさんの方が待っていましたが、残念ながら強風。今日が最終日と知っている方たちから、パイロットは質問攻め。やはり風で飛べないということはなかなか理解してもらえません。世界共通のタンデムパイロットの悩みかもしれません。

昼過ぎの閉会式は予定通り行われ、その間に風が良くなることを期待しましたが好転の兆しはなく、閉会式とともに今回のフェスティバルは終了しました。

 私がチーム最多のフライトでしたがそれでも16本。1日8本でトータル30本はフライトできればと思っていましたが、期間中の交通量の多さ、昼過ぎのサンダーストーム、テイクオフのスペースを考えれば十分な本数なのかもしれません。もちろん、送迎のドライバー、テイクオフのお手伝いをしてくれるパイロットのみなさんは暑い中、献身的に動いて下さいました。スタッフのみなさん、フェスティバルに訪れて下さったたくさんのみなさん、そして地元ガーナのみなさん、ありがとうございました。タンデムパイロットとして気持ちの良い時間を過ごさせていただきました。

JPAでは今後も国内はもちろんのこと、国際的にも社会貢献ができるよう活動を続けてまいります。

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