日本パラグライダー協会

会員の皆様からお寄せいただいた「ひやっとしたこと(インシデント)」を分類し、分かりやすくご覧いただけるようにしました。スクール様だけでなく、一般フライヤーの皆様にもぜひご覧頂き ご自身の安全フライトにお役立てください。

ひやっとノートフォーム

ヘリコプターがランディング周辺に・・・

発生時間 : 11:00~
年齢 : 43
性別 : 男
経験年数 : 17
パイロットレベル : エキスパート
年間フライト日数 : ~100日
天候 : 晴れ
天候その他 : 雲底低め
風速 : 3m
状況 : 穏やか
内容 : 10時過ぎにテイクオフし、そのまま雲低に付けテイクオフ側の山でフライトしていたところ、ランディング側の山にヘリコプターが現れ暫くランディング周辺を旋回していました。
早期に確認しランディングからも無線で呼びかけられた為、ヘリコプターが飛び去るまでテイクオフ側の山でウェイティングしていましたが、確認が遅れていたらランディング側に入る所でした。
考えられる要因 : ドクターヘリなどの緊急の場合は、スクール校長宛に連絡が入る様ですが(実際2回ほど入りました)、今回の場合は全く予期していませんでした。
まさか、3連休中に送電線の点検を行うとは思っていなかったのが油断でした。

ヘリコプターの場合、飛び去っても暫くは空域が荒れる為、かなりの時間テイクオフ側の山でウェイティングしていました。


2010/07/17

テイクオフ時左右のブレーク持ち間違え

発生時間 : 16:00~
年齢 : 70
性別 : 男
経験年数 : 20
パイロットレベル : パイロット
年間フライト日数 : ~40日
天候 : 快晴
風速 : 1m
状況 : 穏やか
内容 : リバースでセッティング。立ち上げて振り返った時に左右を持ち間違えていたことに気がつく。その時に取りやめればいいのですが、あわてて走りながらブレークコードを放して持ち替えようとするうちに、離陸してしまう。離陸直後につぶされたが1-2という安定性からすぐに回復した。ブレークコードはその後に持つことが出来た。本来なら持ち間違えに気がついたときに取りやめてほしかった。
考えられる要因 : 前のフライトから間隔が開いていた。?そもそもリバースの練習不足?年齢による視力低下?など、いろいろな原因が考えられるが、ミスに気がついたときに取りやめさえ出来れば事故は少なくなるはずだ。


2010/03/16

自身でのブレーク長変更

発生時間 : 13:00~
年齢 : 55
性別 : 男
経験年数 : 16
パイロットレベル : エキスパート
年間フライト日数 : ~40日
天候 : 晴れ
風速 : 3m
状況 : 穏やか
内容 : サーマルでの旋回中に翼端がコラップスし、回復操作を行なった時にフルストール状態になり墜落
幸運にも急斜面の比較的柔らかい所に落ちた為、右肩脱臼だけですみエリアに居られたフライヤーのお医者さんに手当てをして頂きました。念の為病院で検査し一晩様子を見る為に、1日入院しました。

考えられる要因 : 新しくグライダーを購入され、フライトした際にブレークコードが長いとの事で自分で短くしたそうです。その事をインストラクターに相談して頂いていれば全く問題なく今回の事故も起こらなかったと考えられます。
長さを短くした事も、10cmと極端に短くしてしまった事と、余ったラインを結び目から上部に向かって巻きつけた為、フルリリースしてもその巻き付けた部分の上部が滑車に当たりより短くしたのと同じ状態になった事が原因です。


2009/06/01

ランディングアプローチ中にストール

: 11:00
: 男
: エキスパート
: 快晴
: 1m
: サーマル発生
: サーマルソアリングフライト後に、ランディングする際突風にあおられストールからスピン、直ぐレスキューを投げ出し開くと同時にランディング場近くの水田に着地しました。幸いパイロットは怪我無く道具もダメージ無しでした。

(この日のコンディションは、・・朝からサーマルが活発でランディング場は風向きがころころ変化していた。ランディングの仲間からは風情報が伝えられていた。日中サーマルが活発でTO・LDともブローが強く入り出した為15時迄風待ちし、フライトしていただきました。)

(このフライトで本人の話・・・サーマルが強くなりコンディションが荒れてきたので着地をしようとしたがランディング近くで上がったり下がったりきつく、なかなか降りなく、別の場所へのランディングも考えましたが仲間が居るメインランディング場を選び高度処理をしていた時に風に煽られた。高さが無かったので直ぐレスキューを考え投げ出した。)


: 突風に煽られ突然急激なノーズアップした際に、(ランディングアプローチ中でもあり少しブレークコードを引いていた)無意識にブレークを引いてしまったのかも知れない??(本人の話)。そのためにノーズアップからの失速に入り、フロントダイブとコラップス、90度スピン、レスキュー開傘となってしまった。


2009/03/21

サーマルエントリーでスピン

: 11:00
: 35歳
: 男
: エキスパート
: 晴れ
: 3m
: サーマル発生
: パイロットは以前は毎週のように飛んでいたが、結婚してから2~3ヶ月に1度くらいのペースとなり、飛ぶ度にブランクあった。
穏やかにサーマルが発生する条件で、サーマル入ろうと旋回を開始したが、引きすぎてスピン。慌てる事はなく直ぐにブレークをリリースしたので、270度旋転した後に回復した。

: ベテランでも特に以前は頻繁に飛んでいたパイロットが極端に飛ぶ頻度が落ちると、気持ちが先行して操作に荒さが出てしまう。
30歳過ぎくらいで結婚して飛ぶ頻度が減ったパイロットは他にもいるので、注意して行きたい。


2009/01/03