日本パラグライダー協会

会員の皆様からお寄せいただいた「ひやっとしたこと(インシデント)」を分類し、分かりやすくご覧いただけるようにしました。スクール様だけでなく、一般フライヤーの皆様にもぜひご覧頂き ご自身の安全フライトにお役立てください。

ひやっとノートフォーム

選択されているタグ : ツリーラン

タグを絞り込む : アプローチミス スピン プレフライトチェック レスキュー開傘 失速 潰れ 空中接触 講習高高度フライト

尾根の裏側にこぼれてしまい、ツリーランディング

【発生日】2015年12月3日
【発生時間】13:00~
【パイロットレベル】パイロット
【天候状況】晴れ
【風速】2m/s
【状況】サーマル発生
【内容】
尾根をはさんでランディングの反対側をフライト。結局、尾根を越すことができずツリーラン。

目的地まで2時間以上の行程。パイロットを救助した時点で日没1時間前。グライダーは残置で、ショップに帰ることに。ヘッドライト、GPSを頼りに日没後も歩き、20時に車道で地上班と合流。

【考えられる要因】
長時間フライトによる集中力の低下。

自分の意志でフライトすることができずに、人のあとを追いかけてしまったフライト(パイロットの技量)。

自己脱出が出来る技量はなく、脱出のための装備が不十分であった。


2016/12/03

潰れ→旋回→ツリーランディング

【発生日】2016年11月18日
【発生時間】14:00~
【パイロットレベル】パイロット
【天候状況】快晴
【風速】1m/s
【状況】穏やか
【内容】
風向きが左ザイドでのフライトでした。

テイクオフ(やや左方向)後、少しして翼がつぶれ旋回して林に引っ掛りました。

【考えられる要因】
左サイドの風で飛ぶさいはコースを指定していましたが
今回はコースを外れてフライトしていた。

本日3本目のフライトでした。

2本目も翼がつぶれまわって回復していたらしい。(他のパイロットの話)

本人の適正をチェックします。


2016/11/18

空中接触

【発生時間】 13:00~
【パイロットレベル】 パイロット
【天候状況】 晴れ
【風速】 2m/s
【状況】 サーマル発生
【内容】
リッジソアリングとセンタリングするグライダーが混在する空域。下からセンタリングして上がってきたキャノピーにリッジソアリングしていたパイロットが包まれる。下のパイロットがパラシュート開傘。まもなくツリーラン。ケガ、グライダーの損傷とも双方ともなし。

【考えられる要因】
どちらかが見ていれば避けられたインシデント。
空域の注意点を認識不足。


2015/12/12

ツリラン回収時のミス

発生時間 : 13:00~
年齢 : 56
性別 : 男
経験年数 : 15
パイロットレベル :
年間フライト日数 : 1日
天候 : 快晴
風速 : 1m
状況 : 穏やか
内容 : ツリーランからの回収ですべて終了し、助けに行った本人がエイトカンとクライミング用ハーネスのからビナを付け忘れてロープを握り2mから飛び降りるような形になった。怪我無し。

元職業自衛官のレンジャーで安心して見ていたのが悪かったと反省。(2m地点で私の監視をしていました。)
このときも2mから上は私が登り(約25m)回収していた。


2010/08/31

空中接触

発生時間 : 14:00~
年齢 : 54
性別 : 男
経験年数 : 10
パイロットレベル : パイロット
年間フライト日数 : ~40日
天候 : 快晴
風速 : 3m
状況 : 穏やか
内容 : リッチソアリング中に空中接触二人絡んで外れなくなり レスキュー解散杉の木にツリーラン 怪我なし。

考えられる要因 : ビジターさんが下方を飛んでる須藤さんのキャノピーに包まれるように絡んでしまった。ことから他機警戒の確認判断ミスと思います。

本人は、3時間近く飛んでおり集中力がなくなっていた・・・・と言っていました。


2010/08/22