日本パラグライダー協会

会員の皆様からお寄せいただいた「ひやっとしたこと(インシデント)」を分類し、分かりやすくご覧いただけるようにしました。スクール様だけでなく、一般フライヤーの皆様にもぜひご覧頂き ご自身の安全フライトにお役立てください。

ひやっとノートフォーム

選択されているタグ : ランディング

タグを絞り込む : アプローチミス タンデム 講習高高度フライト

電線に宙吊り

【パイロットレベル】パイロット
【天候状況】曇り
【風速】4m/s
【状況】穏やか
【内容】
ランディング近辺まで飛行してきたが、他者への無線誘導を自分への指示と間違え、風下へ機首を向け飛行し電線に接触し宙吊りとなった。

【考えられる要因】
当日2本目のフライト。1本目は弱風だったが2本目はやや強めの風に変化し、ランディングまでギリギリの高さとなったため、精神的にプレッシャーを感じ冷静な判断ができなかったと思われる。


2017/06/18

ランディングクラッシュ

【発生時間】 09:00~
【パイロットレベル】 タンデム
【天候状況】 快晴
【風速】 0~4m/s
【状況】 サーマル発生
【内容】
朝8時テイクオフでランディングは8時15分頃。
ランディングアプローチ中に風向風速の変化により(サーマルブローに止められ)10m弱の高度で失速気味になり接地間際の回復によるシューティングをフルブレークで接地。手前の田んぼ法面にクラッシュランディング
幸いにも怪我はなかったが接地地点には側溝もあり非常に危険な状況だった

【考えられる要因】
・風が弱くサーマルブローによる風向・風速に変化があった
・エリアで今年初フライトで初タンデムだった
・春のコンディションなので早めスタートで8時にスタートしたがランディングはすでに安定しないコンディションだった。
・ランディングディレクターも風が安定しないと感じていたが体験タンデムだったのと校長なので大丈夫だろうと判断。


2014/04/13

ヘリコプターが送電線の点検に

発生時間 : 11:00~
年齢 : 43
性別 : 男
経験年数 : 17
パイロットレベル : エキスパート
年間フライト日数 : ~100日
天候 : 晴れ
天候その他 : 雲底低め
風速 : 3m
状況 : 穏やか
内容 : 11時過ぎにテイクオフし、ゲインも出来なかった為にランディングに向かおうとしていた所、テイクオフ~ランディング間を横切る送電線の点検にヘリコプターが横切っていきました。
今回も確認が早かった為、特にニアミスする事も有りませんでしたが、あまりウェイティング出来る状況ではなく、ヘリコプター通過後暫くしてその空域を横切りました。
空域が荒れている事を覚悟していましたが、特に酷い事は無く無事にランディングに辿り着けました。
因みに、私たちが通過後にヘリコプターがまた戻っていきました。
考えられる要因 : 前回同様、連休中に送電線の点検又は山岳の崩落の点検を行うとは思っていなかった為の油断でした。
前々日までの大雨の為に、予定外の点検を行っている模様でした。


2010/07/18

ヘリコプターがランディング周辺に・・・

発生時間 : 11:00~
年齢 : 43
性別 : 男
経験年数 : 17
パイロットレベル : エキスパート
年間フライト日数 : ~100日
天候 : 晴れ
天候その他 : 雲底低め
風速 : 3m
状況 : 穏やか
内容 : 10時過ぎにテイクオフし、そのまま雲低に付けテイクオフ側の山でフライトしていたところ、ランディング側の山にヘリコプターが現れ暫くランディング周辺を旋回していました。
早期に確認しランディングからも無線で呼びかけられた為、ヘリコプターが飛び去るまでテイクオフ側の山でウェイティングしていましたが、確認が遅れていたらランディング側に入る所でした。
考えられる要因 : ドクターヘリなどの緊急の場合は、スクール校長宛に連絡が入る様ですが(実際2回ほど入りました)、今回の場合は全く予期していませんでした。
まさか、3連休中に送電線の点検を行うとは思っていなかったのが油断でした。

ヘリコプターの場合、飛び去っても暫くは空域が荒れる為、かなりの時間テイクオフ側の山でウェイティングしていました。


2010/07/17

焦りによるフレアーのタイミングミス

発生時間 : 14:00~
年齢 : 62
性別 : 男
経験年数 : 1
パイロットレベル : ベーシック
年間フライト日数 : ~60日
天候 : 曇り
天候その他 : 曇り時々日差しあり
風速 : 2m
状況 : サーマル発生
内容 : ランディングアプローチ中での、最後のブレーキングのタイミングミス。

ファイナルストレートで、多少の上下の動きがあり、少し焦っていた。
無風の時のように安定して下がってくれる条件ではなく、ほんの少しフワフワ浮くようで、最後のフルブレークのタイミングを待てずに、少し高い所(約3m)で引いてしまって、ハードラン。

考えられる要因 : 降りる目標を超えて着陸となり、焦っていた。
ファイナルストレートで、焦る気持ちからチカラが入り、揺らしていた。
地面が近くなるにつれて、揺れと、オーバーしている事から早く降りたい気持ちが
、重なる事となり、まだ少し高かったが、フルブレークしてしまった。


2010/03/22