日本パラグライダー協会

会員の皆様からお寄せいただいた「ひやっとしたこと(インシデント)」を分類し、分かりやすくご覧いただけるようにしました。スクール様だけでなく、一般フライヤーの皆様にもぜひご覧頂き ご自身の安全フライトにお役立てください。

ひやっとノートフォーム

選択されているタグ : 潰れ

タグを絞り込む : アプローチミス クラバット スパイラル ツリーラン テイクオフ レスキュー開傘 講習高高度フライト 野外(緊急)ランディング

潰れ→旋回→ツリーランディング

【発生日】2016年11月18日
【発生時間】14:00~
【パイロットレベル】パイロット
【天候状況】快晴
【風速】1m/s
【状況】穏やか
【内容】
風向きが左ザイドでのフライトでした。

テイクオフ(やや左方向)後、少しして翼がつぶれ旋回して林に引っ掛りました。

【考えられる要因】
左サイドの風で飛ぶさいはコースを指定していましたが
今回はコースを外れてフライトしていた。

本日3本目のフライトでした。

2本目も翼がつぶれまわって回復していたらしい。(他のパイロットの話)

本人の適正をチェックします。


2016/11/18

スパイラルからの離脱失敗

【ひやっとしたこと】ツリーランディング
【発生日】2016年3月29日
【発生時間】11:00~
【パイロットレベル】エキスパート
【天候状況】晴れ
【風速】5m/s
【状況】強いサーマル発生
【内容】
大きな上昇気流帯から降下しようとスパイラル降下中に、遠心力で顔が上向きに張り付け状態となり、慌てて操作した結果、大きなサーチ後に全潰れを起こし、数本のラインが上面側を回ってしまいキャンディー状態となってしまった。
この時の高度が地面から500mくらいはあり、バランスを取れば飛行可能なようだったので、誘導でテイクオフの斜面上空へ移動させて、もう少し高度が下がったところで、レスキュー開傘してツリーラン。

【考えられる要因】
大きな上昇帯で上昇を続けていたので、知識不足からの怖さや不安感から、慌てた気持ちでいた。
その為、初めて経験する高速のスパイラルへ入れてしまった。
離脱方法は経験していたが、慌てた心境では正しい操作ができていなかった事も考えられる。

(環境要因)ツアーで行った慣れないエリアだったので、上昇帯のイメージができなかった。

(影響要因)本人がイメージできない状況の中で、焦ってスパイラルへ行動を移した事。

(ヒューマンファクターズ)慣れないエリアでの初めての経験で、知識の応用ができなかった事、不安な気持ち、技術の不足


2016/03/29

潰れ→レスキューパラシュート

【発生時間】 12:00~
【年齢】 42才
【性別】 男
【経験年数】 9年
【パイロットレベル】 パイロット
【年間フライト日数】 ~100日
【天候状況】 快晴
【風速】 3m/s
【状況】 サーマル発生
【内容】
セミナー参加でフライト。
雲底1500mほどをフライト中、雲の吸い上げに遭遇。
慌てて降下手段で翼端折をしようとしたところ、潰れが発生。
旋回に入ってしまい、レスキューパラシュートを使用した。

開傘後、ツリーランし本人には怪我は無かった。

【考えられる要因】
環境要因
天候は雲がやや発達して吸い上げがあった。
ただ、フライトには問題の無いレベル。
機材は3年以上使ったモデルであり、定期チェックも行っているので問題なし。
以前にこのエリアをフライトした経験はあったが、久しぶりであった。
しかし、事前のレクチャーはしっかりと行っていた。

影響要因
セミナー参加という事でプレッシャーがあったのではないか。
当日テイクオフに忘れ物をするなど、注意散漫な部分が見られていた。

ヒューマンファクターズ
遠征でのフライトという事もあり、長時間のドライブ。
やや寝不足があったと思われる。
レスキュー使用時は雲の強い吸い上げに合い、精神的な焦りがあり操作を慌ててしまった。
更にコラップス発生時の対応が遅れてしまい旋回へ、回復が不可能と判断しレスキューを使用する事となった。

<対策>
遠征という事もあり、移動は大変であるが体調を考えてフライトを考慮する。
あまりに寝不足等で注意力散漫であればフライトのキャンセルしなければならない。

雲の吸い上げがある事は目に見えて明らかであり、無線でもそういったアナウンスは度々あった。
そういった吸い上げがある雲でのフライトコースを再確認する。
レスキューを使えた事は良かったが、リカバリできるレベルであった。
リカバリ操作、アクティブ操作のトレーニングを行う。


2014/03/15

ビッグイヤー時のトラブル

【発生時間】 11:00~
【パイロットレベル】 ベーシック
【天候状況】 晴れ
【風速】 3m/s
【状況】 サーマル発生
【内容】
プライマリー実技検定中
ビックイヤー実施時にリアライザーを誤って引き込み失速。

グライダーの変形に気づき中止させたがグライダーが大きくシューティングをお越しコラップス。翼端がクラバットし旋回を始めた為、レスキューパラシュートを出すように指示をする。
開傘後、ツリーランディング。
本人は怪我なし。

【考えられる要因】
パイロット
・グライダーを乗り換えたばかり
・検定試験に緊張していた。

インストラクター
・ビックイヤーの課題に油断していた。
・普段からスムースに課題こなす生徒の為、グライダーが変わった事を気にしていなかった。


2014/01/25

テイクオフ直後のコラップスによるクラッシュ

発生時間 : 12:00~
年齢(才) : 42
性別 : 女
経験年数(年) : 15
パイロットレベル : パイロット
年間フライト日数 : ~50日
天候状況 : 晴れ
風速 : 3~4m
状況 : サーマル発生
【内容】
冬期クローズエリアのツアーフライト
初日にライズアップトレーニングを終え2日目のフライト。
春らしいクロスカントリーには絶好のコンディション。
その日2本目のフライト。東向きのテイクオフよりフライト
東~南 2~4mの風 
テイクオフから10秒ほど飛んだところで右翼70%コラップス→シュート→パイロットの前方でグライダー回復→SAT→墜落 レスキューパラシュートは投げれなかった。木が密集していたが木には引っかからなかった。幸いにも斜度が急であったため地面に接地したが本人はケガもなく事なきをえた。  

【考えられる要因と対策】
環境要因
冬期クローズエリアのビジターパイロット
片道5時間以上掛けてでのツアーフライト
2013年シーズン 2本目のフライト
春先のサーマルコンディション(クロスカントリー日和)
グライダー ENB 当グライダーはXSサイズ EN C

影響要因
サーマルコンディションで空中には50機以上フライト
今シーズン2本目のフライトだがその他パイロットが続々と
テイクオフしていく中、躊躇することなくフライト。

対策
テイクオフ直後のアクティブ操作の徹底と重要性の説明。
春先の復帰するパイロットへ穏やかな大気でまずフライト
をするように説明とアナウンスを徹底する。


2012/03/17