日本パラグライダー協会

会員の皆様からお寄せいただいた「ひやっとしたこと(インシデント)」を分類し、分かりやすくご覧いただけるようにしました。スクール様だけでなく、一般フライヤーの皆様にもぜひご覧頂き ご自身の安全フライトにお役立てください。

ひやっとノートフォーム

選択されているタグ : 講習高高度フライト

タグを絞り込む : アプローチミス クラバット ツリーラン テイクオフ プレフライトチェック ランディング レスキュー開傘 失速 潰れ

Bストール後のラインの絡み

【ひやっとしたこと-その他内容】Bストール後のラインの絡み
【発生日】2016年8月11日
【発生時間】13:00~
【パイロットレベル】パイロット
【天候状況】晴れ
【内容】
Bストール回復の際、Bライザーのラインが、Aライザーの持ち手部分にひっかかった。
ひっかかった事は全く気付かずにフライト。
その後、フライト中にひっかかったラインが外れ、その際、大きな音が鳴ったので気づいた。
当時はラインが切れてしまったと勘違いした。
ヘルメットのカメラによって、詳細が分かった。

【考えられる要因】
Bストールからの回復を急ぎ、Bライザーを戻す際、Bライザーを離してしまったのではないかと思う。しっかりBライザーを持ったまま戻せば、ひっかかることはなかったと思う。


2016/08/11

ビッグイヤーで誤ったラインを引いてしまい・・・

【発生日】 2016年7月16日
【発生時間】 10:00~
【パイロットレベル】 ベーシック
【天候状況】 曇り
【風速】 0-1m/s
【状況】 穏やか
【内容】
ビッグイヤーの練習で、誤ってCライザーをすべて引いてしまいストール。手を上げて、大きくシューティングしたもののその後通常滑空に戻りました。

【考えられる要因】
数回目のトライだったので、特に問題が起こる状況ではないと思っていました。一応、スタビは引かれると困るので、その対応はイメージしていました。
ランディング後、話し合いました。考えられる要因としては、高齢、蒸し暑さなどによる集中力の欠如かと思われます。


2016/07/16

ビッグイヤー時のトラブル

【発生時間】 11:00~
【パイロットレベル】 ベーシック
【天候状況】 晴れ
【風速】 3m/s
【状況】 サーマル発生
【内容】
プライマリー実技検定中
ビックイヤー実施時にリアライザーを誤って引き込み失速。

グライダーの変形に気づき中止させたがグライダーが大きくシューティングをお越しコラップス。翼端がクラバットし旋回を始めた為、レスキューパラシュートを出すように指示をする。
開傘後、ツリーランディング。
本人は怪我なし。

【考えられる要因】
パイロット
・グライダーを乗り換えたばかり
・検定試験に緊張していた。

インストラクター
・ビックイヤーの課題に油断していた。
・普段からスムースに課題こなす生徒の為、グライダーが変わった事を気にしていなかった。


2014/01/25

焦りによるフレアーのタイミングミス

発生時間 : 14:00~
年齢 : 62
性別 : 男
経験年数 : 1
パイロットレベル : ベーシック
年間フライト日数 : ~60日
天候 : 曇り
天候その他 : 曇り時々日差しあり
風速 : 2m
状況 : サーマル発生
内容 : ランディングアプローチ中での、最後のブレーキングのタイミングミス。

ファイナルストレートで、多少の上下の動きがあり、少し焦っていた。
無風の時のように安定して下がってくれる条件ではなく、ほんの少しフワフワ浮くようで、最後のフルブレークのタイミングを待てずに、少し高い所(約3m)で引いてしまって、ハードラン。

考えられる要因 : 降りる目標を超えて着陸となり、焦っていた。
ファイナルストレートで、焦る気持ちからチカラが入り、揺らしていた。
地面が近くなるにつれて、揺れと、オーバーしている事から早く降りたい気持ちが
、重なる事となり、まだ少し高かったが、フルブレークしてしまった。


2010/03/22