日本パラグライダー協会

会員の皆様からお寄せいただいた「ひやっとしたこと(インシデント)」を分類し、分かりやすくご覧いただけるようにしました。スクール様だけでなく、一般フライヤーの皆様にもぜひご覧頂き ご自身の安全フライトにお役立てください。

ひやっとノートフォーム

選択されているタグ : 講習高高度フライト

タグを絞り込む : アプローチミス クラバット ツリーラン テイクオフ プレフライトチェック ランディング レスキュー開傘 失速 潰れ

ファイナルレグでのピッチアップ

: 14:00
: 45歳
: 男
: プライマリー
: 快晴
: 1m
: 穏やか
: ランディングアプローチで、ファイナルストレートに入ってから、少し強い風を受けてピッチアップ。地面も近く焦ったようで、その時ブレークコードをホールド又は少し引いてしまった。その後大きめなピッチアップとなり、やや大きめなサーチ、アクセレーションに入ってすぐに地面に激突した。
本人は無傷であったが、骨折などケガがあってもおかしくない状況でした。
: 普段からピッチングの練習はしっかり行っている為、頭では理解している動きだったが、グライダーの挙動に対しての反応が、まだ体で覚えられていないようでした。
もうひとつ考えられるのは、安定した状態でのフライトだった為、予期せぬ動きで高度も低かったから、焦って力が入ってしまった可能性もある。
本人談から総合すると、こっちの方が有力。


2006/12/29

試技内容の理解不足

発生時間 : 14:00~
年齢 : 35
性別 : 女
経験年数 : 3
パイロットレベル : プライマリー
年間フライト日数 : ~20日
天候 : 快晴
風速 : 3m
状況 : 穏やか
内容 : 片翼コラップスからの回復操作の練習中。パイロットライセンス取得寸前の5名ほどの同レベルの練習生に指導していたところ、このパイロットが来場。コラップスの練習に参加したいとのことで許可、その際操作手順を理解しているかどうかたずねたところ理解しているということでそのまま離陸地点へ。左翼コラップスの導入のため左翼Aライザーを引き込みコラップスを発生させたが、Aライザーをそのままホールドしたために片翼を潰したままスパイラルへ移行した。その後、無線指示に従い回復したが高度が低く、場周経路に入ることもできず、追い風で着陸場内にハードランディングした。軽度の足首捻挫ですんだが、重大事故寸前の状況であった。
考えられる要因 : 5名の練習生に対しては事前の机上講習、ビデオ映像での操作要領、ハーネス吊り下げ装置でのシミュレーションを行い、実際の練習を行っていた。途中参加する形になったこの練習生は、4ヶ月ほど前にも2回の片翼コラップスからの回復操作を練習していて、担当インストラクターは操作要領を覚えているものとして、フライト練習に参加させた。本人も操作要領をしっかりと記憶しているものと考え、復習のつもりで参加したのだが、実際にコラップスを発生させた後、以後の操作方法がわからずそのまま放置するような形となってしまった。ランディングのイントラからライザーを離すように指示があって、操作手順を思いだしたとのこと。練習生に何を練習してもらうのか、そしてその課目の実施要領と注意すべき点、失敗した場合の回復操作要領など、必ず十分なブリーフィングを行って実施すべきであった。また、年間飛行日数が20日間未満ということは、技量維持がようやくできるかどうかで、場合によっては低下するものとして考えるべきであった。


2006/10/12