パラグライダーレスキューBOOKの発売も決まり、パラグライダーレスキュー制度も順調に進行しています。来週、立山で行われる認定検定会の受付は〆切ました。残すところ5月行われる白鷹ステージのみとなります。
今後、ツリーランディングの回収、搬送はこのパラグライダーレスキュー認定者が行うことが基準となります。
各スクールに最低1名の認定者が必要になります。パイロット証所持者であれば認定検定会には参加できます。5月白鷹が終わりますと次回は年明けとなります。また、今回レベル1,2の認定を受けた方を対象に来年はいよいよレベル3の認定検定会を行います。
ツリーランディングからの自己脱出、救助、搬送といったパラグライダーのレスキュー全般に関しての技術書がいよいよ4月下旬発売開始となります。
製作にあたっては山岳救助のプロ組織である日本山岳レスキュー協会の監修を得て、数多くのアドバイスをいただきました。
また、執筆、写真撮影は日本山岳ガイド協会の南裏健康さん、何度もクライミングで日本チャンピオン、アジアチャンピオンとなっている南裏保恵さんのご協力を得て行われました。
半谷顧問の発案で始まったのが1年前。それから毎月トレーニング、フォトセッションを繰り返しようやく先月最終校正を迎えました。
現在、最後の見直しをしているところです。
この本はツリーランディングの救助に行く人のためのものだけではありません。ヒューマンエラーブック同様に、数多くのパイロットの方に読んでいただくことで安全マージンは確実に向上します。是非、パイロットの必読書としてご利用いただければと思います。
詳しい発売日が決まりましたら再度ご連絡させていただきます。