2016年パラグライダーレスキューレベル2更新講習会、認定検定会IN三筋山6/16(木)

今回の参加者は、今井浜フライングスクールより更新3名・検定1名、ジャムスポーツより検定1名、合計5名です。
当日は午後より雨予報もあり、集合時間より1時間早く7時には全員集合。
教育事業部の岡田さんより趣旨とスケジュールの説明後、2チームに分かれて7時半には要救助者を探しに出発。
わかっているのは座標のみ。GPSやタブレット端末などを用いてできるだけ早く現場に到着することが大切です。
直登するチームとなるべく舗装された道を歩くチームと別れましたが、両チームとも8時45分頃目標ポイントに到着。
そこでまた本部より別の座標を指定され、9時30分にスクール到着。
藪の中を歩いたため服は濡れ汗だくです。紙地図の大切さも再認識しました。


着替えなど小休止後9時50分に木登り開始。
10時20分シミュレーターのセット完了、宙吊りからのカウンターラッペルによる救助を行いました。
検定の2名は要救助者に意識がある場合、更新の3名は要救助者の意識がない場合や意識もなく道具もない場合とそれぞれの技術力に合わせた救助を行いました。

その後も、フライトの際に持つツリーランセットのみで、宙吊りになった要救助者の自己確保をいち早くとり、その後道具が届き通常の救助を行ないました。

救助者が自分一人しかいない場合と2名または3名いる場合では救助の方法が異なります。その場にいる人員でいかに早く簡単に安全に救助することが大切です。


最後に5人全員で協力しあい、大宙吊りの構築。その後チロリアンブリッジによる救助を行いました。5人が同じイメージをもっているかということが一番の鍵となります。地上でシステムを紙に書き打ち合わせをして登ったため、一番簡単な方法でスムーズに救助することが出来ました。

片付けが終わったころ雨は本降りとなりました。ログでミーティングの後解散となりました。皆様お疲れ様でした。


レポート:鈴木 由希子(伊豆フライトハウス)

更新:西野 力也(今井浜)
 野村 藤雄(今井浜)
 野村 瑞紀(今井浜)
 
検定:
谷藤 公明(今井浜)



竹村 治雄(ジャムスポーツ)



検定員:鈴木 由希子(レスキューレベル3)
    岡田 直久(レスキューレベル3)

会場:伊豆フライトハウス

主催:伊豆フライトハウス


2016JPAタンデムパイロット技能証検定



動画はとなみ野パラグライダースクール・北さんの受験時のものです。

タンデムパイロットにとって、ブレーキを効かせるためのセオリーは必須です。


ペイアウト式ウインチオペレーター検定会 5/30 琵琶湖

ペイアウト式トーイングとはボートや車にウインチを搭載し、トーロープを送り出しながらパイロットを引き上げていく方法です。そのウインチオペレーターの検定会が開催されました。この春、規定が変更されてから初の開催となります。今回はボートに搭載されたウインチの操縦試験です。ウインチの操縦はもちろん操船、周囲警戒、パイロットへの指示と場合によってはいくつかのことをほぼ同時に行わなければなりません。それだけにウインチの操縦だけではなく、それらが総合的に管理できる能力が問われます。
試験はソロフライト、タンデムフライトの引き上げ、風の変化のあるなかでの引き上げ と行われました。実技が合格レベルであることが確認できたところで口頭試問。すべて十分合格レベルであることが確認できました。

この技能証は JPAの事業を推し進めていただくなかで、効力のあるものです。JPA会員のためにぜひ多くの笑顔を引き上げていただければと思います。
お疲れ様でした。

合格:横田 環(スカイテック)


教育事業部 6,7月予定

2016年の更新研修会(インストラクター、リガー)はすべて無事終了しました。
今後の教育事業部のセミナー予定は以下の通りとなります。

6月9日、10日(木、金) レスキューレベル練習会
           *国際山岳ガイドの多賀谷氏を招いて、ロープレスキューの基礎を学びます
           *レスキューレベル2の更新対象となります
           *主催:JMB立山パラグライダースクール

6月16日(木)レスキューレベル2更新研修会および認定検定会
           *主催:伊豆フライトハウス

7月13日、14日(水、木)パラシュートリガー検定会
        *受験ご希望の方は事前に10個のリパックをリガーのもとで行う必要があります

各詳細は開催要項でご確認ください。


パラシュートリガー更新研修会 5/11(水) SSA平尾台

今季最終となるパラシュートリガー更新研修会が行橋運動公園の研修センターで開催されました。今回は8名の方がご参加、いつも使う会場も狭く感じました。
さて、今回も今シーズン用に準備をしたパワーポイントで机上講習からスタート。クロスパラシュートに関して(スクエアではありません)、パラシュート関連のトラブル、インシデント、開傘シミュレーションの重要性に関して。2時間ほどの講習ののちに実技です。まずはクロスパラシュートの構造を理解すること。構造がわからなければ、パッキングの方法も決まりません。大切なのはマニュアル通りたたむことではなく、なぜそのようなマニュアルになっているのかを理解することです。一通り、実物を見ながら解説も加えたところで、パッキング開始です。途中、お昼もはさみ、2タイプのクロスパラシュート、1タイプのラウンドパラシュートのリパックを行いました。
終了したのは、会場をお借りしている時間ギリギリとなりましたが、予定の内容をすべて行うことができました。

みなさま、お疲れ様でした。

更新:
山本 雅史(タートルズ)
佐藤 哲也(ゲインインターナショナル)
山口博史(長崎フリーフライト)
河部 清治(トップアウト)
冨重薫(エアハート)
宮田歩(スカイテック)
飛来 尚美(SSA平尾台)
高木 弘志(JMB四国)