4月7日(土) アフリカンビートに乗ってテイクオフ!

 テイクオフに到着するとアフリカンミュージックの生演奏が迎えてくれます。自然とテンションは上がってしまいますが、まずは冷静にコンディションのチェックから。午後にはサンダーストームの可能性があるので午前中になるべくたくさん飛んでおきたいところです。が、朝一のテイクオフはガスの中。アフリカンダンスを見ながらしばしコンディションを待ちます。頃もなく、フライトコンディションになりフライト開始。多くのパイロットはソアリングをしたがりますが、今日はタンデムチームを取り仕切るサブリナから、「たくさんお客さん待っているからほどほどにね!」と事前に告知を受けていたので、ソアリングもほどほどにランディングに向かいました。

 ランディングでは観光局のみなさんが冷たい水をすぐに補給してくれるので、車の中ではしばしその水を飲みながらリラックス。テイクオフに着くと人はどんどん増えています。パラグライダーを広げる以外のスペースは徐々になくなっています。テイクオフ前は静かな場所で集中力を高めたいところですが、どうもそうはさせてくれません。準備だけは慎重に行い、なるべく早くお祭り会場から飛び立つことにしました。途中、雲が発達しだしたので様子を見ましたが、サンダーストームの来襲は日が暮れてから。結果、1人5~8本のフライトをし、トータル50本で今日は終了です。各パイロットからもビッグデーを乗りきったためか自然と安どの笑みがこぼれました。

 フェスティバルには青年国際協力隊としてガーナに来ているみなさんがお越しになっていました。みなさん、ガーナ各地で小学校の先生や看護婦などとして働いているそうです。これほどまでに環境の違う地で2年間も働くみなさんには大きな刺激を受けました。今日、明日で全員タンデムフライトを行う予定です。
 
JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ 
JPA教育事業部のブログ


4月6日(金) フェスティバル開幕!

 いよいよ今日からフェスティバル本番。天気も良く今日もフライト日和となりそうです。すぐに飛びに行きたいところですが、まずはオープニングセレモニー。山の上にある会場にはガーナ政府観光局の関係者ほかたくさんの来賓の方がお見えのようです。ほとんどが地元の言葉で話されていたので内容はあまり理解できませんでしたが、歓迎されているということは十分に伝わりました。セレモニーに終え、いよいよフライト開始。すでにテイクオフの受付テントにはたくさんの方が並んでいます。テイクオフの雰囲気はお祭り全開!パラグライダーを準備している後ろで民族楽器を使った演奏や、MCが盛り上げます。今日もややクロスウインドなものの、サーマルブローのタイミングで飛び立てば問題なし。

 テイクオフはあまり広くないため、準備が大変ですが、現在ガーナで仕事をされているグランボレパラグライダースクールのパイロット・Mikiさんご夫婦が手伝ってくださったおかげでスムースに進行しました。

今日、私はチーム内で唯一3本フライト。午後2時ころからのフライトでしたがサンダーストームが接近する前までフライトすることができました。

夕食後には簡単なミーティングも行い、チームらしくなってきました。

JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ


4月5日(木) フェスティバル前日ですが、タンデムスタート!

朝起きると、すでに廊下に日が差し込んでいます。外に出てみると昨日と打って変わって快晴。ホテルの前には高度差500mほどの山が見え、テイクオフらしき場所もすぐに確認できました。ランディングもホテルの前のサッカー場。移動には苦労しなさそうです。

さっそく朝食を食べ、テイクオフへ。テイクオフからは褐色の大地とカウカウの町が一望できます。アフリカらしい景色にテンションも上がりますが、今日は本流が裏から吹いておりすぐにテイクオフさせてくれなさそうです。南斜面のサーマルブローを待ってフライト。湿気が多いせいか、サーマルもマイルド、気持ちよくまず1本サーマルフライング。本番は明日からですが、2本目にはナイジェリアでパラグライダーを習い始めた方とのタンデム。各国の方たちと知り合いになれるのもタンデムならではです。すでにオーバーキャストしておりフライダウンでしたが、ガーナでの初タンデムは無事Happy Landing。ガーナではランディングしてからが一苦労です。たくさんの子供たちがパラグライダーの着陸を待ち構え、あっというまに囲まれてしまいます。車が迎えに来てくれていれば、すぐに乗り込めますが、そうでないとしばらくは子供たちの中から抜け出すことができません。

といったかんじで練習日は終了。明日から本番。町も賑やかになりそうです。

JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ
JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ


4月4日(水)フェスティバル2日前~5時間のドライブで現地入り

 昨日の昼食の後はひどい時差ボケで、気づくとすっかり日付が変わっていました。今日の首都アクラは雨。昨夜、オーストリア、フランスから到着したメンバーとまずはゆっくり朝食をとりながら情報交換。昨年も来ているパイロットからの情報は役立ちます。

アクラは首都とはいえ、近代的なオフィスやビルはごく一部。まだまだ発展途上ですが、その分、生活力が強いというか、すごくエネルギーを感じます。ややその力に圧倒され気味です。

 今日は開催地カウカウへの移動日。バスで5時間、街から離れるとすぐに赤土の悪路が続きます。舗装のために工事をしている場所では中国人らしき技術者が指導に当たっています。渋滞、売り子の往来、走りたいところを好きなように走る車、人ごみ・・・いつもと違う海外に色々なことを考えながら、そんな景色を飽きずに見ていましたが、4時間では着く気配はまったくなし。すっかり日も暮れると明かりも乏しく不安になりますが、ドライバーはお構いなしにアフリカ音楽を聴きながら快調に飛ばします。揺れることさらに2時間。ようやく前方にカウカウの街の明かりが見えました。

明日はエリアの視察がてらフライトの予定です。朝起きたらどんな景色なのか楽しみです。

JPA教育事業部のブログ JPA教育事業部のブログ


Ghana Paragliding Festival 4/3(火曜日)

日本を出発して24時間、アフリカ・ガーナに到着しました。空港を降りると、次から次へとチップの催促、タクシーの勧誘が続きました。ようやくガーナ政府観光局の車に乗せていただきましたが、道路には様々な売り子が窓越しに販売を迫ります。いささか嫌気がさしましたが、そのパワー、生活力には脱帽です。

ちょうど30分ほど前にこのフェスティバルのオーガナイスをしているサブリナがアメリカから到着しており、さっそくこのフェスティバルに関してあれこれランチを取りながら聞いてみました。サブリナはガーナの学校でボランティア活動をしている頃、ちょうどこのフェスティバルでパラグライダーを体験したそうです。これをきっかけにパラグライダーを始め、習得したそうです。

今晩、そして明日の午前中にはすべてのパイロットが揃います。今日は首都アクラに一泊しますが、明日集合し次第、開催地Nkawkawに移動します。

ガーナの今はちょうど乾季から雨季への変わり目。雨季とはいっても雨は少ないそうですが。それにしても蒸し暑い、気温は連日35度ぐらいになりそうです。

開催地に移動するとネット環境は期待できそうもありませんが、つながるようであれば随時レポートしていきたいと思います。

レポート:岡田 直久(教育事業部長)

JPA教育事業部のブログ