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JPA・ドイツセッション2012
今日からドイツ入り、5/15までドイツ全土を回り、関係各所とミーティング、トレーニングを行ってまいります。
JPAが設立してすぐの2004年、ドイツDHVからクラウス氏を招へいし、インストラクターの教育改革を実施。そこをベースとし、作り上げた「パラグライダー最新テクニックブック」はパラグライダー教本のロングセラーとなり、改訂版が増刷されるまでになりました。
教育システムができあがった2005年にJPAとしては初めてドイツを訪問。DHVの協力のもと、グライダーチェック、セーフティートレーニング、当時のDHV認証テストなど様々な分野の研修を行ってきました。また、DHVの制作した「スカイスポーツ気象学」DVDの日本語版を制作することになったのもこの時です。
2008年、ヨーロッパでは認証テストの変革期となりました。JPAではアカデミー(EAPR)を訪問。様々な話合いを持ち、認証テストの実情を日本にフィードバックしました。定期的な訪問での情報交換、パラシュートシンポジウム、パラーモーターシンポジウムへの参加などアカデミーとの連携は確固たるものとなりました。
現在ではすべての認証テストの結果は日本語で閲覧できますが、これはすべてJPA、アカデミーの協力関係によるものです。
JPAの教育システムはドイツの様々なパラグライダー組織に習うところから始まりました。そして、それを消化し、日本スタイルを作り上げることで発展してきました。
結果として講習生のみなさんが効果的にパラグライダーを学ぶ環境、パイロットのみなさんが安心してフライトできる環境を作りあげることができました。その一端は、事故の大幅な減少に見て取れます。
今回の訪問も有意義なものとすべく、すでに準備を整えドイツ入りをしました。詳細は追ってご報告してまいります。
JPA教育事業部 岡田