アシスタントインストラクター養成研修会および検定会 2/27-3/1(3日間)茨城県エアパークCOO

これからアシスタントインストラクターを目指すみなさんが、春の訪れを感じさせる茨城県のエアパークCOOに集まりました。今回受験の方は5名。約25時間の研修そしてそれに加えて検定が行われました。今回受験の方たちはすでにタンデムやスクールのスタッフとして活動されています。はたして「プロ」としての意識はいかんばかりか・・それが試される3日間となります。
研修内容は多岐に渡ります。まずは、「インストラクター」としての心得、そして基本となる「テイクオフ技術」。ここですでに初日のお昼過ぎ。足早に行うこともせず、確実に研修科目を消化していきました。
2日目は7時にはシャトルに乗り込み、フライト実技開始。研修終了は日の暮れた夜7時。終了後、講習実技の科目が各自に通達されました。
3日目、前日終えることのできなかった研修を引き続き行い、その後、検定開始。1次、2次の学科試験、お昼をはさんで1次、2次の講習実技。すべての検定が終わったのは15時すぎ。各自の感想、各検定員の総評をいただいたところで、すべての日程を終了しました。
結果は後日通知されます。

お疲れ様でした。

検定員:
小野寺久憲
関沢孝之
岡田直久
前堀善斗
西野力也

会場:エアパークCOO(茨城県)



2018年レスキューパラシュートリガー更新講習会(関東)


2018年レスキューパラシュートリガー更新講習会(関東) 2月15日、16日

今回は、関東で2回に渡りリガー更新講習会で各地から1日10名ずつの20名更新会でした。会場の関係で1日目は、真壁体育研修センター。2日目は、八郷中央公民館にて行いました。
午前中は最近におけるレスキューパラシュート事情、事故のインシデントと皆さん活発な意見が出て有意義な時間でした。
機材の変化に伴いレスキューパラシュートからディプロイメントバック、グリップ、ハーネスまでの展開については使用者の体型まで気を配ることの再々確認、常にメリットとデメリットの理解が必要です。
お昼前からは、ゲインインターナショナル、アエロタクト、エアハートなどの協力を得て、最新クロスパラシュートを借り受けて、実践リパックです。みんなで検証しつつ、16時までの更新講習会でした。皆様お疲れ様でした。



2018 JPAパラシュートリガー・マスターリガー更新講習会 丹波


前夜は関東方面が大雪で参加する方々が来られるか心配でしたが、早めの出発で全員無事に現地に到着いたしました。
今回のテーマはクロスタイプのパラシュートを用いてリガーとしての役割を深めることです。前回の更新講習会ではクロスタイプはまだ出始めで新しいものでした。それから3年経過した今、進化している様々なノウハウを学びました。受講している方々は十分に経験を積んでいるリガー達です。講義中は活発な意見があってお互い学びがあって有意義な時間でした。
実技では、全員もくもくとパラシュートを畳んでいきます。
使用したクロスタイプパラシュート5種類ありそれぞれ形が違いますが、基本は同じことです。均等にパックしたものが正しく展開されるようにイメージしながら畳むだけ。
細かい疑問点を解決したり、技術的なものも修正しながら、あっという間に時間がすぎていきました。
17時には片付けをして、更新講習会終了しました。
おつかれさまでしたー




パラシュートリガー検定会 茨城


12月20日(水)、21日(木) 2日間
JPAリガー研修検定会
茨城県石岡市瓦会地区公民館
講師:三浦新二(KPSパラグライダースクール)

12月20日(水)、21日(木)と2日間の予定でした。参加者は浜名湖パラグライダースクール飯塚涼太さん、エアーパークCOO小熊健さん2名です。二人とも20代で若くこれからの業界の未来ですので、こちら側も責任を感じ、お互い緊張下の中でスタート。
まずは、今回お借りした公民館の中には座敷がありそこにテレビもありましたのでそこで映像を交えながらリガーとしての心得からインスペクション、リパック、収納といった順に座学講習を行いました。
お昼前にはリパック会場セッティング広さは申し分なく床にブルーシートを引いて実際にパラシュートを投げ、さらに走ってパラシュートが開さんできるかテストも試みました。ラインファーストでラインが出てその後ディプロイメントバックが外れ展開することを実感しました。
テーブルセッティングは、思いのほかテーブルが痛んでいたため、テーブルの上にブルーシートを引いて実技開始です。キャノピーのインスペクション、ラインのタングル等課題も作りそれぞれタイプの違うパラシュート、ディプロイメントバックでラインソートまで行いました。

2日目は、タンデムパラシュート、クロスタイプといったまた違うパラシュートのリパックそしてハーネス収納までの作業でした。もちろんただ作業するだけでなくそこには、パラシュートがどう展開するのか、こだわりを持って行えたと思います。また、ログブックを見て使用者を想像してこのパラシュートを使うときはラストチャンスと思いながら責任感を持って作業に取り組んでもらうよう心がけました。
結果2日間とも予定時刻は過ぎ、2日目は会場の関係で最後はエアーパークCOOのクラブハウスをお借りして学科試験を行い無事終了しました。
今回、新しく2名レスキューパラシュートリガーが誕生いたしました。おめでとうございます。



パラシュートリガー検定会 丹波


12月20日(水)21日(木)の二日間にわたって行われたパラシュートリガー検定会
講師・検定員は只野正一郎が勤めました
会場となったのは丹波市青垣支所アリーナのリハーサル室
縦長のパックするにはちょうどいい環境です。参加したのはVANスカイスポーツの森啓太さん。マンツーマンになりますが若さと情熱があるので伝えなければならないことをしっかり詰め込んでもらおうと思います。



9時に講習会が始まり、最初にリガーの心得を学びます。パックするだけのテクニックより、リパックする環境や細かいところまで見る目などが必要なのです。どのような環境でパックしなければならないか?こまめに手を洗う理由など学ぶことはたくさんあります。
お昼前まで講義をして、いよいよ実技講習です。まず手始めにインスペクション(点検)をしてリパック・ラインストーまでやりました。ラウンドパラシュート(丸型)は比較的簡単に畳めますが、いくつか形の違うディプロイメントバック(インナーコンテナ)への収納とラインストーは若干難易度が高くなります。ラインをテンションしてシワをとりながらストーしなければならない理由を説明しながら進めていきました。
ラインストーまでできると次はハーネスへの収納です。ここではせっかくパックしたパラシュートがスムーズに引き出せて展開していくようにしなければなりません。ハーネスの種類も様々あるのでコンストラクションを理解しておかなけでばならないのです。
1日目が終わったのは21時。休憩もはさみながらですが、とても貴重な時間だったと思います。
2日目も9時からスタートです。昨日とちがって、今日はクロスタイプのパラシュートを使います。
ラウンドとパックする形は異なりますが、基本は同じです。まずマニュアルを見ながら畳んでいきました。ここでもコンストラクションを理解していないとなんとなく形通りのパックになるので時間をかけて進めていきました。最初はぎこちない作業でしたが、徐々にいい感じになっていました。
17時から実技試験と学科試験をして終了です
結果は、合格です!
最後にもう一度リガーとしての心得を伝えました。濃厚な2日間だったと思いますが、常に心得を肝にこれからリガーとして活動していただきたいと思います。



<参加者の感想>
今回の検定を受けるにあたって、自分でもそれなりの練習を重ねたと思っていました。
しかし、実際検定会が開始して一つ一つの技術やリガーとしての心構えそれらすべてが自分が考えていたより高いところにあり自分の練習甘さを痛感しました。
綺麗にパラシュートが開くにはどうパラシュートが開くかをイメージして全体のバランスを考え細部にまでこだわってパッキングする事が大事です。
パッキングの際の左右のバランスや厚さを均等にする事、パッキング以外でもブライダルコードの長さやグリップの長さハーネスとの相性などこだわるところは色々あります。
しかし、検定前の私は全体ではなく一つ一つの部分でパラシュートを見てたような気がします。このぐらいでいいかと妥協もあったと思います。
今回の検定で一番勉強になったことはすべての事にこだわって作業をするということです。
リガーのパラシュートに対する色々な「こだわり」今回、この検定で垣間見たものはその一部分だけでしょうがその「こだわり」を知れた事が良かったと思います。

「こだわらずに作業するならリガーじゃなくても出来る。細部までこだわって作業しないならリガーの意味がない」今回、一番胸に響いた言葉です。このアドバイスを胸に今後リパックをしていこうと思います。ありがとうございました。