今季最終となるアシスタントインストラクター、インストラクター更新研修会が福岡県SSA平尾台で開催されました。あいにくの雨のためフライトはできませんでしたが、その分、有意義なディスカッションが行われました。今回の参加は9名、九州のメンバーに加えて本州からのご参加もありいつも以上に活発な意見が行き交いました。
さて今回のテーマは
-昨年の事故分析から、指導方法の見直し
-異常飛行の対処方法
-最新のパラグライダー構造のメリット、デメリット
午前中いっぱい、最新のパワーポイントを使用して講習をさせていただきました。お昼からは3月の事故対策会議、スクールミーティングで話し合われた内容をふまえて、みなさんでディスカッション。保険、技能証規定、スクール運営・・・輪になったテーブルでいろいろな意見がでて、今後のスクール活動に役立つ情報交換の場となりました。
セミナーを終えてSSA平尾台のクラブハウスへ移動。飛来校長からコーヒーをごちそうにながら、パラグライダーに関していろいろとお話し。インストラクター同士で話し合う貴重な一日となりました。
会場:西部公民館
協力:SSA平尾台、エアハートパラグライダースクール
更新:
山本 雅史(タートルズ)
佐藤 哲也(ゲインインターナショナル)
冨重薫(エアハート)
赤尾 浩太郎(エアハート)
飛来 尚美(SSA平尾台)
浦郷賢也(長崎フリーフライト)
河部 清治(トップアウト)
高木 弘志(JMB四国)
山口 博史(長崎フリーフライト) *敬称略
講師:岡田 直久(JPA教育事業部長)
連休最終日の今日、福岡県SSA平尾台にてパイロットセミナー開催に協力をさせていただきました。今日は飛べる!ということですこし早めに集合。テーマは今日のコンディションにぴったりの強風時のテイクオフ。30分ほど講義をさせていただいてテイクオフへ上がりました。すでに風が強めですが、飛べないこともありません。まずは、朝お話した内容をデモンストレーション。さすがに何台ものカメラに構えられるとヒューマンエラーが起きそうですが、入念にプレフライトチェックをしてテイクオフしました。テイクオフさえこなせば空中は飛んでいられそうなのでその後、パイロットのみんさんも続けてテイクオフ。ただ、途中から風速アップ。富重インストラクターから下山のコールがかかりました。
お昼前にクラブハウスに再集合。まずはテイクオフをビデオ解析。そして、今回のセミナーのテーマをひとつづつ掘り下げていきました。SSAのみなさん、フライトにはいつも非常に前向きで、講師の私もいつも気持ちよくお話をさせていただいています。今回は異常飛行の対応、昨今のグライダー構造の違いによる注意点、ランディングアプローチ・・・。少しでも今後のフライトにお役立ていただければと思います。その後はグランドハンドリング、夕方はパイロットのみでしたが再入山して、フライト。・・・今回のセミナーは終了となりました。
今回も講師に呼んでいただき、ありがとうございました。充実した1日となりました!
主催:SSA平尾台、エアハートパラグライダースクール
協力:日本パラグライダー協会
講師:岡田直久
2008年から行っているスカイエリア京北の春の安全講習会。今年も開催されました。前日は春の山菜で天ぷらパーティー。すっかりと楽しませていただきました。明けて、講習会当日。予報では昼から風が強くなりそうです。せっかくなので、まずは講習会に一本飛ぼうということになり、みなさんで京北の空を楽しみました。ひとまず、フライトを満喫したところで講習会開始。今回は昨年の事故をもとに、潰れの対処、潰れとクラバットの違いとは、最新パラグライダーの構造変化、異常飛行にどのように対応すべきか・・・と一気に2時間ほど講習をさせていただきました。毎年思うことですが、機材の変化の速さには驚かされます。2年前の資料を見ると、すでに古い印象さえ受けます。
講習会をひとまず終えて、空を見上げるとまだまだ飛べそうです。お昼ご飯も早々に、みなさんフライト開始。非常に穏やかなソアリングコンディションをみなさんで楽しみました。気づいた点は空中から少々アドバイスをさせていただきました。
フライト終了後、今回の講習会の総括。質疑応答など交えながら、まとめとさせていただきました。
この講習会はスカイエリア京北の田中校長から、会員のみなさまへの愛情にほかなりません。今シーズンもHappy Landingでいきましょう!
主催:スカイエリア京北
協力:びわ湖スカイパーク
講師:岡田直久(JPA教育事業部長)
photos by 藤田インストラクター
パラグライダーレスキューレベル2 認定検定会 合格
・宮城 隆太(スカイトライ) 4.13 立山にて
・及川裕孝(マップス) 4.19 白鷹にて
・佐々木祥悟(寒風山) 4.19 白鷹にて
みなさま、ご苦労様でした。今後の活躍に期待しております。
今回参加は、秋田寒風山1名、岩手マップス2名、山形トントンとんび1名、京都バーズ1名の計5名様、スケジュール8:00集合前には皆さん集まりやる気満々です。
すぐに白鷹トントンとんびSHOPでミーティング本日の課題とスケジュールの説明の後、8時半まずはアクシデントパイロット捜索の実技をスタートしました。二人一組になりそれぞれのチームでGPSを頼りに山の中へ消えていきました。時々本部と無線で通信しながら9:00~9:20にそれぞれ捜索を完了しました。移動の様子はライブトラックで本部では確認できよりリアル皆さんを把握できました。
次は、皆さん木登りしながらタスクの設置を行い更新チームと、検定チームに分かれてのカウンターラッペルでの救助実技。皆さん真剣に作業を行いました。特に更新チームは要求助者が意識無しのポットハーネス使用のパイロットに設定され、大変苦労していましたがそれぞれ無事救助できました。
最後は、皆さんで力を負わせチロリアンブリッチを構築。緊張感のあるシチュエーションの、講師陣からは時折厳しい指示が飛びましたが、全員協力のもと無事完了しました。
かたずけの後ミーティング、皆さんもう一度レベル2救助の大切さを再確認をして終了しました。お疲れ様でした。
レポート:植木 亨(トントンとんびパラグライダースクール)