2016パラグライダーレスキュー2更新研修会、認定検定会 山形県白鷹 4月19日(火曜日)

 今回参加は、秋田寒風山1名、岩手マップス2名、山形トントンとんび1名、京都バーズ1名の計5名様、スケジュール8:00集合前には皆さん集まりやる気満々です。
 すぐに白鷹トントンとんびSHOPでミーティング本日の課題とスケジュールの説明の後、8時半まずはアクシデントパイロット捜索の実技をスタートしました。二人一組になりそれぞれのチームでGPSを頼りに山の中へ消えていきました。時々本部と無線で通信しながら9:00~9:20にそれぞれ捜索を完了しました。移動の様子はライブトラックで本部では確認できよりリアル皆さんを把握できました。
 次は、皆さん木登りしながらタスクの設置を行い更新チームと、検定チームに分かれてのカウンターラッペルでの救助実技。皆さん真剣に作業を行いました。特に更新チームは要求助者が意識無しのポットハーネス使用のパイロットに設定され、大変苦労していましたがそれぞれ無事救助できました。
 最後は、皆さんで力を負わせチロリアンブリッチを構築。緊張感のあるシチュエーションの、講師陣からは時折厳しい指示が飛びましたが、全員協力のもと無事完了しました。

 かたずけの後ミーティング、皆さんもう一度レベル2救助の大切さを再確認をして終了しました。お疲れ様でした。

レポート:植木 亨(トントンとんびパラグライダースクール)



2016パラシュートリガー更新研修会 4/14(木)富山県立山

 今回の更新会は9名が参加。会場は立山山麓小見地区にあるコミュニティセンターをお借りしました。
 午前中の講義、まずはレスキューパラシュート関連の事故例報告とその考察を行いました。レスキューパラシュートが出ない(出しづらい)環境とは・ロガロパラシュートのコントロールは有効か・等について。また、開傘トレーニングについてはその重要性・事故防止に効果的なトレーニングとしての再認識が必要と思われます。今後の可能性についても、考慮すべきポイントです。
 続いて「円形、ロガロ、クロス」それぞれのパラシュートの構造と特徴を説明し、最新のクロスパラシュートのメリットも良く理解できました。
 最後は、リパックに関してのルール再確認を行い、講義終了。
 引き続き昼食までは、2人組でクロスパラシュートの構造確認&リパック手順のチェックを実施。(途中、構造についての補足説明)
 昼食を挟み、午後は各自でリパック作業開始。今後、増加すると思われるクロスパラシュート2タイプ+円形の計3個を、全員にリパックして頂きました。皆さん、やや慎重な面持ちでリパックを進め・・予定時刻にはキッチリ完了。
 会場片付け後、15時から総評を行い、15時半に撤収完了しました。
 ハーネス&パラシュートも、いまだ発展途上の様です。ブライダル取付ポイント、収納フラップの形状&素材、インナーコンテナ構造・・。リガ―の皆様、今年も頑張りましょう!

レポート:関沢 孝之(JMB立山パラグライダースクール、JPA教育事業部担当理事)



2016JPAパラグライダーレスキューレベル2更新研修会、認定検定会 in立山 4/13(水)

パラグライダーフライトを行う際には(他の野外活動同様)、生じうるトラブルに応じたセルフレスキュー、ファーストエイドの知識と技能を持ち合わせることが求められます。JPAでは教本に加え「パラグライダーレスキューBOOK」を作成。その中で、ツリーランに於ける基礎的なロープレスキュー技術が「レスキューレベル2」となります。安全な木登りと確実なカウンターラッぺル等の救助技術・さらに重要なポイントは現場への素早い到着、要救助者との合流です。その為には体力も欠かせません。

今回の受講者は佐々木君、宮城君の2名。宮城君とは初対面となります。
7時半・いつもながら予定より早く集合。速やかにミーティングを開始です。まずはそれぞれの自己紹介、パラグライダーレスキューを行うに際しての心構え、今日の予定等について話しました。
8時半・まずは規定に準じ、救助ポイントのナビゲーション(ウオーミングアップ)スタート。宮城君はナビゲーションもスムーズ、山をグイグイ登って行きます。佐々木君は旅の疲れもあり?やや遅れ気味でしたが、時間と共に調子を出してきました。
9時40分・目標ポイント到達後、スクールに帰着。小休止後、救助実技のポイントへ移動。
10時・まずは木登りのデモを実施しました。ギアの装着と注意点、木登りについてレクチャー。引き続き、隣接した木で木登り&ビレイを交代して実施。それと同時に、樹上にスリングとプーリー&ロープをセットして、宙吊りのセットを行いました。
(木登りに関して佐々木君、宮城君の習熟した動作が確認できました)
11時半・救助者とビレイヤ―を交互に行い、カウンターラッぺルでの救助実技開始。
12時20分・救助完了となり、ユマーリングで装備品を全て回収。
(ほぼ問題なく、救助実技は行われました)
13時・昼食  その後、午後の予定と内容についてレクチャー。
14時・午前とは場所を変え、宙吊り(幅広)をセットアップ。
14時半・チロリアンブリッジN型、ロープジャッキでの救助実技を開始。ここも、救助者とビレイヤ―を交互に実施しました。
15時40分・実技終了。ユマーリングで回収作業。
(2人共に初のチロリアンブリッジでしたが、スムーズにこなしました)
16時・スクール帰着後はミーティングと総評を行いました。

佐々木君と宮城君には、インストラクターとして持っているべきレスキューレベル3の認定検定会に是非とも参加して頂きたいと思います。レベル2に満足することなく、セルフレスキュー技術やファーストエイドについての継続したトレーニングを行うことが重要です。

レベル2更新:佐々木 泰文(ウィンパルパラグライダースクール)

レベル2合格:宮城 隆太(スカイトライ)







リガーおよびウインチオペレーター規定を一部改定

先日のスクールミーティングでお知らせさせていただきました通り、リガーおよびウインチオペレーター規定を一部改定いたしました。パイロット証所持者でスクールの承諾を得た方であれば取得できるようになりました。

http://jpa-pg.jp/020license/ よりご確認ください。

また、検定会はスクールからご依頼があれば、JPAが主催し開催を致します。

ただし、以下のことを条件とします。

・開催までには1ヶ月以上、JPAのホームページで告知をし、募集をします。

・最低施行人数に達しない場合は中止となることもあります。

・受験希望者に対して、スクールが事前に技能証課程に準じた教育を行っておくようお願いします。
 検定までに最低取得単位を満たし、ログブックで証明する必要があります。