昨日の昼食の後はひどい時差ボケで、気づくとすっかり日付が変わっていました。今日の首都アクラは雨。昨夜、オーストリア、フランスから到着したメンバーとまずはゆっくり朝食をとりながら情報交換。昨年も来ているパイロットからの情報は役立ちます。
アクラは首都とはいえ、近代的なオフィスやビルはごく一部。まだまだ発展途上ですが、その分、生活力が強いというか、すごくエネルギーを感じます。ややその力に圧倒され気味です。
今日は開催地カウカウへの移動日。バスで5時間、街から離れるとすぐに赤土の悪路が続きます。舗装のために工事をしている場所では中国人らしき技術者が指導に当たっています。渋滞、売り子の往来、走りたいところを好きなように走る車、人ごみ・・・いつもと違う海外に色々なことを考えながら、そんな景色を飽きずに見ていましたが、4時間では着く気配はまったくなし。すっかり日も暮れると明かりも乏しく不安になりますが、ドライバーはお構いなしにアフリカ音楽を聴きながら快調に飛ばします。揺れることさらに2時間。ようやく前方にカウカウの街の明かりが見えました。
明日はエリアの視察がてらフライトの予定です。朝起きたらどんな景色なのか楽しみです。
日本を出発して24時間、アフリカ・ガーナに到着しました。空港を降りると、次から次へとチップの催促、タクシーの勧誘が続きました。ようやくガーナ政府観光局の車に乗せていただきましたが、道路には様々な売り子が窓越しに販売を迫ります。いささか嫌気がさしましたが、そのパワー、生活力には脱帽です。
ちょうど30分ほど前にこのフェスティバルのオーガナイスをしているサブリナがアメリカから到着しており、さっそくこのフェスティバルに関してあれこれランチを取りながら聞いてみました。サブリナはガーナの学校でボランティア活動をしている頃、ちょうどこのフェスティバルでパラグライダーを体験したそうです。これをきっかけにパラグライダーを始め、習得したそうです。
今晩、そして明日の午前中にはすべてのパイロットが揃います。今日は首都アクラに一泊しますが、明日集合し次第、開催地Nkawkawに移動します。
ガーナの今はちょうど乾季から雨季への変わり目。雨季とはいっても雨は少ないそうですが。それにしても蒸し暑い、気温は連日35度ぐらいになりそうです。
開催地に移動するとネット環境は期待できそうもありませんが、つながるようであれば随時レポートしていきたいと思います。
レポート:岡田 直久(教育事業部長)
ガーナパラグライディングフェスティバル開幕に向けいよいよカウントダウンとなりました。ガーナに派遣される教育事業部長・岡田のもとにはガーナ政府観光局から正式な招待状およびガーナ税関からビザが届きました。また現地で活動をされている青年国際協力隊、日本人の方などから協力の申し出もいただきました。
4月4日(水) チーム合流。首都アクラから開催地へ移動
4月5日(木) 練習およびチームミーティング
4月6日(金) 開会式。タンデム開始
4月7日(土) タンデムフライト
4月8日(日) タンデムフライト
4月9日(月) タンデムフライト。閉会式
Sponsered tandem pilot Naohisa Okada