事故報告

先月、長野県において空中接触事故が発生いたしました。

ソアリング中のパイロットが空中接触し、絡み、片方のパイロットはレスキューパラシュートを投げもう片方のパイロットは投げなかった模様。
結果、適切な沈下速度にならず、二人とも怪我を負ってしまったようです。

どのようなシチュエーションであるかはおいといて、空中接触し、絡みが取れないと判断した場合二人ともレスキューパラシュートは投げた方が良いでしょう。
そして、生きているパラグライダーをある程度引き込み、沈下を安定させダウンプレーン現象に入らないよう、勤めるのがベストです。

レスキューパラシュートを必要とするケースは、空中接触と非対称コラップス等からの急激なスパイラルなどで約80%となっております。
フライトする前に、そうならないための事前準備はパイロットとしてしっかりと整えましょう。

そして、レスキューパラシュートのリパック(定期点検)はリガーに行って頂きましょう。

お怪我をされたお二人の一日も早い回復を願っております。