事故報告

大変残念ながら、ここ1ヶ月の間に50歳以上のパイロットの方の事故が続いて起きました。

パラグライダーは、幅広い年代層のパイロットが楽しんでいるスポーツです。
JPAとしても、今後増えるであろう中高年のパイロットの方々のフライトの安全を確保することが重要なことになると思います。

エリアへのビジターの受け入れは、その方の技量や装備の安全性の確認が難しく、特に注意が必要な状況です。スクールの皆様へは、パイロットへの注意喚起と徹底した安全管理を、お願いしたいと思います。

年齢にあったフライトスタイル、たとえば昼時はゆっくりと休むなどの余裕を高い年齢層のパイロットにアドバイスをすることも必要と考えます。
また、冬場は寒くて水分補給が不足しがちであり、これがフライト中のパイロットの体に悪影響を及ぼし、瞬時の動きを妨げる原因にもなりえますので、注意喚起が必要です。
寒い冬、ともすれば面倒で忘れがちな準備運動も、全員がしっかりと行うことも重要です。

自分の体調とその日のコンディション(風向風速のみならず、エリアの混み具合も含めて)総合的かつ客観的に判断し、時には飛ばずに帰る決断も・・・入れられたらよいのではないでしょうか?