乾燥した晴天が続きます
例年以上に乾燥した晴天が続き、数多くのクロスカントリーフライトが達成されている反面、インシデントも報告されています。
空中でのトラブルはパラシュート開傘、ツリーランディングということで難を逃れることができますが、対地高度のないテイクオフ、ランディングで異常飛行になってしまってはそうもいきません。以下の点の徹底をお願いします。
トラブルが起こりやすい場面としては
サーマル交じりのクロスウインドのテイクオフ
-頭上安定ができなければ取りやめる
-アクティブ操作で飛び立つ(=フルグライドで飛び立つようなことは絶対にしない!)
-対地高度が十分に取れるまで、スタンディングポジションの徹底
風向きが変わりやすいランディング
-途中でアプローチ経路は変更しない
-場合によっては追い風でタッチダウンになることも想定しておく
いずれにしても、サーマルコンディションでフライトする以上はアクティブ操作は必須です。グライダーの安定性に甘んじフライトできるコンディションには限界があります。