何を競うの?
パラグライダーで主流の競技は「レース」です。世界を舞台に行われるパラグライダーワールドカップ(PWC)も「レース」で勝敗を決めます。
JPAの競技会も「レース」で競技します。「レース」つまり、いかに速く飛べるかを競います。
GPSデータで設定されたターンポイントと、それを巡る順番が決められてコースが設定されます。(これをタスクと言います。)どの交差点で曲がるかを自分で確認しながらマラソンを走る感じです。
マラソンなら途中で休憩できますが、パラグライダーではサーマルを乗り継いでいかなければ途中で降りてしまいます。ここが難しいところです。「タスクを回りきること」=「ゴールすること」はビギナーにとって最初の目標となります。
他の競技方式には、時間は競わずどれだけ遠くに飛べたかを競う「フリーディスタンス」や、着地場所の正確さを競う「アキュラシー」などもありますが、まずは「レース」がどんなものか理解しましょう。