日本パラグライダー協会

会員の皆様からお寄せいただいた「ひやっとしたこと(インシデント)」を分類し、分かりやすくご覧いただけるようにしました。スクール様だけでなく、一般フライヤーの皆様にもぜひご覧頂き ご自身の安全フライトにお役立てください。

ひやっとノートフォーム

ゲレンデに不時着

テイクオフ直後、パイロットはコントロールのしずらさに気づき、上を見上げると左翼端が絡んでいるのを発見。まだゲレンデ上空をフライトしていたので、ゲレンデに不時着を試みる。なんとかコントロールしながら高度を下げるが、地面付近で失速。背中から落ちる。幸いケガなし。

非常に穏やかなコンディション。曇り空。

パイロットはリバースでグライダーを立ち上げ、翼に問題ないと思い(本人談)ふり返りテイクオフ。ただ、その後ろで準備をしていたパイロットはグライダーが立ち上がった時点で絡んでいることに気づき、「ストップ」と声をかけた。

テイクオフ後の目撃者はテイクオフにいた1名のみでしたが、見る限り絡んでいるものの普通に飛んでいた。絡んでいる側に進路が取られるということもなかった。

今年に入り、「ラインが絡んで」に起因する事故が多い。ラインチェックをしっかりすることはもちろん、頭上安定、確認といった基本的なことを確実に行うということが大切に思います。また、絡んで飛んでしまった場合の対応も知っておく必要がある。


2019/09/28

ヘルメットのかぶり忘れ

【パイロットレベル】タンデム
【天候状況】晴れ
【風速】1m/s
【状況】穏やか

【内容】
三人目のタンデムで
最後なので何度もお客さん、スプレッタバー、カラビナ、点検しました。点検を繰り返してフライトしました。
なんとヘルメット自分のを忘れてボーシが飛んでしまいそこできずきました。

【考えられる要因】
早朝からのフライトでいつもと環境が違い舞い上がっていた。

スプレッタバーにチック項目を貼り付けかくにんすることにしました。


2019/08/23

スプレッダーの付け忘れ

海外ツアー中の目撃情報です。
やや強めの風の中、テイクオフにて準備を進めるタンデムが数機。そのなかの一機が、パッセンジャーに左側のスプレッダーを付け忘れたまま、ライズアップ。風が強めということもあり、取りやめるにも取りやめることもできずテイクオフ。翼変形をしながらもフライト。パッセンジャーは片吊りの状態。テイクオフではパラシュートを投げるよう、多くのパイロットが大声で声をかけていました。
しばらくフライト後、パイロットはパッセンジャーを持ち上げ、付け忘れたスプレッダーをカラビナに取り付けることに成功。その後、通常フライト。


2019/07/14

春のコンディションは、スタンディングポジションで乗り切ろう!


春のテイクオフ、ランディングは気流も変化しやすいことが多いですね。テイクオフではしっかりと頭上安定をしてから飛び立ちましょう。最低でも5秒以上はスタンディングポジションで直線飛行を保ちます。
アプローチでも同様です。ファイナルレグは最低5秒以上スタンディングポジションで直線飛行をキープします。

座り直しやスタンディングポジションへの移行はスムースに行えるか、またスタンディングポジションでブレーク操作が問題なく行えるか、ハーネスシミュレーターでチェックしておくことも大切です。

春もHappy Landingでパラグライダーを楽しみましょう!


2019/03/07

ソフトリンクの使用について

カラビナの代わりに「ソフトリンク」が使用され始めています。カラビナのように頻繁にライザーをハーネスからつけ外しするには不向きです。多くはハイク&フライなど軽量装備でのフライトに使用されているようです。
取付にあたっては、その使用方法をよく熟知した方に依頼をしてください。スカイダイビングでラピッドリンク(金具)に代わり多く使用されていますが、取付は必ずパラシュートリガーが行います。

過去、カラビナの代わりにラピッドリンクを使用している方もいましたが、ネジを閉め忘れ空中で破損するといったインシデントもありました。新しい道具を使用するには、それによる注意点をよく理解しておくことが大切です。



写真はイメージです。


2018/11/13