補助動力付きパラグライダー技能証

今季より本格的に「補助動力付きパラグライダー」が動き出します。ヨーロッパではすでに電気モーターユニットが数多くリリースされています。補助動力の分野は2年前に先行して環境整備を進めていましたが、電気モーターの開発には思った以上に時間がかかり足踏み状態でした。ただ、各社時間をかけて開発を続けただけあってより良いモデルが数多く市場に登場しています。

どのようにこの電気モーターを楽しむか、すでにJPAにはカリキュラムができあがっていますが、再度すべてを見直す上で、琵琶湖のMKクラフトを訪れました。一日、たくさんのお話をうかがい、また実技を通じて理解を深めました。詳細は3月のJPA総会で発表させていただきます。


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レスキュー認定検定会

インストラクター更新研修会から一夜明けましたが、丹波市には断続的に雪が降り続いています。それでも林の中は比較的乾いていたので、2月から始まるレスキュー認定検定会の事前の準備を行いました。今季初の認定検定会は2月11,12日に九州で開催されます。九州での開催自体初めてとなり、すでにたくさんの申し込みをいただいています。

今年はすでに教本があるので、それに沿って行うだけですが、ちょっと環境が変わるだけで対応がかわります。このあたりが自然の中で行う救助のむずかしさでもあります。今回も雪という環境だけで感覚が変わりました。認定検定会当日まで各講師は準備万全に整えます。


2月の九州のあと、3月末に関東(エアパークCOO)での開催となります。みなさんのスクールには正しい技術と知識を持ったレスキュー認定者がいますか?



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インストラクター更新会・関西 1/27(木)

更新会の前日、TAKパラグライダースクールのご協力で、スクール事務所をお借りし、一日かけて準備をしました。朝9時から始め、昼になると雪がちらつく天候の中、夕方まで行い明日に備えました。

更新会当日の朝は雪がうっすらと積もっていました。参加者の皆さんが無事到着できるか心配でしたが、雪は交通には支障なく、8時45分の時間に全員が揃い開始することができました。


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 はじめに只野会長からあいさつのお言葉をいただきました。
 そして本題のイントロで事故を検証。参加者の皆さまからいろいろなご意見が出され、活発なミーティングがなされました。事故防止には「エリア管理」と「指導」が大切ですが、今回のテーマ「指導方法について」講義が進みます。よりよい指導方法を目指して、パイロットのスキルを上げることで事故「0」を目指します。事故が起こりやすい「テイクオフとランディング」の基礎の再確認と、常に新しい指導方法、より効果的なアドバイスが各スクールで行われることでしょう。


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昼食をはさんで、午後からは「正しい操作」。三次元を止まることなく動き続けるパラグライダーの操作の指導は非常に難しいものです。だからこそ勘違いや理解不十分、まったく理解できていないということあってはなりません。気流によっても動き方が違うパラグライダーの「正しい操作」は気流によって変化させなければなりませんので、指導方法はより難しいものとなります。
サーマル条件で飛びソアリングの機会が多くなるパイロットは、「危険回避」を安全に行えることが必要。その方法と注意点を説明させていただき、時間となりました。
参加者からの活発な意見交換があった今回の更新会は、指導方法を新しく考える良い時間になったことと思います。今後各スクールで新しい取り組みがなされ、安全な「正しい操作」が当たり前のようにできる全国のパイロットが増えることを期待しています。


講師:大澤 行英(BIRDSパラグライダースクール)

会場:兵庫県丹波市もみじの里

現地協力:TAKパラグライダースクール


明日、インストラクター更新会・関西

1月27日(木)は今季最初のインストラクター更新会が兵庫県丹波市で開催されます。今日は前日の最終ミーティングをTAKパラグライダースクールのクラブハウスをお借りして行いました。最近の状況を踏まえて、講義内容を決定していましたが、それをいかに伝えるべきか一日かけて話し合いました。
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リガー更新研修会・関東 1/24(月)

 当初予定していた筑波は雪。会場を取れなかったのが幸いしました。会場となった例年使用させていただいている鹿沼市菊沢コミュニティーセンターは雪の心配もなく、また設備も整っておりリガー更新会には最高の環境です。今回は急きょ、スカイパーク宇都宮の谷田教育事業部担当理事にお願いをして会場を手配していただきました。


 さて、更新会はKPSパラグライダースクールの三浦インストラクターに講師をお願いしました。所属する会社は以前、スカイダイビングスクールを行っていたこともあり、パラシュートとは古くから付き合いがあります。事前の打ち合わせでは、教材とするパワーポイントの製作、そしてそれからなにを伝えるかということを明確にしました。午前中いっぱいかけて行った講義、デモンストレーションでその目的は達成できたと思います。


 更新会をするたびに、もう教える内容もないだろうと思ったりしますが、道具が変化し続ける以上そんなことはなさそうです。最新の映像をたくさん見ながら、そのようなことは理解していただけたのではないかと思います。

 午後はI&R(インスペクション&リパック)。普段取り扱っていないパラシュートを選び、みなさんに行っていただきました。いつもと同じパラシュート、ハーネスですととかく手順、パターンで覚えてしまい、実際本当に理解しているのかどうかということが確認できません。理解をしたうえでのパックであれば、どのようなタイプにも対応できるはずです。途中、ややてこずる場面もありましたが、三浦インストラクターの的確なアドバイスもあり大きな問題もなく進行することができました。目標は16時に実技終了の予定でしたが、そこだけは目標を大きく上回り日暮をすぎた18時。焦って行っても、手を抜いて行っても意味はありませんので、時間以上に内容にこだわりました。ただ、次回は正確を持ちながらも時間にこだわりたいと思います。


 参加のみなさま、お疲れ様でした。世界のパラグライダーを見回しても、これほど確立されたパラシュートシステムはほかに存在しません。是非、裏付けされた理論に基づき自信をもってパッキングを行ってください。

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