| レポート
リガー更新研修会・関東 1/24(月)
当初予定していた筑波は雪。会場を取れなかったのが幸いしました。会場となった例年使用させていただいている鹿沼市菊沢コミュニティーセンターは雪の心配もなく、また設備も整っておりリガー更新会には最高の環境です。今回は急きょ、スカイパーク宇都宮の谷田教育事業部担当理事にお願いをして会場を手配していただきました。
さて、更新会はKPSパラグライダースクールの三浦インストラクターに講師をお願いしました。所属する会社は以前、スカイダイビングスクールを行っていたこともあり、パラシュートとは古くから付き合いがあります。事前の打ち合わせでは、教材とするパワーポイントの製作、そしてそれからなにを伝えるかということを明確にしました。午前中いっぱいかけて行った講義、デモンストレーションでその目的は達成できたと思います。
更新会をするたびに、もう教える内容もないだろうと思ったりしますが、道具が変化し続ける以上そんなことはなさそうです。最新の映像をたくさん見ながら、そのようなことは理解していただけたのではないかと思います。
午後はI&R(インスペクション&リパック)。普段取り扱っていないパラシュートを選び、みなさんに行っていただきました。いつもと同じパラシュート、ハーネスですととかく手順、パターンで覚えてしまい、実際本当に理解しているのかどうかということが確認できません。理解をしたうえでのパックであれば、どのようなタイプにも対応できるはずです。途中、ややてこずる場面もありましたが、三浦インストラクターの的確なアドバイスもあり大きな問題もなく進行することができました。目標は16時に実技終了の予定でしたが、そこだけは目標を大きく上回り日暮をすぎた18時。焦って行っても、手を抜いて行っても意味はありませんので、時間以上に内容にこだわりました。ただ、次回は正確を持ちながらも時間にこだわりたいと思います。
参加のみなさま、お疲れ様でした。世界のパラグライダーを見回しても、これほど確立されたパラシュートシステムはほかに存在しません。是非、裏付けされた理論に基づき自信をもってパッキングを行ってください。