| レポート
巡回コーチング ウィンパルパラグライダースクール(北海道) 6/18(初日)
天気予報ではフライトできるかどうか微妙なコンディションでしたが、朝は静穏。全員集合したところですぐに講習開始です。
先の震災ではここ北海道からも多くの義援金が寄せられました。まずはそのお礼とJPAの活動状況をご報告。そして、セミナーの内容へ。今回も実技テーマは「スロープ8」。その目的、方法、注意点を説明させていただき、シャトルでテイクオフへ。やや風が強めでしたが、前に出れば穏やか。普段の旋回との違いを感じながら、いかに効率よくロールインさせるかロールアウトさせるかに積極的にトライ。フライト後はビデオ解析をし、いったんお昼。
やはりハーネス調整がひとつの課題に思えましたので昼食後、ハーネスセッティング。その頃、エリアは再度静穏となり再びフライト開始。ハーネス調整をしたみなさんは見違えるようなロールインを実現。2本目より3本目と回数を重ねるごとにフライトはよくなり、みなさん納得のトレーニングとなりました。普段上昇気流ばかりでフライトするようになるとちょっと盲点となってしまっていることがあります。まずは安定した大気で自分の機材、翼面荷重で正しい操縦を覚える必要があります。気流に影響されないなかで操縦をし、今度は気流が変化しときとの操縦の違いを感じることがセーフティーフライトにつながります。
4本目上がるころには雨となってしまい、今日の復習をし、初日を終了。みなさんが帰られたあと、佐々木インストラクターは自主練。相乗効果でスクールのフライトに対するモチベーションはアップしてきたようです。
今日はこのあと懇親会。明日は朝練からスタートです。