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セーフティートレーニングDVD&Photos
カメラマンのPieereからDVDと写真をいただきました。
一見複雑に見えるアクロの動きも基礎技術と正しい理解のもとの積み重ねの上にできていることに気づかされます。自分がアクロをメイクすること以上に、すべての動きが現在明快に解析できることを非常にうれしく思います。
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カメラマンのPieereからDVDと写真をいただきました。
一見複雑に見えるアクロの動きも基礎技術と正しい理解のもとの積み重ねの上にできていることに気づかされます。自分がアクロをメイクすること以上に、すべての動きが現在明快に解析できることを非常にうれしく思います。
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フランス・アネシーにデビットを訪ねたSIVおよびAcroのセッションは無事終了しました。期間中、フライトは13本。フライトごと3回ほどのビッグマヌーバーにチャレンジできました。新たなフィギュアをトレーニングできたこと、指導方法および今後の計画について話あえたこと、収穫は十分でした。
7月9日には場所をドイツに移し、アカデミーを訪問。最新のENテストに触れてきます。随時、レポートをアップしていきます。
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前線通過後の今日、空気はすっかりと入れ替わり爽やかな朝を向かえました。予報では北風が強くなるとのことでしたので、9時のミーティング前から随時、各自の今日の課題を確認。さっそくシャトルへ乗り込みました。
やや空模様はいつもと違うものの、フライトはできそうです。私は今回の最終マヌーバーである「アスメトリックSAT」に集中しました。アスメトリックスパイラルの練習が十分にできていましたので、イメージは十分です。BOXに入ったところでスタート、今までにないフィーリングを感じ、演技が完成したことを実感しました。
村上選手は今日から競技用のグライダーでトレーニング。すでに日本でマヌーバーは行っていますので今日はフルストールをコンファメーションすることが目標です。フランスナショナルチームはデビットのコースを5日間受講し、徹底的に潰れからの回復とフルストールの練習をするそうです。最近のグライダーの傾向として潰れの挙動に変化が出てきています。異常な潰れを感じたら、すぐにストールに入れリカバリー。フルストールのマスターはナショナルチームの必須課題となっています。目標通り、クラバットの対応含め、「見て」「感じる」演技を行えました。
北風は徐々に強くなり始めましたが、お昼前になんとかもう1本。それぞれが今日目標としている演技をコンファメーションでき、納得のトレーニングとなりました。最後にビデオ解析、そして今回のトレーニングの総括。5日間まとめていたノートを見ながら、疑問点を解消し今回のすべてのトレーニングを終えました。
自分なりの実技目標をクリアしたこと、最近のグライダーの傾向を知ることができたこと、またデビットの指導方法を再確認できたこと、思った以上に実りある内容となりました。機材が変化すると同時に私たちも技術、知識をリフレッシュさせなければならないということを再確認しました。デビットとは今後もKeep touch。楽しみが増えそうです。
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今日も快晴の朝です。9時前には教室に到着。昨日まで反省などを踏まえ、今日のテーマを決めることにしました。私は動きの速いアクロ機のストールの制御、そしてアスメトリックSATへの準備へと進むことにしました。村上選手は新しいマヌーバーとしてSATに挑戦。そして、ストールの管理に自信を持ちたい
ということでフルストールの徹底練習。そしてグライダーを積極的に動かすためにウイングオーバーを行うこととしました。
全員のテーマが決まったところで、ワゴン車に機材を積み込み、テイクオフへ向け30分ほどのドライブです。
日曜日の喧騒がうそのように昨日、今日と朝一のテイクオフはとても静かです。集中力を高め、BOXへ向かって飛び立ちます。順番はテイクオフディレクターによって無駄なく管理されており、順序良く飛び出していきます。
テイクオフ前にはパラシュートのピンのチェックをされますが、レスキューグリップに取り付けているJPAのタグを見ると「これはなに?」と質問されます。デビットはJPAのこのシステムをフランスにも取り入れたいようですが、ここフランスでは無理だろうなと・・。それだけ今となってはJPAには世界各国がうらやむシステムが揃っています。
マヌーバーは慣れるまではとにかく余裕がありませんが、徐々に「見たり」「感じたり」「味わう」ことがリアルタイムに行えるようになります。翼の形を見たり、ブレークの引かれ方を見たり、動きの変化を感じたり、体重移動で翼の方向を変えることを味わったり・・・。それができるようになるためには効果的な練習を繰り返すしかありません。
今日は休憩もあまりとらず、フライト、フィードバックを繰り返し4本のフライト。自分のフライトのみならず、最近のアクロ機の動向や、シリアルモデルの挙動を多く見ることができました。
私はストールの制御がコンファメーションできたところで、アスメトリックスパイラル、アスメトリックSATと順を追って練習しました。幾何学な動きに思えるフィギュアもピッチの3要素をベースに考え方をまとめることができます。やはりピッチの3要素を完璧に理解することはパラグライダーの操縦において非常に重要なことのように思えます。
村上選手もストール、ウイングオーバーをコンファメーション、アスメトリックスパイラルまで行え実りある1日となりました。
最後はビデオ解析で1日を総括。疑問や問題点はここでクリアにし次につなげます。ただ、このようなビデオ解析も豊富な知識があってのこと。インフィニティータンブリングまでをこなすデビット氏はすべてのパラグライダーの動きを明快に解析します。もちろんあやふやな受け答えはしませんので、受講者にストレスが溜まることもありません。
今日もビデオ解析を終えたのが19時。明日は前線が西から接近し、日中にかけ通過する予報です。朝、チャンスがあればトレーニングは通常通り開始します。
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2日目の朝を向かえました。今日からはJPAのナショナルリーグで活躍している村上恭子選手もトレーニングに参加です。6月初旬に日本を旅たち、オーストリアで開催されたワールドカップからヨーロッパでどっぷりとパラグライダーのトレーニングをされています。デビットのトレーニングにはすでに先週参加しており、今日は実質3日目となります。
今日もミーティングは朝7時半から。2日目の私たちは9時集合でしたが、せっかくなので早めに行ってデビットの講習を聞くことに。
ちょうどセーフティートレーニング初参加の方が3名いらっしゃいました。初めの講義での話はやはり「ピッチの3要素」、そしていかに操縦しやすいポジション(姿勢)をセッティングするかということに尽きました。特にどのような場面でも操縦できる姿勢を取れることが重要です。私たちのハーネスは操縦席になるわけですので、日頃から快適にそして異常飛行状態になった際にも対応できるよう調節されていなければなりません。
今日も私は「ヘリコプター」から開始。繊細で非常に精度の求められるフィギュアなだけに、アクロパイロットの中でもこの練習はせず、より派手なトリックにチャレンジしてしまう方が多いようです。私は昨日の練習を踏まえ、動きを「感じ」「見る」ことがだいぶできるようになったので今日はより完成度を高めるべくスタートしました。エントリーは2種類、イグジットも2種類。できかけたように思えましたが、思った以上にアクロ機の動きは速く(デビットいわくアクロ機の中でも速いそうです)、少しでも迷いが生じたり対応が遅れると取り返しのつかないことになります。昨日、今日と2度ツイストしましたが、よりアクティブなリアクションが必要となります。ただ、色々な失敗から発見することも多く無駄はありません。
村上選手は大会で勝つことがパラグライダー技術向上の目的です。今回のトレーニングでは空中でより積極的に操縦をし、いかなる異常飛行状態にも対応できる技術を身につけることが課題のようです。そのために今日はウイングオーバーとストール系のマヌーバーの練習を高度を余すことなくつかい行っていました。
今日は3本のフライト。フライト後はビデオ解析。ビデオも非常に良く撮れており、デビットの解析も明快に行われます。ビデオ解析をすることでその日のトレーニングの内容をすべて消化することができます。
明日も好天が期待されます。9時トレーニングスタートです。
JPA教育事業部