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インストラクター検定会 9/11-12 エアパークCOO
今季の受験者は少人数だったものの、予定通りインストラクター検定会を開催しました。残暑の厳しい2日間でしたが、グランドスラローム、50mのユマーリング、講習実技など暑さに関係なくすべての検定科目を実施しました。
JPAではパイロットのみなさまに信用していただけるインストラクターの育成に今後も尽力してまいります。
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今季の受験者は少人数だったものの、予定通りインストラクター検定会を開催しました。残暑の厳しい2日間でしたが、グランドスラローム、50mのユマーリング、講習実技など暑さに関係なくすべての検定科目を実施しました。
JPAではパイロットのみなさまに信用していただけるインストラクターの育成に今後も尽力してまいります。
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朝、濃い霧が立ち込めていたオニコウベも机上講習が終わるころには花立のテイクオフが姿を見せだしさっそくシャトルに乗車しました。朝の机上講習では昨日の復習、そして今日のテーマを再確認しました。
花立のテイクオフには程よい風が入っており、みなさん積極的にフライト開始です。ランディング上空に来たパイロットから、ロールイン、バンク維持、ロールアウトにこだわり基礎技術練習。すべての演技はビデオに収めました。ソアリングできるようになると気流の変化、ピッチの3要素を感じながらフライト。環境、態位によりできる操縦できない操縦が決まります。
コンディションは1日よく、今日もみなさん3~4本フライト。普段なにげなく行っているフライトも細かいところまでこだわってみることで、みなさん色々な発見があったようです。フライト後はシャトルに乗るまで、常に質疑応答。非常に熱心に取り組まれていた姿が印象的でした。
15時過ぎ雨がパラつきだしたところで今日のフライトは終了。講義室に戻り、ビデオ解析。今回のテーマを今一度クリアにしたところで、巡回コーチング2日間の日程は終了しました。
今回は小野寺校長からの発案でオニコウベではじめて巡回コーチングを開催させていただきました。今後もJPAスクール、パイロットのみなさまに感謝されるような活動を協会として行ってまいります。ご参加いただいたみなさん、サポートしていただいたスタッフのみなさん、ありがとうございました。また、ぜひオニコウベの空でお会いできればと思います。
主催:サンライフパラグライダースクール
講師:岡田 直久
協力:日本パラグライダー協会
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9月8日(土)
オニコウベに来るたびに20年前のインストラクター検定会を思い出します。160名の受験者が体育館に一同に会した検定会はあとにも先にもこれが最後です。
その思い出の地、オニコウベでサンライフパラグライダースクール主催のセミナーを開催することとなりました。
天気予報ではやや強めの風が心配されましたが、小野寺校長からは「今日は一日大丈夫でしょ」と心強い一言。さっそく実技練習を想定した机上講習からスタートしました。まずは最近の事故の傾向。事故は心理的な要因によるものと、技術的な要因に分けられます。どちらも事故を減らすうえで考慮しなければなりませんが、今回は積極的に技術向上に努めることにしました。
パラグライダーを操縦するうえで知っておかなければならないこと。そのなかからテーマを絞り、今日の実技テーマを決定しました。テーマは「スロープ8」。普段行っていることですが、目標をはっきりさせ、ロールイン、ロールアウトにこだわってみると色々なことが見えてきます。体重移動、姿勢、ブレーク操作・・・発見がありました。
ロケーション最高の花立テイクオフから飛び立ち、気流の変化を感じながらソアリング、そして前に出てきてスロープ8を徹底練習です。校長の言われた通り、一日グッドコンディション。高度差の大きなエリアのポテンシャルを活かし夕方までたっぷり練習することができました。
フライト後はビデオ解析。そしてハーネス調整。理解を深め明日のテーマも決まったところで初日を終了しました。
明日もオニコウベです。
レポート:岡田 直久
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毎年、ゴールデンウィーク明けのこの時期、朝霧ネイチャーランドを中心に周辺のJPAスクールが協力しあって朝霧に訪れる修学旅行のみなさんのパラグライダー体験を行っています。
今年で早7年。昨年は震災後ということもあり、関東方面に修学旅行に来られる学校もほとんどありませんでしたが、今季は600名近くの生徒さんにパラグライダーをしてもらえました。
協力スクール:
朝霧ネイチャーランド(静岡県)
今井浜フライングスクール(静岡県)
パラパーク青木(長野県)
X-ZONE白根パラグライダースクール(山梨県)
KPSパラグライダースクール(長野県)
エアパークCOOパラグライダースクール(茨城県)
グランボレパラグライダースクール(群馬県)
スカイ獅子吼パラグライダースクール(石川県)
ウイングキッス朝霧(静岡県)
ご協力いただいたスクールのみなさま、ありがとうございました。
たくさんの中学生の笑顔から元気をもらいました!
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レポート:佐々木 泰文(ウィンパルパラグライダースクール)
6月9日・10日と北海道ウィンパルパラグライダースクールにて、昨年に引き続き2度目となるJPA巡回コーチングが行われました。
1日目。日中は強風予報でしたので、朝一番で何とか飛びたく集合午前8時でスタートしましたが、残念ながらエリアは朝から強風。午前8時半、JPAの岡田さんの講義開始。まずは、今回の実技項目は「ピッチング」。目的とテーマを明確にし、実技の説明とコントロール方法を午前中かけて講義を行いました。ピッチング1つとっても色々テーマがあり、今までの講習でピッチングをやっていた練習生やパイロットにとって刺激のある内容でした。説明を受け、すぐにフライトして体感したいところですが、エリアはまだ強風。
午後からはハーネスの調整をし、飛べるようになったときに備えました。天気は良いので外でグライダーの扱いを教えてもらったり、強風に強い人はグランドハンドリングを見てもらったりで、夕方飛べるコンディションを待ちました。
午後4時を過ぎて強かった風が弱まり始め、穏やかな風に。早速フライト実技を開始。次々にみなさんテイクオフをし、ソアリングができなくなった人から順次、テーマのピッチング1とピッチング2の実技をしました。基本中の基本、ピッチングがここまで難しいとは思わなかったと思いますが、みなさんだんだんコントロールできるようになり、ピッチング2も実技練習ができました。各自のビデオをハウスにもどり解説。午後7時一日目は飛べて終了となり、とても充実した一日となりました。12時間にわたるセミナーでした、参加されたみなさんお疲れ様でした。
セミナー2日目10時スタート。予報は悪かったですが、良い方にはずれ、穏やかに飛べるコンディション。早く集まった方から山頂へ移動、昨日に引き続きフライト実技の練習をします。2本~4本ほど練習ができ、ピッチングからアクセレーションターン・クライミングターンと発展させた実技を出来るまでになり、みなさん確実に昨日よりステップアップしていました。昼頃に北風が入り飛べなくなるまでみっちりフライト講習ができました。
午後からは午前に撮った演技をビデオ解析。質疑応答。そして異常飛行状態を学び午後3時、セミナーを終了しました。
普段サーマルで上げることばかり考えていたパイロットには基礎技術を磨く良い機会に、練習生には一歩先んじて最新ピッチングを指導してもらい大変勉強になったのではないでしょうか。
今回のテーマでもある「揺れをコントロールする」事。クライミングからサーチ、アクセレーションに至るグライダー挙動を感じコントロールすることがパラで飛ぶすべてといっても過言ではないので今後のフライトに大いに役立つことでしょう。所用で今回参加できなかった方は本当に残念。来年も行いますので是非ご参加いただきたいです。
無事2日間飛べて良かったですね。そして2日間お疲れさまでした~
JPA教育事業部