巡回コーチング・VANスカイスポーツ 準備日(6/3)

2011年度のJPA教育事業部の新事業として巡回コーチングを開催します。その初回となるセミナーが明日から徳島県のVANスカイスポーツにて行われます。
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準備日の今日は梅雨の晴れ間となりました。さっそく森校長と打ち合わせ。今回の目的、情報交換など優しい日差しが差し込むクラブハウスでコーヒーをいただきながら十分に行いました。その後、フライト。実技トレーニングのイメージを組み立てをしながら吉野川沿いのランディングに向かいました。


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フライト後は、雨対策。雨の時、どうするか・・・効果的な講習はなにか・・・森校長のお話を参考に準備を進めました。夕方にはセミナールームの設営。高山エリアに向かう途中にある三好体育館は明るさ、広さ、照明、メディア・・・クラウス氏の提唱するセミナールームの要素を十分に兼ね備えています。

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夕方、食事をしながら最終の打ち合わせ。森校長のモチベーションは非常に高く、あらためて気を引き締めました。
レポート:岡田


JPA安全普及事業部、教育事業部ミーティング

JPAでは安全普及事業部、教育事業部の執行部員が集まりミーティングを行っています。5月31日、関東および中部地区のメンバーが南アルプス市に集まり、一日話し合いを持ちました。

3月上旬に事故対策会議、総会を行い今季の方針を決めましたが、その後、大震災があり事業の一部を延期または見合わせをしていました。そんな中、東北地区からもJPAは事業をどんどん推し進めてほしいとの意見も多く、今季の方向性を再確認する上でミーティングの開催となりました。

10以上に渡る議案に際し、様々な意見を交換しながら最善の方向性を出すべく、夕方まで議論を交わし続けました。スピーディーにあとは実行していくのみです。


パイロットセミナーin北海道 巡回コーチング 2ndラウンド

1、名 称     2011年JPAパイロットセミナーin北海道

(JPA巡回コーチング 2ラウンド)


2、主 催     ウィンパルパラグライダースクール


3、内 容     パラグライダーの正しい操縦方法等

           ~飛行経路と迎え角の理解

           ~旋回理論

           *実技主体のセミナーとなります。

*ウィンパルに集合後、ルスツエリアに移動する場合もあります

*天候に応じて内容は変更される場合がありますのであらかじめご了承ください(雨天・荒天時はウィンパルにて座学を予定しております)。


4、対象者    有効なJPAパイロット会員証を有する方

         ウィンパルパラグライダースクール会員が有効の方(練習生から可)


5、日 時    2011年6月18日(土)、19日(日)  

*両日とも9時開始~17時終了予定(朝8時 受付開始)


6、集合場所   ウィンパルパラグライダースクール


7、参加費    12,000円(2日間) 7,000円(1日間)


8、講 師    岡田 直久 (JPAスーパーバイザー)


9、申し込み   所属スクールへ参加申込書をご記入の上お申し込みください。

         申し込み締め切り: 6月12日(日曜日)


10、持ち物   パラグライダー装備一式

         パラグライダー最新テクニックブック


11、その他   ・昼食は各自ご用意ください。

         ・他、必要事項がありましたら追って参加者の皆様に連絡させていただきます。


JPAパラシュートリガー更新研修会・東北 5/26

 朝から快晴の七時雨。集合時間前にマップス、寒風山、安比高原の各スクールの校長が集合し、2年に一度の更新会が始まりました。更新会を終えるたびにやり切った感がありますが、なかなかそうもいきません。この2年の間でもハーネス、パラシュートは著しく変化しています。道具が変化する以上、私たちの技術、知識をリフレッシュしていかなければなりません。2年に一度の更新会は貴重な時間となっています。最初の講義では最近の問題点などを総ざらい。バンジーコードをどうするべきか、グリップをどうするべきか細部までこだわり、事故ゼロを目指します。リガー研修会を始めた当初、ここまでこだわるの?との空気がありましたが、更新会を続けるたびに意識が変わってきました。みなさん、モノを見る目が肥え、このブライダルコードの付け方はこれでいいのかなど今までにない質問も飛び出すようになっています。

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 1時間ほどの講義の予定でしたが様々な意見が飛び交い2時間を超えました。さらにデモンストレーションをしながら講義を終えたのはお昼過ぎ。パラシュートは単純なようで奥が深いものです。昨年、アメリカでのパラシュート学会のセミナーに参加させていただいたとき、膨大な資料を見ながら実感をしましたが・・・。やはり、パラシュートの話は尽きません。

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昼食を取り、午後はパッキング。3タイプのパラシュートをみなさんそれぞれパックしました。パッキングの完成度は高いものの、まだよりよくできる改善点は存在します。そんなこだわりをもって、またなぜこのような方法が必要なのかより理解を深めながら作業を進めました。パラシュートの開傘はすべてが自然の流れで行われなければなりません。そのためにどうするか、よりよい方法はないか色々と考察しながらのパッキングは夕方までかかりました。一通り終えたところで、みなさんでディスカッション。パラシュートのこと、JPAのこと、東北のこと・・色々と話をしました。JPAが非常に良いコミュニティーとして日々進化していることを感じます。

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会場:七時雨山荘

協力:七時雨パラグライダースクール



更新:鈴木 考世(マップスパラグライダースクール)
   小野寺 久憲(寒風山パラグライダースクール)
   立花 圭介(七時雨パラグライダースクール)


パラグライダーレスキューレベル1,2認定検定会 5/25(2日目)

 今日から東北地区の植木理事も視察。要救助者、ビレイヤーも買って出ていただきました。安比のスキー部の学生にお手伝いをお願いし2日目の救助実技の準備は万全です。朝は道具の使い方など再点検。昨日と同じミスはしないよう心掛け、木からの救助の実技開始です。はじめにデモンストレーション。カウンターラッペルのシステムを理解していただき、そのあと登高者、ビレイヤーに分かれ救助。昨日までの実技は自分のことに没頭できますが、今度は助けるべき人がいるので、要救助者のためにといった意識が必要となります。ただ、どう救助するか理解がはっきりしないとなかなか要救助者を思う方向に意識は回りません。それでもみなさん救助は成功。午前中に1~2回の実技を行いました。

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 お昼休みは15分ほど。七時雨パラグライダースクールに届けていただいた弁当を早々に食べ、今回の最終実技、宙吊りからの救助に入りました。要救助者の位置もこの2日間でもっとも高くより実践的なシチュエーションとなりました。この実技は総合科目でもあります。これはデモンストレーションなく、必要な注意事項だけ事前にアドバイスを行い、イメージができた方から救助開始としました。時間には個人差があるものの、大きなトラブル、危険性を伴った行為などはなく全員救助成功。

 すべてを終えたところで支点の回収のため登り直し。道具をしっかりと片付けクラブハウスへと移動しました。

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 評価をしている間に、みなさんはようやくコーヒーブレイク。日焼けした顔には疲れとともにホッとしたような表情も見受けられました。総括ではみなさんの感想を伺い、お一人ずつに対して評価をさせていただきました。結果、全員合格、「日本山岳レスキュー協会」名の認定書を各自受取り、最後に植木理事から総評をいただき、2日間すべての内容を無事終えることができました。合格者のみなさんは、いざというときのための救助技術をより向上させるため、各スクールで練習を繰り返されることと思います。その際には、是非、各スクールのみなさんお手伝いをよろしくお願いします。

会場:岩手県・安比高原スキー場
協力:立花 圭介(七時雨パラグライダースクール校長)




合格者:

鳥谷部 亮(七時雨パラグライダースクール / たっこ229)
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澤口 勝広(七時雨パラグライダースクール)
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久保沢 仁志雄(七時雨パラグライダースクール)
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三上 祐司(チャレンジフィールドパラグライダースクール)
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