パラグライダーレスキューレベル1,2認定検定会 5/25(2日目)

 今日から東北地区の植木理事も視察。要救助者、ビレイヤーも買って出ていただきました。安比のスキー部の学生にお手伝いをお願いし2日目の救助実技の準備は万全です。朝は道具の使い方など再点検。昨日と同じミスはしないよう心掛け、木からの救助の実技開始です。はじめにデモンストレーション。カウンターラッペルのシステムを理解していただき、そのあと登高者、ビレイヤーに分かれ救助。昨日までの実技は自分のことに没頭できますが、今度は助けるべき人がいるので、要救助者のためにといった意識が必要となります。ただ、どう救助するか理解がはっきりしないとなかなか要救助者を思う方向に意識は回りません。それでもみなさん救助は成功。午前中に1~2回の実技を行いました。

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 お昼休みは15分ほど。七時雨パラグライダースクールに届けていただいた弁当を早々に食べ、今回の最終実技、宙吊りからの救助に入りました。要救助者の位置もこの2日間でもっとも高くより実践的なシチュエーションとなりました。この実技は総合科目でもあります。これはデモンストレーションなく、必要な注意事項だけ事前にアドバイスを行い、イメージができた方から救助開始としました。時間には個人差があるものの、大きなトラブル、危険性を伴った行為などはなく全員救助成功。

 すべてを終えたところで支点の回収のため登り直し。道具をしっかりと片付けクラブハウスへと移動しました。

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 評価をしている間に、みなさんはようやくコーヒーブレイク。日焼けした顔には疲れとともにホッとしたような表情も見受けられました。総括ではみなさんの感想を伺い、お一人ずつに対して評価をさせていただきました。結果、全員合格、「日本山岳レスキュー協会」名の認定書を各自受取り、最後に植木理事から総評をいただき、2日間すべての内容を無事終えることができました。合格者のみなさんは、いざというときのための救助技術をより向上させるため、各スクールで練習を繰り返されることと思います。その際には、是非、各スクールのみなさんお手伝いをよろしくお願いします。

会場:岩手県・安比高原スキー場
協力:立花 圭介(七時雨パラグライダースクール校長)




合格者:

鳥谷部 亮(七時雨パラグライダースクール / たっこ229)
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澤口 勝広(七時雨パラグライダースクール)
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久保沢 仁志雄(七時雨パラグライダースクール)
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三上 祐司(チャレンジフィールドパラグライダースクール)
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