セーフティートレーニング募集状況 & 日程修正

第一回(週末) 残り枠若干となりました。



第二回(平日)はまだ余裕があります。



お申し込みは


http://www.jpa.sakura.ne.jp/touroku_2011/other/touroku_st2011.php



からお願いします。また、第二回の開催を10/18-19の2日間としました。すでにお申込みの方にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願いします。



また、参加承諾書の送付は9月下旬ごろとなります。あらかじめご了承ください。



2011巡回コーチング チャレンジフィールド・青森 9/11(日曜日)

予定通り8時集合。西側ではすでに雨が降り出していますが、フライトのチャンスがありそうなので早速移動開始・・・としたところでやはり雨。無理せずセミナールームで講義となりました。

まずは昨日の復習。旋回理論そして振り子安定に対して様々な角度から理解を深めました。イメージはバッチリ、あとは継続練習あるのみです。一通り講義を終えたところで次のテーマ。

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みなさん、改訂版のパラグライダー最新テクニックブックを持っているということもあり、この教科書の内容について一通り説明させていただくことにしました。まずはこの教科書の意義、使用方法・・・そして各項目について。基礎技術、アクティブ操作、降下手段と十分に熟考されて作られた各テーマについて順を追って学びました。

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途中、休憩時間をはさみながら行いましたが、その間もハーネス調整、ノートへの記帳、先輩から後輩へアドバイスとみなさんの“やる気”はとどまることを知りません。ほとんど休みらしい休みはないまま時間は過ぎ、あっという間に夕方になりました。途中、みなさんに質問をしながら講習を行いみなさんの理解度をチェックさせていただきましたが、三上校長の指導の賜物かみなさんの理解に問題なし。大鰐の環境を活かし、みんなで楽しくパラグライダーを学んでいただければと思います。

終わるころ、雨も上がり晴れ間も見え出しましたが、山頂は残念ながら追い風。今回のセミナーはここまでとなりました。

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講師の私にとっても充実した3日間となりました。三上校長はじめチャレンジフィールドパラグライダースクールのみなさんには大変お世話になりました。ありがとうございました。


2011巡回コーチング チャレンジフィールドパラグライダースクール・青森 9/10(土)

青森の北から日本海に前線が延び、ここ大鰐(オオワニ)も曇り空。とはいっても基礎練習にはうってつけ。風向きが良くなるのを待ちながらセミナースタートです。まずは主催者のチャレンジフィールドパラグライダースクールの三上校長からご挨拶および趣旨説明。

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そして講習の本題へ。今回も実技課題は「スロープ8」。それを通じて、パラグライダーの動き、正しい操縦を理解することにしました。過去2回、VANスカイスポーツ、ウィンパルパラグライダースクールでも同じセミナーをさせていただきましたが、それらのフィードバックも踏まえ講習を進めました。風向きが良くなるのがどうやら昼ごろになりそうでしたので、午前中にハーネス調整も行い実技に備えました。
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お昼には予定通りフライト実技。まずは高高度フライト間近の学生とタンデムフライトでデモンストレーション。イメージができたところで順次フライトスタート。おっとその前にさすが大学生、しっかりと準備体操。そしてフライト後は1人ずつ走って来てフィードバックを受けに来ます。さすがです。

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すがすがしい空気の中、順調に実技は進み夕方雨が降るまで2~3本のフライトができました。ここ大鰐スキー場、高度差はあまりないものの、ゲレンデ沿いにスロープ8の練習を行うには最適です。環境を設定することで良い練習が継続して行えそうです。終了後は三上校長に撮っていただいたビデオを解析。さらなる理解を深め今日のカリキュラムを終了しました。
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明日は8時スタートです。


会場:大鰐温泉スキー場、あじゃらの森キャンプ場
主催:チャレンジフィールドパラグライダースクール


2011巡回コーチング チャレンジフィールド(青森県) 9/9

今季から行っている教育事業部の新事業「巡回コーチング」、すでに四国・VANスカイスポーツ、北海道・ウィンパルパラグライダースクールで開催させていただきました。そして今季3回目となる巡回コーチングを青森のチャレンジフィールドで開催です。青森では6年ほど前に田子229エリアでインストラクター、パイロット向けのセミナーを開催したのを思い出します。当時は私も教育事業部に入ったばかり、経験豊富なスーパーバイザー陣に交ざって勉強させていただきました。


準備日の今日はあいにく南西風。三上校長はクラブハウス周りの草刈りに汗を流されていました。フライトは無理そうでしたので、さっそく明日の会場の準備。鮮やかな緑に囲まれたあじゃらの森キャンプ場内の研修室はセミナーには最適な環境でした。

食事をしながらセミナーの内容の打ち合わせ。三上校長は「夜10時までお願いします!」と気合十分。10時までとはいかないまでも期待に添えるように頑張りたいと思います。セミナーには弘前大学の学生を中心に参加してくれるようです。


記:岡田



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2011アシスタントインストラクター、インストラクター検定会・富山県立山 9/7(水曜日)

レポート:前堀 善斗


初日にフライト実技検定は終了したので2日目の今日はパラグライダーレスキュー(自己脱出)から始まり2次学科試験そして講習実技2科目です。

立山は朝から南風のためすぐにはフライトできないコンディション。初日にフライト実技を行っておいて正解でした。

初日同様8時には集合し、まずは関沢氏よりパラグライダーレスキューを行うにあたっての道具の安全な使い方や注意点などに関してお話をいただき気持ちを引き締めます。

その後早速ランディング横の林に前日のうちにセットしておいた検定会場に移動し検定開始です。

基本的な宙吊りからの自己脱出を行った後は応用編です。使用できる道具を制限し、限られたものでの脱出方法に頭をフル回転です。その場で自分の知識と経験を応用し対応しなければなりません。ただ単に教本の型どおりに脱出ができる、というだけではこういった状況には対応できないでしょう。このような応用力はインストラクターとして様々なシチュエーションに正しく安全に対応するためにとても重要なことです。午前中いっぱい利用しての検定となりました。


午後は山野研修室に移動し残りの科目をすべて行います。

まずは2次学科試験からです。教育学・ヒューマンエラー・救急法に関する試験が行われます。その後は講習実技が2科目です。

1次講習実技はワークブック・サーマルソアリングからテーマを1つ指定し、2次講習実技はフライト実技の科目を指定されたパイロットレベルに合わせて実技レクチャーを行います。いずれも相手は講習生です。講習生に正しく理解してもらうことができる講習(レクチャー)の内容であるということが重要なポイントです。知識があるだけでなく、それをどのように伝えるかが求められる科目です。

実技レクチャーは実際に実技を行う前のレクチャーという設定なので、レクチャーを受けた講習生がその後すぐに安全に確実に実技を行うことができるように目的や方法・注意点など理解・イメージさせることが必要な科目です。


これで全ての検定科目が終了しました。みなさんがこの検定会で得たものを今後のスクーリングに生かせるように、自分のものにできるように活動していっていただきたいと思います。

合否発表は後日各スクール校長宛に行われます。


受験者のみなさんお疲れ様でした。

*写真は後日掲載