ブレークコードの縮み?
: 11:00
: 男
: パイロット
: 曇り
: 1m
: サーマル発生
: テイクオフ後、直線飛行でサーマルに進入。グライダーを安定させようとブレークコードを軽く引いたところアングルが上がり、コンスタントストールからフラットスピンに移行しグライダーがスパイラルダイブに入るところでレスキューを投げる。
レスキューの判断が早かったため、本人、機体、その他に損害はありませんでした。
: ・パイロットはフライトのブランクが長く年間日数も数日と少ない。
そのため、ついブレークコードを引き気味になっていたのではないか?
・機体をチェックしたところ、ブレークコードが縮んでいた兆候があり(約5cm)
ストールに入りやすい状態だったのでは?
などの条件が複合して起きたものと考えられるが、ブレークコードの縮みが大きかったことは見逃されがちなので注意が必要でしょう。
2006/08/16