明日から3日間、「アシスタントインストラクター、インストラクター養成研修会」が獅子吼、立山エリアを会場に開催されます。JPAの指導者になるためには、まずは3日間の養成研修会、そしてその後2日間の検定会に参加し合格しなかればなりません。良いパイロットを育てるために良い指導者の存在はかかせません。
まずは3日間、教育学、ヒューマンエラー、ワークブック、フライト技術、パラグライダーレスキュー、パラシュート・・・指導者に必要な科目すべてを学びます。
今回、いつものスクール内の講習と違った環境(施設を借りて)と講師が変わることで参加者には新鮮味が有ったようです。
また、今回の巡回コーチングを行うことで、スクール内の活性化と一つのテーマーに全員が向き合い行ったこと、今後の練習課題が見えてきたことなどスクールにとって得るものが沢山ありました。
スクールは与えられた練習課題をスムーズに行えるようサポートし次回につなげて行きたいと思っています。
VANスカイスポーツ
森 永年
7時前にはみなさん集合。天候も絶好の基礎練習日和となりました。簡単なブリーフィングをし、テイクオフへ。次から次へとフライトし、まずは最初のテーマであるスロープ8。昨日のコンディションではわかりづらかった種目でしたが、今日の絶好のコンディションのもと次から次へと演技を開始。みなさんもイメージが徐々に鮮明になってきたようです。南四国ではすでに雨が降り出しており、雨雲の接近が心配されたので、フィードバック後はすぐにまたテイクオフへ。2本のフライトでスロープ8への理解は深まりました。雨はまだ大丈夫、すぐ3本目。次は360度旋回。テーマは素早いロールイン、バンク維持、揺らさずにロールアウトです。高山のエリアポテンシャルを活かして何回も練習できます。パイロットの森下さんがすべてをビデオにフィルミングしてくださいました。天気はまだ大丈夫!すぐさま、パッキングをし4本目へ。みなさんのモチベーションは非常に高いです。こちらの種目も2本のフライトでおおむね完成。最高のトレーニングとなりました。
その後、やや雨がぱらついたので無理をせずセミナールームへ移動。撮っていただいたビデオを見ながらご自分のフライトを解析。理解をさらに深めたところですべての講習を終えました。
この巡回コーチング開催にあたっては主催スクールのVANスカイスポーツの森校長はじめパイロットのみなさんの協力のおかげで準備はじめ、当日の進行も申し分ないほどうまくいったように思えます。セミナー終了後も、フライト談義でクラブハウスは盛り上がっていました。次は秋?次は春?すでにそんな話も飛び出し、うれしい限りです。JPAのこのような活動が今後のみなさんのフライトに少しでもお役立ていただければ幸いです。本当にありがとうございました。
昨夜、森校長と散歩をしながら、JPA発足以来、すでにいろいろなことをしてきましたねといった話になりました。振り返れば確かに、JPAは様々な方のご協力を得ながらたくさんのことを信念をもってやってきました。このようなセミナーが開催できるのも同じ教本、同じ理解のもとに全国統一された指導カリキュラムがあるからにほかなりません。うれしいのはそれらのことがセミナー主催のスクールで実感できることです。特に今回も森校長はJPAの事業を積極的に受け入れ、スクールの活性化につなげていらっしゃいます。その成果はクラブハウスの雰囲気で感じ取ることができました。
会場:三好市三好体育館、高山エリア、水の丸エリア
主催:VANスカイスポーツ
2011年度のJPA教育事業部の新事業として巡回コーチングを開催します。その初回となるセミナーが明日から徳島県のVANスカイスポーツにて行われます。
準備日の今日は梅雨の晴れ間となりました。さっそく森校長と打ち合わせ。今回の目的、情報交換など優しい日差しが差し込むクラブハウスでコーヒーをいただきながら十分に行いました。その後、フライト。実技トレーニングのイメージを組み立てをしながら吉野川沿いのランディングに向かいました。
フライト後は、雨対策。雨の時、どうするか・・・効果的な講習はなにか・・・森校長のお話を参考に準備を進めました。夕方にはセミナールームの設営。高山エリアに向かう途中にある三好体育館は明るさ、広さ、照明、メディア・・・クラウス氏の提唱するセミナールームの要素を十分に兼ね備えています。
夕方、食事をしながら最終の打ち合わせ。森校長のモチベーションは非常に高く、あらためて気を引き締めました。
レポート:岡田