冬の研修会スケジュールまもなく発表

毎年、冬に開催している研修会の日程が決まりましたので、まもなくJPAホームページ上で発表されます。


1. アシスタントインストラクター、インストラクター、パフォーマンスインストラクター更新研修会

*3年に一度の更新が必要となります。失効しませんようご注意ください。


2.パラシュート リガー、リガー・マスター更新研修会

*2年に一度の更新が必要となります。


3. パラグライダー・レスキューレベル1,2認定検定会


4. パラグライダー・レスキューレベル3認定検定会

 *すでにレベル2所持者の方が対象です。


5. パラシュートリガー検定会

 *ご希望があれば開催します。ご希望の方は12/20までに事務局にご連絡ください。


6. アシスタントインストラクター、インストラクター養成研修会

 *6月に開催予定です。


7. パイロットセミナー

 *現在、九州での開催が決定。ご希望があればまだ開催可能です。


8. 事故対策会議

 *スクール業務に携わる方を対象に今年も3月に朝霧で開催します。


9. アシスタントインストラクター、インストラクター検定会

 *すでに養成研修会に参加し、受験資格を満たしている方を対象に9月に開催予定です。


レスキュートレーニング in Korea 11/18

いよいよセミナー当日です。8時過ぎにセミナー会場に行くとすでにたくさんのパラグライダースクールの車を目にしました。9時の開始前には会場は満員。
そして参加者にはできたばかりのJPAレスキューブック・韓国版が配られました。
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さて、そして9:00、総勢70名のセミナーいよいよ開始です。はじめにセイヤン(教育事業部責任者)のあいさつ。私を紹介してもらったところで講義スタート。進行は私が英語で講義、それをセイヤンが随時、韓国語に訳して話すというスタイルです。参加者の多さ、しかも海外ということで緊張しましたが、セイヤンとのコンビネーションで順調にパワーポイントを消化。予定通りすべてのページをコンプリート。講義最後には会長のGinさんからご挨拶をいただき、イントロダクション終了。実技トレーニング会場に移動しました。

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朝の霧もこのころにはすべて解消されました。まずはレベル1「木からの自己脱出」のデモンストレーション。70名に見上げられる光景はなんともいえないものでした。ここでも英語で解説しながらの講義です。重要なポイントは繰り返し話しながら、自己脱出終了。たくさんの拍手に迎えられて地上に戻りました。


そしてこの後は事前に決めた12グループに分かれてトレーニング開始です。林の中に70名がごった返しているようなかんじですが、事前トレーニングを行ったリーダーたちは雰囲気に呑まれることなく安全管理をしながら着実し進行しています。ほとんどの方が初めての体験ということもあり、最初はセイヤンと各グループを見回りながらアドバイス。2人、3人と行うと徐々に形になってきました。予定通りお昼過ぎには全員がチャレンジすることができ昼食です。
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今回も韓国風ケータリング。辛くて暖かい料理で、体も再度ウォームアップできました。30分少々の休憩ですぐに再開。レベル1「宙吊りからの自己脱出」。みなさん、このような状況からどのように脱出するのか興味深々です。マッシャーやロープジャッキなど新しい技術もあるので、理解しやすいよう、ゆっくり確実にデモを行うように努めました。
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そしてまた各自トレーニングです。トレーニングを行っているととにかくみなさんモチベーションが高いことに驚かされます。ともすればセミナーといえば、みんなの前で失敗したくないものでやらないで済むものならやらないで終わらさせようと思う方もいるものです。そのように斜に構えた人は誰一人としていませんでした。逆に隙あらば、2回、3回とチャレンジしようとします。この辺の意識は大いに学ぶべきものです。技術を気持ちでカバーしている精神的な強さを感じます。やはり最終的には「気持ち」です。


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そんな雰囲気の中、宙吊りの自己脱出も思った以上に早く終了。このあと、みなさんの強い要望もあり「木の登り方」「ユマーリング」をデモ。すぐに我先にと木に登り始め、セッティングしたロープをすべて回収しました。


日暮が近くなりましたが、最後にレベル2「カウンターラッペルでの救助」を披露。救助完了とともにここでもたくさんの拍手に迎えられました。そして総括。セイヤン、私、そして今回のためにお見えになった韓国航空協会の会長から総評をいただき無事終了。インストラクターのみなさんには修了証が手渡されました。使用した機材は希望者に販売、今後のスクール活動に役立てられます。このような形で、韓国でのJPAセミナーは無事終了。たくさんの方から「ありがとう」、そしてGin会長、セイヤンからも「Big Succes!!」と賛辞をいただきました。韓国滑空協会はレスキューBOOKの翻訳を快く快諾してくれ、このようなセミナーを開いてくれた只野会長はじめ日本パラグライダー協会に大変感謝していました。今後もアジアでのパラグライダー文化の発展のため両国、両協会はともに歩み続けます。

*写真は後日まとめてホームページにアップします。

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レスキュートレーニング in Korea 11/17

いよいよ、韓国のインストラクターのトレーニング開始です。今日はセミナー当日にお手伝いをしてくれるインストラクター10名が集まり、事前トレーニングを行いました。まずは明日のためにロープをセッティングしなければいけないため、木登りからスタート。リードで登る、アブミやデージーチェーンを使うことに慣れていないため戸惑いもあったようですが、デモンストレーションでいとも簡単に木を登ってしまったため、みなさん興味深く次から次へとチャレンジしました。明日は12グループに分かれてトレーニングを行うため、24本のロープを木にセッティングしなかればなりません。

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お昼は韓国風のケータリングサービスで食事。ただ、食べ終わってはすぐに練習するほどの熱心さ。モチベーションは高いです!

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すべてのセッティングを終えたところで、レベル1の講習。デモンストレーション→練習という手順で随時行いましたが、パラグライダーしか知らないパイロットですとカラビナはオートマチックに閉まるという認識が強く、ゲートの閉め忘れが目立ちました。そして、数名、宙吊りからの自己脱出も行い、ロープジャッキ、マッシャーの有効性を確認しました。トレーニングの最後はレベル2のデモンストレーション。宙吊りの要救助者をカウンターラッペルで救助するという方法を実演。みなさん、今までなんとリスクの高い救助をしていたか認識されたようです。

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日暮れも迫ってきましたが、すべての準備を再確認、そして明日のグループ分けなどを行い今日の予定をすべて終了。レストランで反省会を行い、明日のセミナーへの英気を養いました。オフィスに戻って、足りない備品をGinファクトリーで製作させていただき明日への準備は万端です。さて、明日は本番です。お手伝いしてくれるインストラクターのみなさんのモチベーションが高いので心強い限りです。

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レスキュートレーニング in Korea 11/16

韓国の朝は氷点下。凛とした寒さでキリッと目も覚めます。今回のセミナーは現会長がジン氏、教育事業部責任者がセイヤン氏ということもありますが、Gin Glidersの協力を多大に受けています。準備はGin Glidersのオフィスですべて行っています。


今日はムンギョンでのワールドカップでレスキュー隊長を任されたドゥンソク氏もお手伝いに来てくれ、今回の会場をすべて案内してくれました。セミナー会場、実技トレーニング会場とも申し分なし。ただ、参加者が70名を超えそうということでセミナー会場は満員となりそうです。実技トレーニング会場はキャンプサイトの中を使えるということで足場がきれいで、なおかつ適当に伐採されています。さっそくドゥンソク氏に事前講習をしながらセットアップ。はじめはハシゴに登って行うはずでしたが、せっかくなので一から木を登ることにしました。


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JPAパラグライダー・レスキューブックは午後にようやく翻訳を終え、印刷に。木曜日には参加者全員が手にすることができます。

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オフィスには使用する備品が続々と到着しており、すべて梱包を解いて確認しました。足りないものもはっきりしたので、今日中に手配をし今日の日程を終えました。

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明日はセミナー会場、実技会場のセットアップ。セミナーをお手伝いしてくれる5名のインストラクターの事前講習を一日かけて行います。


レスキュートレーニング in Korea

今週の木曜日(11/18)、予定通り韓国ハングパラグライダー協会主催のレスキュートレーニングが行われます。今日、現地入りし協会の教育事業部責任者のセイヤン氏と打ち合わせをしました。準備に当たっては、韓国ではレスキューブックの韓国語訳、トレーニングで必要な備品の製作、準備。日本ではそれに並行して、トレーニングの資料製作を行いました。事前の打ち合わせはインターネット電話を使用し、一か月以上前から毎日のように行われ、その甲斐あってかレスキューブックは見事に翻訳されていました。


トレーニングは韓国全土から66名のインストラクターが参加。オブザーバーを含めると70名以上のインストラクターが参加するトレーニングとなります。今回のトレーニングは2年に一度のインストラクターライセンス更新のためのものです。韓国に約120名ほどのインストラクターがいるそうですから、ほぼ全体の2/3以上の方に参加していただくこととなります。


明日は最終準備、あさっては事前トレーニングを行いトレーニング本番を迎えます。