毎年、冬に開催している研修会の日程が決まりましたので、まもなくJPAホームページ上で発表されます。
1. アシスタントインストラクター、インストラクター、パフォーマンスインストラクター更新研修会
*3年に一度の更新が必要となります。失効しませんようご注意ください。
2.パラシュート リガー、リガー・マスター更新研修会
*2年に一度の更新が必要となります。
3. パラグライダー・レスキューレベル1,2認定検定会
4. パラグライダー・レスキューレベル3認定検定会
*すでにレベル2所持者の方が対象です。
5. パラシュートリガー検定会
*ご希望があれば開催します。ご希望の方は12/20までに事務局にご連絡ください。
6. アシスタントインストラクター、インストラクター養成研修会
*6月に開催予定です。
7. パイロットセミナー
*現在、九州での開催が決定。ご希望があればまだ開催可能です。
8. 事故対策会議
*スクール業務に携わる方を対象に今年も3月に朝霧で開催します。
9. アシスタントインストラクター、インストラクター検定会
*すでに養成研修会に参加し、受験資格を満たしている方を対象に9月に開催予定です。
いよいよ、韓国のインストラクターのトレーニング開始です。今日はセミナー当日にお手伝いをしてくれるインストラクター10名が集まり、事前トレーニングを行いました。まずは明日のためにロープをセッティングしなければいけないため、木登りからスタート。リードで登る、アブミやデージーチェーンを使うことに慣れていないため戸惑いもあったようですが、デモンストレーションでいとも簡単に木を登ってしまったため、みなさん興味深く次から次へとチャレンジしました。明日は12グループに分かれてトレーニングを行うため、24本のロープを木にセッティングしなかればなりません。




お昼は韓国風のケータリングサービスで食事。ただ、食べ終わってはすぐに練習するほどの熱心さ。モチベーションは高いです!


すべてのセッティングを終えたところで、レベル1の講習。デモンストレーション→練習という手順で随時行いましたが、パラグライダーしか知らないパイロットですとカラビナはオートマチックに閉まるという認識が強く、ゲートの閉め忘れが目立ちました。そして、数名、宙吊りからの自己脱出も行い、ロープジャッキ、マッシャーの有効性を確認しました。トレーニングの最後はレベル2のデモンストレーション。宙吊りの要救助者をカウンターラッペルで救助するという方法を実演。みなさん、今までなんとリスクの高い救助をしていたか認識されたようです。


日暮れも迫ってきましたが、すべての準備を再確認、そして明日のグループ分けなどを行い今日の予定をすべて終了。レストランで反省会を行い、明日のセミナーへの英気を養いました。オフィスに戻って、足りない備品をGinファクトリーで製作させていただき明日への準備は万端です。さて、明日は本番です。お手伝いしてくれるインストラクターのみなさんのモチベーションが高いので心強い限りです。


韓国の朝は氷点下。凛とした寒さでキリッと目も覚めます。今回のセミナーは現会長がジン氏、教育事業部責任者がセイヤン氏ということもありますが、Gin Glidersの協力を多大に受けています。準備はGin Glidersのオフィスですべて行っています。
今日はムンギョンでのワールドカップでレスキュー隊長を任されたドゥンソク氏もお手伝いに来てくれ、今回の会場をすべて案内してくれました。セミナー会場、実技トレーニング会場とも申し分なし。ただ、参加者が70名を超えそうということでセミナー会場は満員となりそうです。実技トレーニング会場はキャンプサイトの中を使えるということで足場がきれいで、なおかつ適当に伐採されています。さっそくドゥンソク氏に事前講習をしながらセットアップ。はじめはハシゴに登って行うはずでしたが、せっかくなので一から木を登ることにしました。
JPAパラグライダー・レスキューブックは午後にようやく翻訳を終え、印刷に。木曜日には参加者全員が手にすることができます。
オフィスには使用する備品が続々と到着しており、すべて梱包を解いて確認しました。足りないものもはっきりしたので、今日中に手配をし今日の日程を終えました。
明日はセミナー会場、実技会場のセットアップ。セミナーをお手伝いしてくれる5名のインストラクターの事前講習を一日かけて行います。
今週の木曜日(11/18)、予定通り韓国ハングパラグライダー協会主催のレスキュートレーニングが行われます。今日、現地入りし協会の教育事業部責任者のセイヤン氏と打ち合わせをしました。準備に当たっては、韓国ではレスキューブックの韓国語訳、トレーニングで必要な備品の製作、準備。日本ではそれに並行して、トレーニングの資料製作を行いました。事前の打ち合わせはインターネット電話を使用し、一か月以上前から毎日のように行われ、その甲斐あってかレスキューブックは見事に翻訳されていました。
トレーニングは韓国全土から66名のインストラクターが参加。オブザーバーを含めると70名以上のインストラクターが参加するトレーニングとなります。今回のトレーニングは2年に一度のインストラクターライセンス更新のためのものです。韓国に約120名ほどのインストラクターがいるそうですから、ほぼ全体の2/3以上の方に参加していただくこととなります。
明日は最終準備、あさっては事前トレーニングを行いトレーニング本番を迎えます。