パラグライダー体験学習

静岡県の朝霧では「朝霧ネイチャーランド」が中心となり周辺のJPA公認スクールが協力し合い、中学生のパラグライダー体験学習を受け入れています。今年ですでに5年となり、5月上旬~6月下旬といった短い期間ながら全国から数多くの中学校の体験学習のお手伝いをしています。


JPAにはパラグライダー教育学、ヒューマンエラー理論、パラグライダー基礎技術といった一貫したカリキュラムがあるため、各スクールの意思の疎通は早く、良い連携のもとに行われています。

ちょうど今週が中盤戦、安全第一に6月下旬まで行います。


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養成研修会開催決定 リガー用品入荷

6月のアシスタントインストラクター、インストラクター養成研修会は予定通り開催いたします。申し込まれた皆様には追って参加承諾書をお送りします。お待ちください。


また、リガー用品として欠品していました、ラバーバンドのリムーバーが入荷しました。
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ラバーバンドを交換する際、指で取り外しを行うと コンテナの取付ループを傷つけることがあります。 それを防ぐためには専用の鉗子(カンシ)を使用 するのが有効です。 JPAリガーの方を対象に販売しています。


アシスタントインストラクター、インストラクター養成研修会〆切まもなく

6月に茨城県エアパークCOOで予定されているアシスタントインストラクター、インストラクター養成研修会の申し込み〆切は5/21となっています。

アシスタントインストラクター、インストラクターの検定会に参加するためにはこの養成研修会の参加が義務付けられています。今年の検定会は9月に予定しています。


すでにお申し込みの方には5/21以降に実施の有無のご連絡および参加承諾書の送付など行います。


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JPAレスキューパラシュートリガー更新研修会・白鷹

5月13日(木)

今日は白鷹町のドリーム館に会場を移し、今季最後となるリガー更新研修会です。8時すぎには皆さん集まり会場準備。8時半には机上講習開始となりました。この冬何度も行ってきたリガー更新会ですが、前回同様にここ最近の問題点、今後予想される傾向と対策、また質疑応答なども交えながら今回の目的をはっきりさせました。。そして、みなさんが実技を開始する前にはデモンストレーションも行い、イメージをはっきりと作り上げました。今回も普段自分が扱っていないパラシュートのパックを順番に行いました。求められる結果はパラシュートが開傘しやすいようにパックするということです。アメリカの教科書にもパッキングの一応の手順は紹介されていますが、実際にどうすればいいのかということはリガーの見識に委ねられます。特にパラグライダーの場合、ハーネス、パラシュートの組み合わせが多岐に渡るため、同じ手順を繰り返せば同じ結果が得られるというものではありません。それだけにより注意深く観察をしながら作業を進めなければなりません。
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今回は比較的普段パッキングを頻繁に行っている方が多かったせいか、作業もスムースに進みました。それでも1個目のパックが終わったのは13時を回っていました。スピードより正確さが重要ですが、正確に行うためには昨日のパラグライダーレスキューの手順同様に視野をいかに広く持てるかということです。確実に作業が行えているかどうかはその人の目の使い方を見ればわかります。


今回もJPAと協力体制にあるEN認証テスト機関“アカデミー”のインフォメーションを参考にシミュレーションを行い、みなさんも日進月歩の最新情報を実際に体験しながら知識。技術を習得されていきました。

日が長くなったせいかすべての作業が終わったころ、まだ外は明るかったので、いつもより早かったかなと思いましたが時計の針は19時を指していました。リガーは7年の成果が確実に出ています。リガー同様、パラグライダーレスキューの成果も確実に上げていく必要があります。今後もJPAは休まず活動を続けていきます。

report: アメリカ連邦航空局パラシュートリガー 岡田

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パラグライダーレスキューレベル1,2認定検定会・白鷹 2日目

5月12日(水)

断続的に降り続いた雨も朝にはあがり、今日も実技会場へ移動です。午後には雨も可能性も高かったので、今日は宙づりの救助からスタート。まずは講師陣のデモンストレーション。昨日行なった木からの救助の応用ですが、さらにいくつかの技術が必要となります。木を登り始めてからアッという間に救助が完了。方法だけではなく体の使い方、全体を見て作業を行うことなど当たり前のようにこなしますが、これがなかなかうまくいきません。まずは樹上という非日常の空間に慣れることが必要です。そのためには数多く木を登る必要があります。余裕が出れば作業をすること、そして要救助者を気遣うことができるようになります。グループごとに交代しながら宙づりの救助(カウンターラッペル)に臨みます。講師陣は救助者が全体を見ているか、確認作業をしているか、救助者自身理解をしながら作業をしているかということを注意深く見て、どうしても危険が伴いそうな場合はアドバイスが入ります。ただし、決して答えを言うことはなく、受験者のみなさんに考えてもらうようにするだけです。答えを言ってしまうのは簡単ですがそれではこの認定検定会の意味はありません。全員がこの作業を終えたのは13時過ぎ。時折雨も降りますが、天気は持ちそうです。

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午後は自己脱出を重点的に実技。スクールでパイロットに教えるべきは「自己確保をセットして救助を待ちなさい」ということです。ではパイロットはただ待っていれば助けてもらえるかということではありません。自分のある道具を使える、救助者の言うとおりに行動ができれば結果救助をしてもらうのに時間は大幅に短縮できます。そのためには、教える側が正しい知識、技術をもっていなければなりません。一般のパイロットが宙づりから自己脱出をすることは困難ですが認定者は様々な技術、知識が盛り込まれたこの方法をしっかりと理解しておく必要があります。すべての実技を終えたところで片づけ。ですが、再び一本一本木を登って機材を回収しなければなりません。リードで登る、ロープを登り返す、ユマーリングで登る様々な方法をもちいて回収。白鷹のスキーセンターに戻ったころにはうす暗くなっていました。最後、南裏さん、植木さんから総括。すべての予定を終了しました。今回が受験されたみなさんにとってはスタートです。そのためには忘れぬ前に練習あるのみです。



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これで今季のパラグライダーレスキュー認定検定会はすべて終了。軌道修正をしながら来季の準備をしていきます。この認定検定会はパイロットの方から受験できます。今回もパイロットの方が参加し素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。このようなパイロットが1人でも多く育ってくれることは各エリア、スクールにとってとても大きな財産となります。是非、認定者のもと練習をしてご参加ください。