| レポート
インストラクター実技検定・ウイングキッス朝霧
前回、悪天候により実施できなかったフライト実技検定を静岡県のウイングキッス朝霧で行いました。前線の南下に伴い、風の状態が心配されたので、受験のみなさんは7時半には集合。中川校長にご協力いただき、早朝から送迎およびビデオ撮影をしていただきました。8時過ぎにはファーストブローがテイクオフに吹き、早めにサーマルコンディションになってしまうことが懸念されましたが、安定した気流は長続きし次から次へとフライトすることができました。
検定科目は9科目。一度にどれだけの演技を行えるかは事前のフライトプランが重要です。人に見せることが前提ですので、いかに見やすくそして間延びせずおこなえるかがキーポイントとなります。
サーマルソアリングを求めに来たパイロットにはつらい時間帯が続きましたが、その分、私たちは時間をかけ検定を行うことができましたので大変有意義なものとなりました。
すべての検定が終わったあとは、ビデオ解析。あすからのスクール活動に役立てていただけるよう、ビデオを見ながらみなさんでディスカッション。正確に解析し、フィードバックするということはインストラクターの資質として大変重要な部分です。それが感覚的であったり、抽象的であったりすると講習生は理解することができません。いかにわかりやすく説明できるかということがインストラクターにとって必要な才能です。
さて、これですべての検定が終了。発表は後日となります。