| レポート
JPAパラグライダーレスキューレベル1,2認定検定会・丹波 2/15(初日)
前日に丹波はもちろん、京都も大雪だったようで参加者が現地にたどり着くことができるのだろうかと心配していましたが8時にTAKスクールへ行くと既にみなさん到着していました。
さっそくコーヒーのお湯が沸くまでミーティングをして8時半には早速会場へ移動しました。天候は時々小雪が舞う程度で九州で濡れてしまったロープが今日こそは乾く感じがしました。
最初は木登り。これはしっかり練習を積んだ様子で登りは好調でしたがエイト環の裁き方がもうひとつだったので「ゴボウ」といわれる登り方で練習。
午前中は2本ずつ出来たのでユマーリングも行いました。慣れていないのか腕がパンパンになっていたみたいです。
お昼はもみじの里で恒例のおにぎり弁当とサービスでつけてくれた温かい味噌汁で体力回復。
午後からは宙吊りからの自己脱出。練習ではデイジーチェーンを使っていたみたいだったのですが教本に載っているのが出来てから使いましょうとのイレギュラーな注文に参加者のみなさんは苦労しました。基本はまずは教科書に書いてあることから・・・規定種目ができてからの応用です。
これも2回行うつもりでしたが、時間切れ。最後はカウンターラッペル(木からの救助)のデモンストレーションを行い実技を終了。
明日のイメージがついたところで片づけ。本番のレスキューではロープをきっちりと片付け気を引き締めることで安全に下山をします。
18時過ぎに今度は会場を室内に変えて今日の復習と明日の予習をみっちりして最後に救助の心得などを講習しました。簡単に説明すると「目の前に救助の必要な方がいます。どうしますか?何もしないか助けを呼ぶか知識があるなら苦しんでいる人を搬送してあげることができますよ。さて、どうします?」
パラグライダーだけの世界じゃないのですね。どんなところでも使える技術になっていけるようにしなければ意味がないのです。
そんなこんなで日が暮れ、19時40分には終了となりました。
参加者は、ご飯食べた後にまだ自習していると思います。明日は7時半開始。がんばりましょう!
会場:兵庫県丹波市「もみじの里」
協力:TAKパラグライダースクール
講師:只野 正一郎(TAKパラグライダースクール)