| レポート
2018年安全対策会議開催
例年同様、この時期に『JPA安全対策会議』を開催させていただきました。
今年はフライト実技も行いたいと考え、参加者の皆様には朝早くからお集まりいただき、定刻通り8:30に開始となりました。
『着陸進入中の事故撲滅を目指して』というテーマを掲げ、アプローチに関する再確認と見直しと共に、新たなトレーニング方法と実践案を提案させていただきました。
昨年発生してしまった事故の要因として『アプローチミス』『ランディング時の失速』の比率が大きかった点に着目し、その対策案を考案させていただき、それに関して参加者の皆様に実践していただき、より具体的、実践的な対策案を作り上げることが目的です。
久しぶりのフライトを交えた安全対策会議で参加者のモチベーションは明らかに上がっています。やはり、机上だけではなく実践を通じて多くのインストラクターの方々のご意見を伺えることは非常に有効だと感じました。
翌日は、2017年の事故統計データの発表から始まり、講師の方をお招きして接客セミナーを開催しました。
『繋がる』というテーマを基に、普段はあまり深く考える機会の少ない「言葉』とその使い方に関して学び、パラグライダースクールの接客力の向上を目指します。ロールプレイングも交えてより実践的なシチュエーションで学んだことで、実践に生かしていただけるのではないでしょうか。
今年もお忙しい中、全国各地よりたくさんの方々にご参加いただき、有意義な2日間とすることができたと感じております。
ご協力いただいた方々、会場とさせていただいた富士山YMCAの皆様、ご足労いただきました保険会社の方々、講師をお引き受けいただいた大友様、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
2018年もJPAは会員スクールの皆様と共に、安全普及活動に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
安全普及事業部部長 前堀善斗