タスクの種類

主にエラップスタイムレースとゴールレースの2つがあります。
エラップスタイムレースは出来るだけ早くスタートして、タイムを競う競技です。早い時刻にスタートして、早い時刻にゴールした選手にボーナス得点が与えられます。
ゴールレースは一斉スタートとなり、とにかく1番にゴールした人が勝ちとなります。

タスク
このパイロンの順番で飛んで行きます。最近のGPSでは、この発表されたタスクをルートとして入力すれば、フライト中は次のパイロン方向を示してくれるタイプが主流になりつつあります。
入力のしかたは充分練習しておきましょう。タスク発表からゲートオープンまで時間はけっこう短いです。

スタート(時刻)の種類
決められた時刻がない場合は、好きなときにスタートします。でも早くスタートした方がボーナス得点(デパーチャーボーナス)が期待できます。クロックタイムスタートはスタート時刻が何回か設定されています。好きなタイミングのスタートタイムを選んでスタートします。一斉スタートはスタートがあらかじめ決められています。

クロックタイムスタートについて
空中でのスタートタイムがタスクブリーフィングで複数回設定されます。パイロットは空中で自分の好きなスタートタイムを選択してスタートを切ることができ、レースタスクで設定された場合は、より良いスタートの条件下を選択してスタートすることが出来ます。
これは個々でスタートするエラップスタイムレースと集団でスタートするレースの中間的なスタートだと考えて下さい。

例) 12:00最初スタート。10分後にクロックスタートをすると・・・ 当然12:00以前にスタートしたらフライングで0点。 12:00以降、12:10未満のスタートした選手のスタートタイムは12:00 12:10以降、12:20未満のスタートした選手のスタートタイムは12:10 以下同様にスタートする。

このスタートのメリットは、パイロット自身がスタートタイムを選べることと集団でレースが出来ることです。 デパーチャーボーナスは、当然最初にスタートしたパイロットが高得点です。

スタート(シリンダー方式)の種類

スモールシリンダーとビッグシリンダーの2種類があります。
スモールシリンダーは、スタートパイロン(デパーチャーパイロンとも言います)に設定されたパイロンを出るときの時刻がスタート時刻となります。ビッグシリンダーは、スタートパイロンの外側に大きなシリンダーが設定してあります。その大きなスタートシリンダーに入った時刻をスタート時刻とする方式です。

これらのスタート様式の組み合わせはこんな感じです。

タスク(とプロビジョナルタスク)

今日まわるルートです。この順番にシリンダーを通過して行きます。 プロビジョナルタスクと書いてあるときは、まだタスクが決定していません。“こんな感じを予定しています”という意味合いで早めにお知らせされています。

ゲートオープン時刻(ウインドオープン時刻)
この時刻からTO出来ます。
たまに時間延長が予告されていたりします。

スタート時刻
この時刻がきたらスタートしても良い時間です。

スタート時刻リミット(デパーチャーフィニッシュタイム)
この時刻以降にスタートした選手のスタート時刻は、全員この時刻になります。この時刻以降は、スタートしていてもいなくてもスタート時間になります。競技がサクサク進行するように設定されています。

ゲートクローズ時刻(ウインドクローズ時刻)
この時刻までにTOしないといけません。

ランディングクローズ時刻
この時刻までにランディングしないといけません。

帰着申告時刻
この時間までに本部に無事降りたことを報告します。メインLDまたはゴール以外のところにおりてしまった場合は必ず電話で本部に連絡します。

レポートバック時刻
この時刻までに自分がどこまで飛んだか、どこに降りたかをタスクレポートに書き、GPSと一緒に提出します。提出といっても、GPSはその場でパソコンにデータをダウンロードし、その場で判定されて戻ってきます。

本部電話番号
自分がランディング以外のところに降りた場合、即座に必ず電話して下さい。

ターン方向
テイクオフ前とかグライダーが密集するところの旋回方向を決めています。


以上がタスクボードの主な内容です。