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2012 PWC USA Task2

report by Ozawa
昨日降った雨のおかげか、空はクリアに晴れ渡っています。いいタスクができそうです。
速いタイミングでテイクオフに到着しゲートそばにセッテイィングし、ゲートオープンと同時に速くテイクオフできるように準備をします。


タスクが発表されました。なんと198km!西風に乗って東へ流していくタスクです。ウインドウオープンタイムは11:30、エアースタートは1:15後の12:45。198kmもあるものですから飛ばしすぎず、でも、遅くなると198kmゴールには間に合わないので出来る限り急がなければなりません。平均時速40km/hで行っても5時間かかる計算になります。長時間フライトの備え準備完了。いよいよテイクオフです。


ウインドウオープンからすぐにJPAチームは速めに出て1時間以上の空中待機です。エアースタートまでウォーミングアップといったとことでしょう。12:45、雲底近くからまずまずのスタートです。


すぐにコースが二つに分かれ、最短コースを竹尾選手がトップ集団と競り合いながら進みます。大澤選手、宮田選手、正木選手も続々と続きます。


中盤に入ってトップグループからワンサーマル遅れて大澤選手が着いていきます。時間は16時を回っています。急がないとゴールには間に合いません。ラスト50km手前で雲底までしっかりと上げてグライディング。大澤選手はトップ集団に追いつきますがゴールまで届くにはあとワンサーマルが欲しい!ゆっくりとサーマルを探しながら進みます。ですが、サーマルはもう終わっている感じです。シンクのないラインを選んで距離を稼いだ選手が176kmでトップでした。


大澤選手は14位で171km、宮田選手166km、正木選手159km、竹尾157kmとまずまずの距離をフライトできました。


やっぱり回収は時間がかかり、最後の選手が返ってきたのは日付の変わった、朝2時でした。


2012 PWC USA 練習日

アイダホ州は記録的な大山火事に見舞われ、ここSanvalley周辺も山火事に囲まれて大変なことになっています。エリア周辺は煙で霞んでいて、5km先が良く見えません・・・。
サーマルも煙粒子に熱を奪われてか、早い時間低い谷底は全く上がりません・・・。


それでも2日間の練習日が終わりましたが、初日は5400m。2日目は5000mまで上昇した選手がいました。我々も念のために酸素ボンベをレンタルし、高所に備えました。


食事は自炊です。初日はやっぱりステーキ!気合を入れすぎ食べ過ぎたので、今日は押さえてパスタ!正木シェフが腕を振るいました。


JPAチームはチームワークも良く、調整終了。後は大会開始を待つのみです。


2012 PWC USA プロローグ

2012年PWCシリーズも最終戦。アメリカステージがUSAアイダホ州Sun valleyで始まります。Sunvalleyはロッキー山脈の南の端に位置しているスキーリゾートで、東へ300kmも行くと有名なイエローストーン国立公園があります。町の標高は2200mもあり、テイクオフのあるBaldMountainは何と2800mです。



今朝の気温は6度まで冷え込み!そして日中は最高気温31まで上がりました。何と気温差25度もあります。おかげでサーマルトップは5000mを軽く凌駕するとのことですが、地元のパイロットは酸素ボンベを携帯して飛ぶようです。

到着して初日は、テイクオフ周辺に発生した山火事の消火活動のため、ヘリコプターが飛び回りフライトは自粛。


かつて経験したことのないハードなコンディションになることは間違いありません。体力勝負となりそうな過酷なステージですが、集中して臨みます。


JPAチームは宮田、正木(AirparkCoo)、廣川(浜名湖PGS)、竹尾、大澤(Birds)が参戦します。ご期待ください。